監督 キャサリン・ハードウィック
キャスト クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、ビリー・バーク、アシュリー・グリーン、ニッキー・リード、ジャクソン・ラスボーン、ケラン・ラッツ、ピーター・ファシネリ、テイラー・ロートナー
2008年 アメリカ
ジャンル:アクション、ホラー、サスペンス、ロマンス
【あらすじ】
霧の町、ワシントン州フォークスに引っ越してきたベラ・スワンは、転入先の高校で、不思議な雰囲気を持ったカレン家の面々に出会う。アリス、ジャスパー、ロザリー、エメット、そして、完璧な美男子エドワード。ドクター・カレンが養子として育てている彼らは、他人と交わらずに自分たちだけの世界を守っている。次第に惹かれ合うふたりだが、エドワードには重大な秘密があったーーカレン家はヴァンパイアの一族だったのだ。人血を飲まずに獣の血で生き、人間世界に溶け込んで生活している特別な一族。エドワードはベラが放つ香りにヴァンパイア本来の欲求が抑えられなくなりそうな恐怖を感じつつ、彼女に惹かれる自分を止めることが出来ない。エドワードを激しく求めるベラを前に、その葛藤はいっそう激しさを増していく・・・。そんなある日、カレン家の敵である放浪ヴァンパイアの集団から、ベラが「獲物」として狙われてしまう―。
【感想】
原作はベストセラー小説らしいですけど、この映画を見る限りラノベっぽい印象を受けました。90年代テイストは久しぶりだったこともあり、楽しませていただきました。
吸血鬼に恋してしまった人間の女性を主人公が守ってやる話。吸血鬼にとって人間は本来であれば食べ物扱いなので、吸血鬼の本能とそれでも彼女を好きになってしまったことへ葛藤が中心に描かれています。ただしこれらの描写はあまりシリアスではなくわりと軽めです。また近年の同系映画には珍しく残忍な描写もほとんどありません。物足りないという印象を持つ人も少ないないのでしょうが、すんなりとファンタジー・ロマンスとして楽しめる作りになっているのは好感が持てました。
細かな設定に関してはツッコミどころ満載でメインキャストの演技もやや難があるのも事実ですが、本格的な作品でもないのでさほど気にはなりませんでした。
以上ですが、やはりこの「軽さ」をどう判断するかが問題でしょう。ラノベや少女マンガ、コマンド選択方式のアドベンチャーゲームあたりにありそうなシナリオは本格的なものを期待する人には合わないのでしょうが、ニッチな需要を満たすだけの作品だったと評価してやりたいですね。近年では刺激の強いものばかりが作られて、鑑賞する側もそれに慣れてしまっているように思います。原点回帰させていただきました。
お薦め度:★★★★★★★☆☆☆
キャスト クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、ビリー・バーク、アシュリー・グリーン、ニッキー・リード、ジャクソン・ラスボーン、ケラン・ラッツ、ピーター・ファシネリ、テイラー・ロートナー
2008年 アメリカ
ジャンル:アクション、ホラー、サスペンス、ロマンス
【あらすじ】
霧の町、ワシントン州フォークスに引っ越してきたベラ・スワンは、転入先の高校で、不思議な雰囲気を持ったカレン家の面々に出会う。アリス、ジャスパー、ロザリー、エメット、そして、完璧な美男子エドワード。ドクター・カレンが養子として育てている彼らは、他人と交わらずに自分たちだけの世界を守っている。次第に惹かれ合うふたりだが、エドワードには重大な秘密があったーーカレン家はヴァンパイアの一族だったのだ。人血を飲まずに獣の血で生き、人間世界に溶け込んで生活している特別な一族。エドワードはベラが放つ香りにヴァンパイア本来の欲求が抑えられなくなりそうな恐怖を感じつつ、彼女に惹かれる自分を止めることが出来ない。エドワードを激しく求めるベラを前に、その葛藤はいっそう激しさを増していく・・・。そんなある日、カレン家の敵である放浪ヴァンパイアの集団から、ベラが「獲物」として狙われてしまう―。
【感想】
原作はベストセラー小説らしいですけど、この映画を見る限りラノベっぽい印象を受けました。90年代テイストは久しぶりだったこともあり、楽しませていただきました。
吸血鬼に恋してしまった人間の女性を主人公が守ってやる話。吸血鬼にとって人間は本来であれば食べ物扱いなので、吸血鬼の本能とそれでも彼女を好きになってしまったことへ葛藤が中心に描かれています。ただしこれらの描写はあまりシリアスではなくわりと軽めです。また近年の同系映画には珍しく残忍な描写もほとんどありません。物足りないという印象を持つ人も少ないないのでしょうが、すんなりとファンタジー・ロマンスとして楽しめる作りになっているのは好感が持てました。
細かな設定に関してはツッコミどころ満載でメインキャストの演技もやや難があるのも事実ですが、本格的な作品でもないのでさほど気にはなりませんでした。
以上ですが、やはりこの「軽さ」をどう判断するかが問題でしょう。ラノベや少女マンガ、コマンド選択方式のアドベンチャーゲームあたりにありそうなシナリオは本格的なものを期待する人には合わないのでしょうが、ニッチな需要を満たすだけの作品だったと評価してやりたいですね。近年では刺激の強いものばかりが作られて、鑑賞する側もそれに慣れてしまっているように思います。原点回帰させていただきました。
お薦め度:★★★★★★★☆☆☆
トワイライト~初恋~ Blu-ray | |
クリエーター情報なし | |
角川映画 |