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◆もちろん、これは、どうやったって、ムリだろうと思うが、「この時間はホームページを更新する時間(できれば2時間くらい)だぁ……」と、きちんと決まっているような生活スタイルに、今、あこがれている。
わたしの場合、このホームページの更新が、仕事に直結している。
すなわち、更新記事に、一部、修正を加えて、教職員への指事事項「職員室通信」になる。
あるいは、地域・保護者への情報発信「すこやかみなみネット通信」になる。
だから、きちんきちんと更新ができていないときは、きちんきちんと仕事ができていないと判断してもいい。
◆現在、更新のための時間は、早朝か夜だ。
早朝の場合、通常5時に起きて7時に学校に到着しているが、午前3時に起きて、5時までの2時間を更新にあてる。
夜の場合、ま、これが問題なのだが、どうしても飲みながらということになる。
はじめは、すごく張りきっているのだが、少し酔いが回ってくると(←もちろん、そんなに飲むわけではない)、だんだん更新など、どうでもよくなってきて、「ま、きょうは、やめて、あす、やろう」というところに帰着してしまう。
ほんとうは、何にも邪魔されることのない、まず、電話がかかってくるということも、午前3時~5時がいちばんいいのだが、これが毎日となると、ちょっとヘビーだ、過酷だ。
■学年はじめの、最初の3日間のことを「黄金の3日間」という。
この3日間で、きちんと学級を統率することができれば、それは1年間、続く。
逆に、いいかげんに過ごし、学級を統率することができなかったら、ほとんどの学級は荒れて、学級崩壊まで行くこともある。
つまり、学級経営のよしあし、教科経営のよしあしは、ほとんど、この3日間にかかっている、
この3日間が1年間を左右するという意味で「黄金の3日間」と名づけられている。
■左は、教師相互に授業力を点検しあう評価の観点(=基礎的技術)として、本校が設定している「授業力向上の5原則」と、このことに対応させた、子どもたち自らの努力の観点「学力向上の5原則」である。
この「5原則」は、学級経営、教科経営、生徒会委員会活動、部活動など、すべての教育活動に通用する技術、方法、そして「思想」である。
「黄金の3日間」を迎えるにあたり、再度、見直して、新しい生徒に臨みたい。
◆子どもが動くしくみをつくる
向山洋一氏は、次のように述べている。
「子どもへの愛情」「やさしさ」は、あとでいくらでもできることである。
不十分な点も、あとで修正すればいい。
まずは、子どもが動く「しくみ」を作る。
このことに全力を挙げようというのが「黄金の3日間」である。
学級を組織していく。そのために、何をするのか? どうするのか?
学級を組織するための順序は、5つのステップを踏む。
1,どのようなクラスにしていくのか?という目標を決定する。
2,目標をやりぬくためのしくみを作る。
3,責任の所在を明らかにする。
4,それぞれの活動をいつ行うかを明らかにする。
5,生活する上でのさまざまなルールを決めておく〈「学級経営の急所」(明治図書)P.55〉
※注=「掃除・給食はこうする」もこの段階に含まれる。(小高)
◆その他
(1)学級開き・教科開きの準備
学級担任だった頃、帰りの会で「1時間目はなにをしましたか?」とたずねると「自己紹介をしました」と返ってきた。
「2時間目は?」「自己紹介!」
「3時間目は?」「自己紹介!」
学級日誌には、1時間目~6時間目まで「自己紹介」の文字が並んでいた。……
これでは子どもたちの意欲はそがれてしまう。
最初から学級がボロボロになってしまう。
学級開きにしても、教科開きにしても、50分という教育活動には、指導者が1分1秒を強く意識しつつ、適度なテンポと、リズムと、読む・書く・聞く・話すのバランスとを創出する、ギリギリの努力が必要だ。
本校の「卒業生を送る会」は、ずっと不評だったので、教育課程編成会議では、来年度から取りやめることが決まった。
しかし、みなみ中の歴史上、最後となる3月の「送る会」は、意外なことに、皮肉なことに、たいへん好評だった。
われわれが、50分以内という時間を強く意識し、内容を吟味し、テンポとリズムに配慮したからだと、わたしは思っている。
子どもたちが「こんなに頭とからだを使った50分間はない」と感じる学級開き・授業開きを。
