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キャリー

2007-08-29 23:32:58 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 ブライアン・デ・パルマ
キャスト シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ウィリアム・カット、ジョン・トラボルタ、エイミー・アーヴィング、ナンシー・アレン
1976年 アメリカ
ジャンル:オカルト、ホラー、学園もの

【あらすじ】
クラスメートにいじめられてばかりのキャリー。しかし、彼女には隠されたパワーがあった。あるパーティで突然クィーンに選ばれ有頂天になった彼女だが、それがクラスメートの残酷な悪戯であったことを知る。舞台に立つキャリーに真っ赤な血が降り注ぎ、彼女の悲鳴が、そして次の瞬間本当の惨劇が起こった。

【感想】
オカルト映画の代表作であり、今でも強烈な個性を放ち続ける作品です。私の評価が高くないのはキャリーに対するあまりに陰湿ないたずらやいじめに対して嫌悪感を持ったからです。基本的にいじめものは嫌いだったりするので。

ただしこれにはいくつかの誤解があります。キャリーを罠にはめたのは基本的には2人(後にコンビを組む若すぎるトラボルタとナンシー・アレン)の仕業なのですが、最初のシーンを見る限りクラス全員がキャリーをいじめているように見えます。特にキャリーをプロムに誘った2人は善意であったことが後半でわかるのですが、最初の更衣室でのシーンやその罰を受けている時の先生に対する言動を聞く限りでは、いたずらすることが目的に誘ったように見えてしまいます。またキャリーが豚の血を被った時に理解者であると思われた先生が大笑いしているシーンがあります。この理由についてはスタッフが外で語っているのですが、映画を見ただけではわかりません。このように実際の真意がどうだったのかがよくわかりにくいのです。このわかりにくさから誤解が生まれてしまうのがマイナス点であるように思われます。その他の演出については見事だと思います。

話は変わりますが、キャリー役のシシー・スペイセクはこのとき26歳(他の役者もこれに近い年齢)だそうでかなり驚けます。さすが女優さんです。

お勧め度:★★★★★★★☆☆☆


キャリー<特別編>

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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