職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

「寿司はやっぱり大阪寿司や」「センセにほめてもらうとうれしくなります」「わしは大阪寿司の皮目が好きや

2010-02-01 14:04:08 | Weblog

10.02.01 寿司はやっぱり大阪寿司や



◆散歩の途中にある、近所の花屋さんです。
 張り紙に「2月1日より営業致します」と書いてあります。
 撮影は、昨日(1/31)ですから、きょうは、もう営業を始めていることでしょう。

 花屋さんの営業再開……、プロ野球のキャンプイン……、大学など、早いところは、もう春休み……等々、これらに反応して、わたしの気分も、パーッと明るく、ウキウキと……(散歩の途中に、花屋さんを撮影したのは、パーッと明るく開かれていく気分の記述に添付しようという意図)……というのとはうらはらに、気分は、鬱屈へ、鬱屈へと、ドンドン、落ちこんでいきます(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)。

◆別な作業中、過去の記述をひっくりかえしていたら、こういう記述を発見。

 2、3日前、自分の気持ちをひきしめようとして、過去の記述をのぞいてみた。
 20年以上前から自分の記述はすべてデジタル化しているので、こういうときは便利だ。
 小さなフラッシュメモリーに、フォルダ「97」、フォルダ「98」、フォルダ「99」というふうにすべて収まっている。
 どれでもよかった。
 フォルダ「00」を開いた。
 是川中時代だ。
 晴○T、戸○T、志○T、廣○T、斎○T、朝○T……などの名前が次々に飛び出してきた。
 しかし「自分の気持ちをひきしめる」ために、なぜ「過去の記述」を読むのか?
 これがよくわからなかった。

 きょうになって、ふと、過去の2月・3月がすべて「悲しい」からではないか……と思い至った。(過去の記述 以上)

◆「過去の記述」では、このあとに、「悲しい」理由が、ズラ~ッと並んでいますが、これをコピーすると、鬱屈への速度が一気に加速しそうなので、カットカット^^;^^;^^;^^;。

 ま、「悲しい」に、今は「はかない」をつけ加えたい心境ですよ。

 「悲しい」「はかない」ついでに、先日の初夢のつづきを書くことにします。

 わたしが、大阪生野区の寿し由で、師・江藤淳に語っている内容そのもの(教育行政・学社連携等)は、今から7、8年前のことです。
 ですから、初夢の舞台が、現時点ではなく、過去(自刃の2、3年のち)にずれていることになります。

 江藤淳の自刃は、1999年7月21日のことです。
 22日の朝、わたしは勤め先(是川中)に向かおうと、ネクタイを締めているとき、つけっぱなしのTVから「江藤淳氏が風呂場で手首を……」というニュースが流れました。
 ネクタイの手が止まり、自分のからだが、音のない、静まりかえった空間にはじき飛ばされるのがわかりました。
 予感がないわけではありませんでしたが、やはり大きな衝撃でした。
 その日の夕刊に遺書の文面がのりました。

 〈心身の不自由は進み、病苦は耐え難し。去る六月十日、脳梗塞の発作に遭いし以来の江藤淳は形骸に過ぎず。自ら処決して形骸を断ずる所以なり。乞う、諸君よ、これを諒とせられよ。〉

 


◆画像は、師・江藤淳と食べた大阪・押し寿司です。

 「小高はん、寿司はやっぱり大阪寿司や」
 「センセに、ほめてもらうと、うれしくなりますね」
 「わしは、大阪寿司の皮目が好きや。ホンマ、なんともいえん、美しさやで、これは(*^_^*)(*^_^*)」
 「ホンマですね、センセ」
 アナゴ、エビ、小鯛が、盛り台の上に輝いています。
 「ところで、センセ、ピッチが、えらい速いですね。それ、ダブルより濃いですね。トリプルですか?」
 「フルや、ストレートや(*^_^*)(*^_^*)」

 こう言いながら、江藤淳氏がグラスを自分の目の高さにあげ、弾けるメガネの笑顔をわたしに向けたときでした。

 笑顔の一部が欠けはじめました。
 ドンドン、透明になっていきます。
 慌てたわたしが「センセ、センセ」と、身体を揺さぶろうとしますが、感触がありません。
 なおも「センセ、センセ」と叫びつづけ、「治者の文学は、どないしますねん! センセ!」と絶叫しているところで、初夢は終わります。

 


◆画像は、昨夜、この初夢を反芻しながら飲んだウイスキー。

 飲み過ぎました。


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