職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

自分の今の魂の伴奏にピッタリだと感じたので、NHK番組表で調べると「エピソードと終わりなき歌」だった

2009-06-28 16:47:39 | Weblog

★根城城趾の道


◆2、3日前の夜、発泡酒・淡麗グリーンラベル〈生〉で少し酔い、ま、精神がトロンとした状態で、FMのスイッチをオンにすると、狂おしく、あっちにぶちあたったり、こっちにぶちあたったり、強烈に……と思うと、ゆったりとメロディアスに……という旋律が流れていた。
 自分の現時点の魂の伴奏にピッタリだと感じた。
 なんという曲だろうか?とNHKオンライン番組表で調べると、アルテンベルク・トリオ演奏の「エピソードと終わりなき歌」(ペテリス・ヴァスクス)だった。

 こんなふうに感じるのは、マーラーの「大地の歌」以来だ……と、つぶやき、魂をしばらくマーラー時代を浮遊させる。

 マーラーの「大地の歌」は、わたしの魂にとって、どんな存在だったのか?
 過去の記述に向かって「大地の歌」で検索をかけると……おびただしいヒット数だ。
 2、3、ピックアップする。

◆2001/05/21(月)
 このところ数日間、苦しんできた、例の、汗まみれ、2時間マラソン!「学校教育と博物館」のレジメ。
 土曜日にレジメ完成。
 日曜日は、そのレジメ原稿をディスプレイ上にアウトプットして、項目と項目の間に「セリフ」を、ポイントを下げた色文字で打ち込む。
 「セリフ」通りにしゃべるわけではないが、心臓の小さいので、一度書いてみないと落ち着かない。
 床じゅうに資料を撒き散らし、一日中、部屋に閉じこもる。
 教育改革という一点を中心に、均等な密度で整然と語りたいのだが、今のわたしにはそれだけの力がない。
 ホンマ 凸凹。
 項目のうち、特に「学校教育と博物館(社会教育)が連携してつける学力」が凹。
 体験の裏付けがないからや……。
 けど、ま、今回は自分がやれる範囲で……ということで、「凸凹が自分や、凸凹でええやんか」ということにした。
 ただし、「学校・家庭・地域の窮状を正面から分析していない教育改革国民会議の提言及び文部科学省の21世紀教育新生プラン」の項目は、渾身の力を込めて語るつもりや。
 夜、レジメ&セリフの完成を祝して、また「大地の歌」を聴きながらワインを飲む。
 わたしの内部の薄明、記憶と夢の無限ブレストの爆発。

〈日曜日の夜のメモ例〉
①きょう一日の出来事と夢との対比
②仁科源一論に全力
③在るものと在ったもの。在ったものにこだわる癖あんのんかな
④一日をオープンで終わる
⑤戦艦大和 一億特攻のさきがけ
⑥小泉首相はん「苦しいとき特攻を思い出す。特攻の苦しみに比べれば、これくらい……と思う」
⑦戦前の日本から、イラク的+北朝鮮的なものを引くと、ピュアの日本
⑧学社連携失敗の背後にある偏った学力観←バイ菌。
⑨もっと言葉 ℃トーのように湧いてけーへんかな
⑩もっとみんなで狂騒のママはんのとこへ行こ
⑪最近、考え抜くのん避けとるでェ!
⑫帰れ!

 朝、メモを見たとき、見る直前に「確かに書いたはずや」という言葉が、実際にメモ上にあった時の気分は、結構ええもんですよ。
 それが知覚領域と無意識領域の境目やからね。
 ちなみに、「⑫帰れ!」は無意識領域。
 涙が出るよ。


◆2001/07/16(月)
 以前、「頑張るのが好きでない」と書いたが、14日(土)、15日(日)は、そういう、ま、わたしらしい連休になった。
 7/14(土)朝、散歩。
 犬を連れた奥さんに出会う。
 いや、奥さんに連れられた犬=ゴールデンレトリバーに出会う。
 かわいいので、しゃがんで頭をなでたら、ペロ~ン! ペロ~ン!と顔をなめられる。
 帰ってシャワーで顔を洗う。
 鹿に食われたおんりはんのように囓られなくてよかった。
 コーヒーを湧かし、ソファに寝そべり『変貌する高等教育』(岩波書店)を読む。
 ときどきPCに向かい、〈ネット上のわたし=ふたりっ子はん〉のことを考える。
 バスローブのまま、PCの机と読書のソファーの往復。
 こういう時間が楽しい。
 昼、うどんをつくる。
 夜は、やはり『大地の歌』を聴いて、安くて、思いっきり甘いワインを飲む。
 『大地の歌』はいつも通して聴いているが、きょうは第1楽章→1→2→3→3……というふうに、もう一度聴きたいところを繰り返して聴いた。
 第1楽章も好きになる。


◆ピックアップは、これでやめる。
 このときのわたしにとっての『大地の歌』と、今のわたしにとっての『エピソードと終わりなき歌』は同じなのか?
 結構、おもしろそうなテーマだ。

 とにかく早いうちにCD『エピソードと終わりなき歌』を入手したい。


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