らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

L.v.Beethoven 第12番 変ホ長調 Op.127奮闘記 vol.2

2010年03月15日 23時51分30秒 | クァルテット
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 前回の練習から約2週間。その間に各々の音楽活動があったのですが、どれくらい積み上げてきたのか楽しみに練習に行きました。こんなに長い間、四重奏団の練習がなかったのは、もの凄く久しぶりでした。

 仕事などの合間の時間を自分で確保して、どれだけ自分の譜面と格闘してきたか・・・。少し疑問が残ります。まぁそれは自分にも言える事ですけどね。

 個人的な練習の仕方として、メトロノームに合わせてやっていたのですが、暴言を吐けば自分だけのパート譜の譜面面(ヅラ)は、中期のラズモフスキーより、幾分負担が少ないように思えます。練習してれば、メトロノームのカチカチに合うように演奏する事は出来るんです。

 4人で集まって最初はメトロノームに合わせて演奏するのですが・・・・。

 イマイチ曲になりません。とりあえず通るという所まではいくのです。

 今度は、メトロノ~ムを無くして演奏してみます。

 ・・・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・・・。

 じゃぁぁぁ~~何がこの曲を難しくさせているのか考えてみると、拍子の変化と調の変化がなかなかのくせものです。基準になるはずの小節の頭の音が明確に無い場合が多くて(複雑に音が絡み合っていて)、テンポ感が合わないという事態になりがちです。何小節フレ~ズなのか?どこからフレ~ズをとれば良いのか?パズル感満載です。

 転調する時もはっきりと全員で、この調になりましたぁぁぁ~~とうまく色が変わらないのです。

 メロディも不在になる場合も多くて、バランスの取り方も難しいのです。

 まだまだ、曲が自分達の中に入ってきません。

 どういう音楽なのかもわからず、どういう音楽にするのかもまだ明確に答えは出ず・・・。

 ボウイング一つとっても全て保留状態です現実は・・・。

 そんな中、第1楽章・第2楽章・第4楽章は何とか音になった感じです。音楽ではなくて「音」になっただけです。

 こんな時期に、弱音をはかないで、もう少し色々な角度から研究してみようと思いました。

 あと定期演奏会当日まで36日!!(戦艦ヤマト風・・・。次回に続く)

 我が家のベートーヴェン君は風邪をひいて寝込んでしまいました・・(写真)

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