あなたの未来をわくわくハッピーに~長崎在住の保険系ファイナンシャルプランナー~

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エンディングノート

2012年02月26日 | FP的日常


ポツリ時間が空いて何しようかなということで、映画検索したら、面白そうなものが。
「エンディングノート」

会社役員まで勤め67歳で退職した砂田知昭さん。
仕事人間で過ごした砂田さんが、さてこれから第2の人生を楽しもうと思った矢先、胃がんが発覚。

そこからのドキュメンタリー映画。


この映画の監督、撮影が実の娘さん砂田麻美さん。

この関係がすごい。

娘にしか撮れない映像の連続です。


末期がんを宣告された砂田知昭さんは、死ぬまでにやっておきたことを10項エンディングノートとして書きだす。

これまでのこういった映画は、死ぬまでにやっておきたいことと言えば、豪遊をしたいとか、初恋の人に会いたいとか、やり残した夢や叶えたかった夢などを実現するようなものが多かった。

でも、この「エンディングノート」は違う。

葬式、死を迎えるまでの段取りを10項リストアップし、それを実行していくというもので、華やかさは全くないが、だからこそ、人って最後はこういうことをするんだ、したくなるんだと引き込まれていく。


娘さんが撮った映画だけあって、幼少の頃の映像や、写真が盛りだくさん使われている。
これを見ると、記録って大切だなと思います。



ここに出てくるドクターもすごい。

がんの進行をどう本人に伝えるか、家族とのやり取りが記録されている。
この担当医としての配慮、人間性がうかがえる瞬間です。
プロですね。



人が死を迎える時、究極に言い残したことばは、
「ありがとう」と
「愛していしるよ」
のようです。

言いづらい言葉ですが、元気なうちにたくさん言っておきたいですね。






この映画を、保険屋的視点で見ると、

にんじんをすり潰したジュースを飲むシーンがあり、これは、「効くと聞けばなんでもやってみたい」という多くのがん患者の行動を表している場面でした。

治療費と言えば、保険医療ばかりのように思われるが、こういう治療(西洋医学)と言えないものにたくさん費用がかかるんです。


また、この砂田さんは、アメリカにいるお孫ちゃんがかわいくてかわいくて。
最後にそのお孫ちゃんに会いたいという希望があり、孫3人合わせて家族5人がアメリカから帰ってくる。

早割りとなかく、家族5人が数度アメリカから帰ってくるとなると、どれほど費用がかかるのでしょうか。

こういった場面を見ると、生命保険で命を救うことはできないかもしれませんが、
生命保険がお届けするお金は、
夢の実現、心の支えになることは、間違いないなと確信しました。




最後に辿りつくのは家族。
家族とどうしたいのか?
どんな家族を築きたいのか?

だからこそ、「生命保険の加入の前に、ライフプランニングを」を提唱していきたいと思います。


こんな人生の末期を赤裸々に見せてくれた砂田親子に感謝します。





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