職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

職員会議の後、ドコ模(=「いつでもどこでも模擬授業」の略)を開いた。今回は佐咲紗T(理科)の授業だ

2010-11-28 10:02:32 | Weblog
10.11.28 模擬授業は教師の魂の交流の場になり得る



◆職員会議のあと、ドコ模(=「いつでもどこでも模擬授業」の略)を開いた。
 今回は佐咲紗T(理科)の授業だ。



◆(1)本校では「長い説明の廃絶」をめざしている。
 しかし、「説明」をぜんぶカットしようとしているわけではない。
 適切な「説明」は、学習の効率上、きわめて重要である。
 佐咲Tの場合、この「説明」に工夫がみられる。
 説明のプロセス中に「みなさん、どうなると思いますか?」と問いかけ、①生徒に3つの選択肢から選び挙手させたり、あるいは、②少し考えさせ「では、つづきをみてみましょう」と先をすすめたりしている。



(2)短い「作業」が意図的・計画的に取り入れられている。
 ①音読 ②観察 ③選択して挙手する ④考えを短く書く……等々。



(3)(ただし)授業の段落に不鮮明な部分がある。
 授業の段落が不鮮明ということは、授業のねらいが、まだまだぼんやりしているということだ。



◆模擬授業研修のメリットとして、粗く3点。
 まず、通常、お題目に終わってしまいそうな「授業力向上の5原則」が、授業力をアップするための努力目標として共有化される。
 2つ目は、模擬授業が他教科から指導技術を学びあう場になったことだ。
 国語科の教師は、やはり音読や話し合いの指導がうまい。
 他教科の教師がこれを学ぶことによって学級会指導や道徳に生かすことができる。
 社会科の教師は、資料の提示がうまい。
 理科や技術家庭科の教師は、必ずものを持ち込み、生徒役の教師を感動させている。
 体育科の教師は、指示が的確である。
 教科の壁を越えれば、中学校はダイナミックな授業研修ができる。
 3つ目は、模擬授業を教師研修の核として据え、実際に実践するまでは想定していなかったことで、(したがって、まだ適切なことばが見つからないのだが……)模擬授業が「教師の魂の交流の場」になり得ると感じている。

 学校経営に関する自校評価をしたら、〈校内研修〉がきわだって高かった。
 教師たちが、模擬授業研修を通して、目標と励みを獲得し、自校の研修の進め方に自信と誇りをもったのではないかと推察している。

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