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ターミネーター

2008-04-01 20:41:40 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 ジェームズ・キャメロン
キャスト アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン、アール・ボーエン
1984年 アメリカ
ジャンル:アクション

【あらすじ】
未来の革命リーダーを抹殺せんがため、近未来の地球から送り込まれた殺人サイボーグ、ターミネーター! 彼は革命リーダー、ジョン・コナーの未来の母となる人物サラを探し出し、殺害するために追跡を始める。だが、そのターミネーターからサラを守るため、一人の革命戦士・リースが未来からやってきた。ガンを片手に次々と殺害を繰り返し、不死身の体で追ってくるターミネーターを相手に、サラとリースは死闘を展開するが──!

【感想】
昔、ターミネーターは悪役の方がしっくりくると言ったら多数決で否定されてしまったのを覚えています。なので多くの人にとっては名作2以降のイメージが強い作品なのでしょうが、以降のアクション映画のお手本のような存在である本作もとても貴重です。

まずシュワルツェネッガーの筋肉美が放つ説得力がすごい。何も知らない人が見たらびっくりすると思います。冒頭で全裸で歩かせるシーンだけで鑑賞側の心を掴めます。こんなのが執拗に襲ってくるのですから、これ以上ない恐怖の演出です。これは特殊メイクやCGではできない芸当です。そういえば、最近肉体派の俳優は少なくなりましたね。これはスタローンのせいかもしれません。
話が横道にそれてしまいましたが、ストーリーはとても単純で、無駄を極力省き、アクションを見せることに特化しています。このような演出も本作が元祖ではないでしょうか。いい意味、悪い意味両面で以降のアクション映画に大きな影響を与えたと思います。

不満は低予算だったこともあり、未来のシーンの多くを回想だけで済ませてしまったことですね。もう少し描いて欲しかったですが、上映時間が長くなってしまうのも事実なので微妙な所です。
ご存じの通り、シュワルツェネッガーはこの映画でブレイクし、今ではカリフォルニア州知事の地位を手にするまで至りました。本作はその成功の原点とも言えるので、人のサクセスストーリーが好きな人には必見かもしれません。
ただし低予算映画なので、今見たらすこし辛い面もあるのも確かです。よって点数は辛目。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆


ターミネーター (ベストヒット・セレクション)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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