今日も無いな…。
俺は稲葉の売り子を物色しながらため息をつく。
職人もたくさん居る。
品数も決して悪くは無い。
だが
弓が…
弓だけがあまり売られていないのだ。
w-の普通の弓。
それはそれなりにある。
俺が欲しいのは攻撃力だ。
なにより重要なのはそこなのだ。
まだまだ修得中の身
何を贅沢な事をとも思うが
攻撃力の高い刀を持てない俺にとって
野外修得中の懐剣を振り回す日々はストレス以外の何物でもなかった。
弓なら技能はたくさんある。
神典だからこそ出来る事があるのだが
それを伝える事が出来ない。
「TDいきませんか~^^」
「はい~、お願いします~。」
俺は渋々知力寄りの弓を持ち掲示板前へと急いだ。
ああ、ここか…。
飛ばされた先で再びため息をつく。
ここは弓鳴りが効かない。
今日もサポだな…。
俺はサポ用の技能に切り替えた。
今日も無いんだろうな。
俺は稲葉の売り子を物色する。
ふっと穏やかな笑顔で佇む巫女と目が合う。
俺は呼ばれるかのように彼女の傍へと近づいた。
弓!
おそらく修得用に作られた弓。
相当な破格値だが全てw-。
その中に俺が求めていた攻撃力の高い弓が1本。
「こんにちは~。この弓売って頂けますか?」
「はい^^ありがとうございます^^」
安すぎるような気もするが
いいのだろうか。
俺は彼女に貫を渡す。
「なかなか攻撃力の高い弓が見つからなくて。
本当にありがとうございます~。」
俺は思わず彼女に伝えた。
「そうですかー^^神典をやられてる方少ないですものね…。
今回はたまたま攻撃力が高かったのですけど今度は攻撃力の高い弓も作ってみます^^」
「おお!それはありがたい。出来た時にはまた買いにきます!」
「はい^^是非^^」
彼女と別れ俺は弓に刻まれた銘を見る。
あれ。
この名どこかで見かけた事が…。
俺は記憶を辿りはっとする。
昔修得徒党でご一緒した事があった。
あの日も彼女は弓を売りながら参加していた。
あまりの安さにその時も俺は彼女から弓を買っていたのだ。
相当な破格値で弓を売る人。
儲けも無く倉庫を圧迫するだけだろう。
だが彼女が何故こんな商いをしているのか
家にも変な女がいるからわかる…
彼女の行動はおそらく
弓を扱っている職なら目につくはずだ。
誰も何も言わなくてもきっと貴方に感謝している。
あ…
出来たら今度は付与石を破格値で…是非…
俺は両替の資金を眺め
再びため息をつくのだった。
俺は稲葉の売り子を物色しながらため息をつく。
職人もたくさん居る。
品数も決して悪くは無い。
だが
弓が…
弓だけがあまり売られていないのだ。
w-の普通の弓。
それはそれなりにある。
俺が欲しいのは攻撃力だ。
なにより重要なのはそこなのだ。
まだまだ修得中の身
何を贅沢な事をとも思うが
攻撃力の高い刀を持てない俺にとって
野外修得中の懐剣を振り回す日々はストレス以外の何物でもなかった。
弓なら技能はたくさんある。
神典だからこそ出来る事があるのだが
それを伝える事が出来ない。
「TDいきませんか~^^」
「はい~、お願いします~。」
俺は渋々知力寄りの弓を持ち掲示板前へと急いだ。
ああ、ここか…。
飛ばされた先で再びため息をつく。
ここは弓鳴りが効かない。
今日もサポだな…。
俺はサポ用の技能に切り替えた。
今日も無いんだろうな。
俺は稲葉の売り子を物色する。
ふっと穏やかな笑顔で佇む巫女と目が合う。
俺は呼ばれるかのように彼女の傍へと近づいた。
弓!
おそらく修得用に作られた弓。
相当な破格値だが全てw-。
その中に俺が求めていた攻撃力の高い弓が1本。
「こんにちは~。この弓売って頂けますか?」
「はい^^ありがとうございます^^」
安すぎるような気もするが
いいのだろうか。
俺は彼女に貫を渡す。
「なかなか攻撃力の高い弓が見つからなくて。
本当にありがとうございます~。」
俺は思わず彼女に伝えた。
「そうですかー^^神典をやられてる方少ないですものね…。
今回はたまたま攻撃力が高かったのですけど今度は攻撃力の高い弓も作ってみます^^」
「おお!それはありがたい。出来た時にはまた買いにきます!」
「はい^^是非^^」
彼女と別れ俺は弓に刻まれた銘を見る。
あれ。
この名どこかで見かけた事が…。
俺は記憶を辿りはっとする。
昔修得徒党でご一緒した事があった。
あの日も彼女は弓を売りながら参加していた。
あまりの安さにその時も俺は彼女から弓を買っていたのだ。
相当な破格値で弓を売る人。
儲けも無く倉庫を圧迫するだけだろう。
だが彼女が何故こんな商いをしているのか
家にも変な女がいるからわかる…
彼女の行動はおそらく
弓を扱っている職なら目につくはずだ。
誰も何も言わなくてもきっと貴方に感謝している。
あ…
出来たら今度は付与石を破格値で…是非…
俺は両替の資金を眺め
再びため息をつくのだった。