(2)わたしはよく、アイデンティティの「時間軸」(=自己の時間的・歴史的連続性)、「空間軸」(=所属する社会との連続性、つながり)とか、魂のかたち「垂直軸」「水平軸」という言い方をするが、この時期の学級開きでは、アイデンティティの空間軸を広げる、あるいは、魂の水平軸を広げる、すなわち、「人と人とのつながりをドンドン広げていく」ということに配慮することが大切だ。
経験的にいって、この段階で放っておくと、友だち関係・グループが固定化して、やがて排除の論理を生み、学級がストレスの温床になっていく。
わたしは「好きな話題で話せるあいだがら」を意図的にひろげていくことが大切だと考えている。
各学年で、これまでの学級開きの実践を提示し合い、「好きな話題で話せるあいだがら」を爆発的に広げる方策を検討してほしい。
(3)「入学期」「新入生」という概念と存在を生かす学校経営・2学年経営・3学年経営を。
卒業期や卒業式は、卒業生だけのためにあるのではない。
わたしたちは、卒業生にみなみ中生であることの喜びと誇りを持たせつつ、同時に1・2年生に喜びと誇りと目標を育てている。
「入学期」はその逆である。
「入学期」「新入生」という概念と存在を生かして、新2・3年生に何を育てるのかを強く意識して、これからつづく「入学式準備」「入学式」「歓迎セレモニー」「生徒会オリエンテーション」「入退場訓練」を運営したい。
(4)3日会わざれば刮目して見るべし
~ピグマリオン効果 生徒の「よく変わりたい」という変身願望に対して感性を磨く~
「3日会わざれば刮目してみるべし」という視点(=「この子は、新学期、どんなところがよくなりたいと思って、朝、起きて、学校にやってきたのだろうか?」)と、目をこすって生徒を観察してほしい。
1人残らず、よくなりたいと思っているにちがいないと思いこんで(ピグマリオン)、子どもといっしょに「存在」してほしい。
これが、先日、話したA>B>C……の「B」にあたると思う。
(4)生徒の呼び方は「○○さん」。自分の呼び方は「わたし」で。
(5)省略語は極力使用しない。(教科担、学担、養教、市教委)
わたしの場合、このホームページの更新が、仕事に直結している。
すなわち、更新記事に、一部、修正を加えて、教職員への指事事項「職員室通信」になる。
あるいは、地域・保護者への情報発信「すこやかみなみネット通信」になる。
だから、きちんきちんと更新ができていないときは、きちんきちんと仕事ができていないと判断してもいい。
◆現在、更新のための時間は、早朝か夜だ。
早朝の場合、通常5時に起きて7時に学校に到着しているが、午前3時に起きて、5時までの2時間を更新にあてる。
夜の場合、ま、これが問題なのだが、どうしても飲みながらということになる。
はじめは、すごく張りきっているのだが、少し酔いが回ってくると(←もちろん、そんなに飲むわけではない)、だんだん更新など、どうでもよくなってきて、「ま、きょうは、やめて、あす、やろう」というところに帰着してしまう。
ほんとうは、何にも邪魔されることのない、まず、電話がかかってくるということも、午前3時~5時がいちばんいいのだが、これが毎日となると、ちょっとヘビーだ、過酷だ。
■学年はじめの、最初の3日間のことを「黄金の3日間」という。
この3日間で、きちんと学級を統率することができれば、それは1年間、続く。
逆に、いいかげんに過ごし、学級を統率することができなかったら、ほとんどの学級は荒れて、学級崩壊まで行くこともある。
つまり、学級経営のよしあし、教科経営のよしあしは、ほとんど、この3日間にかかっている、
この3日間が1年間を左右するという意味で「黄金の3日間」と名づけられている。
■左は、教師相互に授業力を点検しあう評価の観点(=基礎的技術)として、本校が設定している「授業力向上の5原則」と、このことに対応させた、子どもたち自らの努力の観点「学力向上の5原則」である。
この「5原則」は、学級経営、教科経営、生徒会委員会活動、部活動など、すべての教育活動に通用する技術、方法、そして「思想」である。
「黄金の3日間」を迎えるにあたり、再度、見直して、新しい生徒に臨みたい。
◆子どもが動くしくみをつくる
向山洋一氏は、次のように述べている。
「子どもへの愛情」「やさしさ」は、あとでいくらでもできることである。
不十分な点も、あとで修正すればいい。
まずは、子どもが動く「しくみ」を作る。
このことに全力を挙げようというのが「黄金の3日間」である。
学級を組織していく。そのために、何をするのか? どうするのか?
