佐々木譲 著 「犬どもの栄光」を読みました。
倶知安町郊外の古い廃工場の中、背中に強い衝撃を受けて関口啓子は倒れた。
気がついたとき一人の男が…。
その男は通称“丸秀”と呼ばれ、大工をしながらひっそりと生きている男だった。
“丸秀”とはいったい何者なのか?
関口の問いに何も語らない“丸秀”。
しかし、彼は何かを恐めている。
その恐れているものとは何なのか・・・。
北海道夕張市生まれで中標津町に在住する著者の作品は舞台が北海道である事が多い。
同じ北海道出身のHさんにとっては、その作品を読むたびに北海道の情景が思い浮かび楽しみの一つでもあります。
それにしても、本作の舞台となるのが倶知安町とは・・・
また、かなりマイナーな土地を舞台に選びましたね~!
北海道の人でもその地名を知らない人がいるような場所です。
そんな土地で過去を隠してひっそりと生きてきた男
たまたま訪れた詮索好きな女主人公によって男は封印した過去と対峙する事になる・・・・
迫りくる追手・・・
度重なる危機・・・
逃げるか、戦うか・・・
男が下した最後の決断とは・・・
序盤はスローペースで進みますが、追手が現われてからは一気に緊迫感が高まります!!
中盤からは疾走感がありラストまで一気読みでした。
この小説の満足度:☆☆☆☆
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