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スーパー・マグナム

2010-01-14 00:00:00 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 マイケル・ウィナー
キャスト チャールズ・ブロンソン、マーティン・バルサム、エド・ローター、アレックス・ウィンター、サム・ダグラス、デボラ・ラフィン
1985年 アメリカ
ジャンル:アクション

【あらすじ】
久しぶりにニューヨークへ戻り、戦友のチャーリーを訪ねたポール・カージーは、目の前で友を殺され、町がストリートギャングの 暴力に支配されていることを知る。女子供も老人も情け容赦なく襲いかかるギャ ングたちの横暴に対し、アパートの住人ベネットらと共 に立ち向かったカージーだが、彼に好意を抱く女弁護士キャサリンを殺されたことからヒートアップ。新兵器スーパー・マグナムとベネッ トが隠し持っていた重機関銃を撃ちまくり、町のゴキブリたちを一掃する。

【感想】
渋いおやじが悪党相手に銃をぶっ放すだけなのにとても面白い。やることが強引で無謀過ぎるのがいい味を出している。お気に入り作品となりました。

80年代の映画といえば童貞青春ドラマのような今から見ると恥ずかしくて仕方ないような軟弱なノリの映画が沢山生み出された時代という印象が強かったので、このような男臭い時代的に場違いな映画が存在することが一番の驚きでした。2000年代入りスタイリッシュをコンセプトにした銃撃戦の映画が腐るほど作られましたが、そのような映画に慣れている方が逆に本作を斬新だと感じるはずです。

主演のチャールズ・ブロンソンと言えば日本では「うーん、マンダム」(*ヴァンダムではない)のCMで有名でしょう。ただ歳を取って動きはスローです。しかしそれまでの数多くの修羅場をくぐりぬけてきたようなオーラがある。主役として貫禄十分でした。

それから本作のもう一つの特徴は悪党共が弱者相手にやり放題な点。無抵抗の人間を情け容赦なく殺したり、強奪し家を燃やしたりします。まるで「北斗の拳」に出てくるモヒカンのようでした。それだけにチャールズ・ブロンソンが奴らを一網打尽にするシーンには爽快感があった。最後には住民達も勇気を持って武器を取り戦うことになります。ここでもやはり「北斗の拳」に通じるものがあると思います。

この映画は盲点でした。昔の映画を目的なしに鑑賞していると稀に予期せぬ映画に引き合わせてくれるものですね。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

スーパー・マグナム [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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