学級を組織するための順序は、5つのステップを踏む。
1,どのようなクラスにしていくのか?という目標を決定する。
2,目標をやりぬくためのしくみを作る。
3,責任の所在を明らかにする。
4,それぞれの活動をいつ行うかを明らかにする。
5,生活する上でのさまざまなルールを決めておく〈「学級経営の急所」(明治図書)P.55〉
※注=「掃除・給食はこうする」もこの段階に含まれる。(小高)
◆その他
(1)学級開き・教科開きの準備
学級担任だった頃、帰りの会で「1時間目はなにをしましたか?」とたずねると「自己紹介をしました」と返ってきた。
「2時間目は?」「自己紹介!」
「3時間目は?」「自己紹介!」
学級日誌には、1時間目~6時間目まで「自己紹介」の文字が並んでいた。……
これでは子どもたちの意欲はそがれてしまう。
最初から学級がボロボロになってしまう。
学級開きにしても、教科開きにしても、50分という教育活動には、指導者が1分1秒を強く意識しつつ、適度なテンポと、リズムと、読む・書く・聞く・話すのバランスとを創出する、ギリギリの努力が必要だ。
本校の「卒業生を送る会」は、ずっと不評だったので、教育課程編成会議では、来年度から取りやめることが決まった。
しかし、みなみ中の歴史上、最後となる3月の「送る会」は、意外なことに、皮肉なことに、たいへん好評だった。
われわれが、50分以内という時間を強く意識し、内容を吟味し、テンポとリズムに配慮したからだと、わたしは思っている。
子どもたちが「こんなに頭とからだを使った50分間はない」と感じる学級開き・授業開きを。
(2)わたしはよく、アイデンティティの「時間軸」(=自己の時間的・歴史的連続性)、「空間軸」(=所属する社会との連続性、つながり)とか、魂のかたち「垂直軸」「水平軸」という言い方をするが、この時期の学級開きでは、アイデンティティの空間軸を広げる、あるいは、魂の水平軸を広げる、すなわち、「人と人とのつながりをドンドン広げていく」ということに配慮することが大切だ。
経験的にいって、この段階で放っておくと、友だち関係・グループが固定化して、やがて排除の論理を生み、学級がストレスの温床になっていく。
わたしは「好きな話題で話せるあいだがら」を意図的にひろげていくことが大切だと考えている。
各学年で、これまでの学級開きの実践を提示し合い、「好きな話題で話せるあいだがら」を爆発的に広げる方策を検討してほしい。
(3)「入学期」「新入生」という概念と存在を生かす学校経営・2学年経営・3学年経営を。
卒業期や卒業式は、卒業生だけのためにあるのではない。
わたしたちは、卒業生にみなみ中生であることの喜びと誇りを持たせつつ、同時に1・2年生に喜びと誇りと目標を育てている。
「入学期」はその逆である。
「入学期」「新入生」という概念と存在を生かして、新2・3年生に何を育てるのかを強く意識して、これからつづく「入学式準備」「入学式」「歓迎セレモニー」「生徒会オリエンテーション」「入退場訓練」を運営したい。
(4)3日会わざれば刮目して見るべし
~ピグマリオン効果 生徒の「よく変わりたい」という変身願望に対して感性を磨く~
「3日会わざれば刮目してみるべし」という視点(=「この子は、新学期、どんなところがよくなりたいと思って、朝、起きて、学校にやってきたのだろうか?」)と、目をこすって生徒を観察してほしい。
1人残らず、よくなりたいと思っているにちがいないと思いこんで(ピグマリオン)、子どもといっしょに「存在」してほしい。
これが、先日、話したA>B>C……の「B」にあたると思う。
(4)生徒の呼び方は「○○さん」。自分の呼び方は「わたし」で。
(5)省略語は極力使用しない。(教科担、学担、養教、市教委)
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