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小川 勝己/葬列

2013年12月05日 | 小説

小川 勝己 著 葬列を読みました。



――これが私たちの戦争なんです――

社会にもてあそばれ、運命に見放された三人の女と一人の男。

逆転不能の状況のなかで、負け犬たちは、とっておきの作戦を実行した。

果てなき欲望と本能だけを頼りにして――。


それぞれ家庭に問題を抱えるおばさん二人、壮絶な過去を持つ娘、そして気弱なヤクザ。

別々に生活していた4人が偶然出会わし、それぞれの動機により一致団結して暴力団の金を奪おうとする。

そこまでに至る経過も面白いが、何と云っても終盤の別荘での銃撃戦は圧巻です!

銃をぶっ放しまくりでバッタバッタとやっつけていく・・・

これぞ痛快クライムアクション小説!!

ラストにどんでん返しもあります。

第20回横溝正史賞受賞作

この小説の満足度:☆☆☆☆ 


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