職員室通信・600字の教育学

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★文化放送・ライオンズナイターは、ライオンズがトップを独走しているかのような錯覚に陥れてくれる

2011-06-16 21:24:01 | Weblog

 

2011
06.16
赤いヤマボウシは「空に投げうつ水中花」














★プロ野球・TVナイター中継。
 TV放送を観るか観ないかは別にして、ライオンズ戦がある日は、朝、インターネットの番組表で、地上波、BS、CATV……と探しまくる。
 放送があることがわかると、豊かな気持ちになる。
 逆だと、落ちこむ。
 この世から隔絶された気持ちになり、放送のないエリアに住んでいることを嘆く。
 昨夜の放送(ヤクルト対ライオンズ)は僕が契約していない局の放送だった。
 もちろん観ることができない。

★鬱屈し、絶望しているとき、不意に、ずっと以前、年来の知友(昔、ライオンズの応援団長)が、僕の「今、CATVで観ているよ」のメールに対して、「家のテレビにはライオンズ戦が入らない。仕方がないので文化放送を聞いている……」と返信してきたことを思い出した。
 そうか、その手があつた。
 僕も、昔々、「はっきりいってライオンズ」という放送をよく聞いたものだ。
 携帯ラジオを持ち出し、大震災以来のスイッチを入れる。
 ソロリ、ソロリとチューニングダイヤルを回し、1134KHz付近に至ったとき、意外にクッキリと大きな音で、しかし、フェージングを伴う雑音に混じりの、なつかしいなつかしい「ライオンズナイター」中継が聞こえてきた。

★「ライオンズナイター」だから、徹頭徹尾、ライオンズびいきだ。
 解説は工藤公康氏――あるときはマウンド上の西口投手に憑依し、あるときはコーチ気取りで……言いたい放題、縦横無尽。
 さすが工藤、ホンマによくしゃべる。
 僕は工藤が好きだから、それが楽しかった。
 現在、ライオンズは、4連敗、6連敗、5連敗……、逆転負けをくりかえし、パリーグ4位に低迷している。
 しかし、放送を聞いていると、トップを独走しているかのような気分になってくる(*^_^*)。

 今後のライオンズ戦は文化放送「ライオンズナイター」に限る……と思った。

★画像=以前にもアップしたことがある散歩コース。
 以前と異なるのは、梅雨空+緑の成長により風景がいっそう濃くなっている。
 〈耐えがたければわれ空に投げうつ水中花。
 金魚の影もそこにひらめきつ。
 すべてのものはわれにむかいて
 死ねという、
 わが水無月のなどかくはうつくしき〉
 伊東静雄の詩句が口を衝いて出てきた。

 鴨が1羽。
 冬場は群れになって泳ぎ回っていたが、ケガでもして取り残されたのだろうか?

 赤いヤマボウシは僕の「空に投げうつ水中花」だ。
  「金魚の影」だ。

 川沿いをウォークしようと思っていたのだが、立ち尽くしてしまった。


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