監督 トム・ティクヴァ
キャスト クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ウルリク・トムセン、ジェームズ・レブホーン、ベン・ウィショー、ローラン・スピルヴォーゲル、ジャック・マクギー
2009年 アメリカ、ドイツ、イギリス
ジャスト:ドラマ、アクション、サスペンス
【あらすじ】
国際銀行の不正な資金流出を察知した国際捜査官・ルイは、N.Y.検事局のエレノアと共に捜査に当たるが…。
【感想】
ただの銀行が武器の売買に絡んで殺しまでやってしまうというアイデアは面白かった。融資の決定などは一人の銀行員が極秘でやれば成立してしまうような性質のものなので、こういうことは(殺しは別として)本当にあるのではないかと思ってしまう。武器の売買もストラクチャードファイナンスを手がける投資銀行がいるから成立するのではないか。(武器はキャッシュを生むようなものではありませんけど・・・)
アホな話はさて置き、美術館での激しい銃撃戦はスタイリッシュで見ごたえ十分だった。ただ内容的にはこの部分がピークで以降はトーンダウン。ラストを含め、結果として萎んでしまったような印象を与えてしまったのはもったいないです。美術館がラストだったら最高潮で終われて良かったのに・・・。惜しい。
以下、軽いネタバレあり。未見の方ご注意を。
捜査の過程で法の限界を感じた主人公が強硬手段に出ることを覚悟するというパターンはよくあると思う。ただ本作の場合、それまでにあれだけ激しい銃撃戦を繰り広げておきながら、最後に強硬手段を覚悟するという主人公の思考回路は説得力に欠ける。相手が先に手を出してきた場合には敵を撃ち殺すことに何も躊躇がないのに、自分からは攻撃を仕掛けることは決してできないというポリシーはどこかおかしい。正当防衛だからとかではなく正義感とかの話。
もっとも本作は社会派映画ではないので、上記の文句はそれほど重要ではないです。一応書かせていただいた程度。美術館の銃撃戦だけで十分に満足してしまいました。テーマが好みなので+1点。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆
キャスト クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ウルリク・トムセン、ジェームズ・レブホーン、ベン・ウィショー、ローラン・スピルヴォーゲル、ジャック・マクギー
2009年 アメリカ、ドイツ、イギリス
ジャスト:ドラマ、アクション、サスペンス
【あらすじ】
国際銀行の不正な資金流出を察知した国際捜査官・ルイは、N.Y.検事局のエレノアと共に捜査に当たるが…。
【感想】
ただの銀行が武器の売買に絡んで殺しまでやってしまうというアイデアは面白かった。融資の決定などは一人の銀行員が極秘でやれば成立してしまうような性質のものなので、こういうことは(殺しは別として)本当にあるのではないかと思ってしまう。武器の売買もストラクチャードファイナンスを手がける投資銀行がいるから成立するのではないか。(武器はキャッシュを生むようなものではありませんけど・・・)
アホな話はさて置き、美術館での激しい銃撃戦はスタイリッシュで見ごたえ十分だった。ただ内容的にはこの部分がピークで以降はトーンダウン。ラストを含め、結果として萎んでしまったような印象を与えてしまったのはもったいないです。美術館がラストだったら最高潮で終われて良かったのに・・・。惜しい。
以下、軽いネタバレあり。未見の方ご注意を。
捜査の過程で法の限界を感じた主人公が強硬手段に出ることを覚悟するというパターンはよくあると思う。ただ本作の場合、それまでにあれだけ激しい銃撃戦を繰り広げておきながら、最後に強硬手段を覚悟するという主人公の思考回路は説得力に欠ける。相手が先に手を出してきた場合には敵を撃ち殺すことに何も躊躇がないのに、自分からは攻撃を仕掛けることは決してできないというポリシーはどこかおかしい。正当防衛だからとかではなく正義感とかの話。
もっとも本作は社会派映画ではないので、上記の文句はそれほど重要ではないです。一応書かせていただいた程度。美術館の銃撃戦だけで十分に満足してしまいました。テーマが好みなので+1点。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆
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