監督 ザック・スナイダー
キャスト マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グッド、カーラ・グギノ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジェフリー・ディーン・モーガン、パトリック・ウィルソン、マット・フルーワー
2009年 アメリカ、イギリス、カナダ
ジャンル:アクション、SF、サスペンス
【あらすじ】
世界の監視者として重大事件に関わり続けてきたウォッチメンたちは、77年に政府から施行された法律によって活動を禁じられていたが…。
【感想】
絶賛する人と酷評する人、両極端に割れているようです。非常に個性的な作品。その反動として癖が強いのとアホ臭さを感じさせるシーンがある。
ベースはアメコミなので映像や話の展開は漫画的。映画レビューで「漫画的」というと一般には見下したような悪い意味で使われることの方が多いです。ただ普通のアメコミとは異なり本作の原作は漫画なのにアメリカ文学の傑作とまで言われるくらい評価が高い。このせいなのか人間関係が複雑であるため何も考えずにお気楽に鑑賞できるわけではない。特に前半において状況の説明に費やされる時間がやたら多かったのはイライラさせられた。この部分を省力できないことについては仕方ないでしょう。160分超の上映時間にもかかわらず、駆け足で進行していったと感じた。
一方で映像や独特の世界観には引かれるものがあった。本作の魅力はここにあると思う。登場人物達の奇想天外かつクレージーな行動は印象に残る。これによってシナリオがどの方向に進むのか全く予想できない楽しさがあった。いきなり火星に行ってしまうのはびっくりしました。ただ前述した通り、確かにアホ臭いと言われても否定はできないでしょう。火星のオブジェクトも意味があるのでしょうけど、あれをいきなり見せられても「何だ、これは?」になってしまう。
そしてネタバレはしませんが、あのラスト。映画の背景に核の脅威に対する警告があったのは明らかですが、彼らのしたことはトータルで判断すれば人類のためだという締めくくりは日本人には痛烈であった。
前半が少しきつく、後半からはのめり込むことができました。万人ウケするような映画ではないが、観れて良かったです。
お薦め度:★★★★★★★☆☆☆
キャスト マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グッド、カーラ・グギノ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジェフリー・ディーン・モーガン、パトリック・ウィルソン、マット・フルーワー
2009年 アメリカ、イギリス、カナダ
ジャンル:アクション、SF、サスペンス
【あらすじ】
世界の監視者として重大事件に関わり続けてきたウォッチメンたちは、77年に政府から施行された法律によって活動を禁じられていたが…。
【感想】
絶賛する人と酷評する人、両極端に割れているようです。非常に個性的な作品。その反動として癖が強いのとアホ臭さを感じさせるシーンがある。
ベースはアメコミなので映像や話の展開は漫画的。映画レビューで「漫画的」というと一般には見下したような悪い意味で使われることの方が多いです。ただ普通のアメコミとは異なり本作の原作は漫画なのにアメリカ文学の傑作とまで言われるくらい評価が高い。このせいなのか人間関係が複雑であるため何も考えずにお気楽に鑑賞できるわけではない。特に前半において状況の説明に費やされる時間がやたら多かったのはイライラさせられた。この部分を省力できないことについては仕方ないでしょう。160分超の上映時間にもかかわらず、駆け足で進行していったと感じた。
一方で映像や独特の世界観には引かれるものがあった。本作の魅力はここにあると思う。登場人物達の奇想天外かつクレージーな行動は印象に残る。これによってシナリオがどの方向に進むのか全く予想できない楽しさがあった。いきなり火星に行ってしまうのはびっくりしました。ただ前述した通り、確かにアホ臭いと言われても否定はできないでしょう。火星のオブジェクトも意味があるのでしょうけど、あれをいきなり見せられても「何だ、これは?」になってしまう。
そしてネタバレはしませんが、あのラスト。映画の背景に核の脅威に対する警告があったのは明らかですが、彼らのしたことはトータルで判断すれば人類のためだという締めくくりは日本人には痛烈であった。
前半が少しきつく、後半からはのめり込むことができました。万人ウケするような映画ではないが、観れて良かったです。
お薦め度:★★★★★★★☆☆☆
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