週末に訪れた里山は、やっと春の兆しが見えてきました。
雨も時々降るようになり、一雨ごとに春の野草が花を咲かせるようになりました。
ミドリハコベ(緑繁縷)ナデシコ科
花弁は、深く切れ込みが入っていて、10枚の花弁に見えるが5枚である。
よく似たものに、コハコベがありますが、萼片と花弁が同じような長さ、茎が緑色でミドリハコベかと。
タネツケバナ(種漬け花) アブラナ科
この花が咲く頃に、稲の種籾を水に漬けて、発芽しやすいようにすることから、付いた名前。
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)オオバコ科
欧州原産の帰化植物で、日本のイヌノフグリより、大きいから大イヌノフグリと付いた名前。
名前は気の毒な名前ですが、植物学者の牧野富太郎博士が命名されたそうです。
別名は「瑠璃唐草」「星の瞳」とも呼ばれているそうですが、春の野草らしく、小さくて可愛い花。
里山の畑に沢山咲いていましたが、これからジャガイモを植えるため、全て除草されてしまいました。