拙宅に案内はがきが到着しましたので、ここにご紹介させていただきます。
興味あればぜひお出かけください。
「日本青年篆刻展」
主催は「全日本篆刻連盟」と「日本篆刻家協会」「扶桑印社」です。
全日本篆刻連盟より数名の方(6名程度)残りは上記団体関係者です。
「全日本篆刻連盟」は故・小林斗盦先生の流れで、会員は役員推挙によるもの。
読売新聞系ともいわれています。
(因みに小生は全日本篆刻連盟の末席に)
一方、日本篆刻家協会は広く門戸を広げ、小中高生部門もあるようです。
会員数も数千名で、この団体は故・梅舒適先生の流れです。
こうした作風の違う団体が共同開催は珍しいと思いますが。
両団体ともH.P.ありますのでどなたも閲覧できます。
因みに現代の書壇を代表する「現代書道家20人展」は毎年、お正月から開催スタートし、
東京・高島屋日本橋から、大阪・高島屋、名古屋・松坂屋美術館へと3月初めごろまで
巡回されます。
書道家18人、篆刻家2人です。
篆刻は全日本篆刻連盟からおひとり、日本篆刻家協会からおひとりが出品され、
その作風の違いも楽しめます。
印材も展示されますので貴重な作品展です。
今回の「日本青年篆刻展」ご出品の若い篆刻家は家業が印鑑屋さんご出身もあるようです。
他にどんな職に就きながら制作されているのか不詳です。
篆刻だけで生活することは余程著名でないと厳しそうですから。
「青年」と記載され、45歳以下となっています。
篆刻の世界に一石を投じるような作品展だといいですね。