畑を掘り、木を彫り、石を刻り、の自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

価格設定は自由ですが・・・

2018-10-24 22:00:18 | 篆刻


篆刻作品にする文字熟語は主に中国の古典から。
2文字、3文字、4文字熟語だったり、更に漢詩からピックアップしたりして。

書家の先生方もほとんど千年以上前の漢詩から、仮名ですと万葉集、古今和歌集などから
引用して作品にされていることが多いようです。
更に最古の詩「詩経」や論語、荘子、戦国策などからの引用も見かけます。

制作に際しては当然のことですが、その熟語を選ぶだけでなくて出典や時代背景を
知りたくなります。

様々な方法で参考図書を探し出し、買い求めますが出版元では絶版だったりして、
その場合はアマゾンなどを利用します。

購入したのは気楽に寝転んで読むような200頁足らずの本で、初版は1996年です。
購入価格は4円プラス送料257円。
状態は極めて満足の高い状態でした。

定価1,500円の本が最安値で4円!(送料別)で最高値が18,900円!で出品されていました。
何と、最安値の4,725倍の価格にびっくり。
ごく一般的書物にも関わらず、です。
出展者の意図はどこにあるのやら。

熟語の時代背景を読んでいますと、(う~ん、なるほど!)と興味津々、(そうなんだ)と
納得して作品作りができます。
読み進めますと、まるで千年以上前の人と会話しているような錯覚に落ち入ることもあります。

本って、本当に安価ですね。
コーヒー一杯よりも安い!

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