フューリー

監督 ブライアン・デ・パルマ
キャスト カーク・ダグラス、ジョン・カサベテス、エイミー・アーヴィング、チャールズ・ダーニング
1978年　アメリカ
ジャンル　ホラー、SF

【あらすじ】
アフリカのカサブランカ。もと諜報員ピーターの息子ロビンが誘拐された。彼の持つテレキネシス能力に目をつけたスパイ組織の仕業だった。一方、シカゴに住む少女ギリアンは未来透視とテレキネシスの兆候が現れ、精神分析医のもとに送られる。全く関係無い二つの土地で起こった異常な事件が、やがて目に見えない糸で結ばれて、かつてない恐怖とサスペンスの世界が展開する。

【感想】
人格を疑われるような悪趣味極まりない映画ですが、私は結構好きなので評価は高いです。（やはり万人には勧められないので-1点）

特にエスカレートしていく後半はよくここまでやるなと感心してしまいますね。超能力を持つことを理由に捕らわれた息子を助けるという前半からは誰も想像ができないという点では見事です。捕らわれていた彼が可哀想だという気持ちが完全に吹き飛んでしまうのがなんともいえないです。
とにかくラストですね。最後の目が青く光って何が起こるのかと思ったらアレですから・・・・。あれはほんとにただ笑うしかないです。

残念なことに世間的にはどうしても「キャリー」と比較されてしまうので損している面があると思います。もう少し脚光をあびていても良かったのではないかと思います。


お勧め度：★★★★★★★☆☆☆

フューリー 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン このアイテムの詳細を見る