「今日のノルマ終了!」
私は両替に大量の炭を預けると
大きなため息をつく。
後は何か適当なドロップ品でも…ん…?
ぼんやり私の横に立つ鍛冶屋。
この人よくここに居るけど
まだ組んだ事無いなぁ。
あっ!と何か思い立ったように鍛冶屋はその場を走り去っていった。
固定徒党とか
お友達同士とか
稲葉に居ると大体繋がりが見えてくる。
町に溢れる所作
この人あの人とお友達なんだ とかねっ。
「狩りでもいこー!」
「うん^^」
呼子ちゃんに拉致られ稲葉を後にする。
逆に言えば1人で居る人もそれはそれで
私は気になったりもしちゃうんだ。
狩りを終えて稲葉に戻った私の斜め前には
あの鍛冶屋がぼんやり立っていた。
こっそりメモを覘く。
——^^——
ん…。
微笑んでるっ…。
lvも高いし
装備も私なんかよりちゃんとしてるし
野良とかでのんびり遊んでる人かなぁっ。
気安くあちこち声をかけないように
薬師の姉様に忠告を受けているけど…
んーっ、この人どんな方か気になるなぁっ!
「呼子ちゃんっ。」
「ほい?」
「TDいこっか♪」
「さっき狩りしてきたばかりじゃんw今日は元気ですねぇ~!?」
「ふっ。あんな程度の狩りじゃ物足りないわよっ♪」
「じゃいっちゃうか!TD!」
「うんっ!!」
無線機で検索をかけはじめる呼子ちゃんに私は慌てて言う。
「鍛冶屋声かけるねー^^」
「お願い!」
私はそーっとあの鍛冶屋の側に立ちお辞儀する。
「こんにちは^^お時間あればTDご一緒しませんか^^?」
どきどき。
私の真意が見抜かれていたらどうしよっ。
「はい~^^お願いします~^^」
鍛冶屋はにっこり笑って私にお辞儀してくれた。
「呼子ちゃん、党首ちょうだいっ♪」
「おk」
「よろしくおねがいします^^」
「よろしくねー♪」
党員が集まり私達はTDへと出発する。
静かだけれど穏やかな鍛冶屋。
せっかく組めたし何かお話したいっ
私はお喋りを加速させる。
盛り上がってくる徒党会話。
鍛冶屋はニコニコその様子を見ている。
違うっ、違うっ、
もっとこう
お話に入ってきてーっ!?
じれったくなった私は思わず鍛冶屋の耳元で内緒話をする事にした。
「よく両替でおみかけします^^」
「あ、はい^^私もですよw」
「おおっ!そうでしたかっ♪」
鍛冶屋はふふっと笑うと
「炭買わせて頂いた事ありますよ^^」
「ええ!?そうだったんですかぁ~!?」
毎日売り子やってるとお客さんの顔まで覚えていないやっ…。
「ボス続きだったのでこうした狩りは久しぶりです^^」
「おぉっ、そうでしたか!ではちょっと物足りないですかねっ?」
「いえいえw本当はこういうのんびりした感じが好きなのですw」
鍛冶屋は大きく頷くと
「ボスばかりだと疲れます^^あまり今は狩りに誘われないので嬉しかったです、ありがとう^^」
と私にニッコリ笑ってくれた。
狩り専門である私はあれから気になる人を片っ端から誘っている。
「今度は誰w」
「あそこにいる薬師さんね、1度遊んでみたいんだよねーっ♪」
「はいはい…w」
私の考えを知った呼子ちゃんは無線機を取り出す。
「初めまして^^よかったら一丹狩りに行きませんかぁ~^^?」
私は元気に声をかける。
気軽な狩りはお友達作りに重要な意味を持ってるって
私は思うんだ♪
私は両替に大量の炭を預けると
大きなため息をつく。
後は何か適当なドロップ品でも…ん…?
ぼんやり私の横に立つ鍛冶屋。
この人よくここに居るけど
まだ組んだ事無いなぁ。
あっ!と何か思い立ったように鍛冶屋はその場を走り去っていった。
固定徒党とか
お友達同士とか
稲葉に居ると大体繋がりが見えてくる。
町に溢れる所作
この人あの人とお友達なんだ とかねっ。
「狩りでもいこー!」
「うん^^」
呼子ちゃんに拉致られ稲葉を後にする。
逆に言えば1人で居る人もそれはそれで
私は気になったりもしちゃうんだ。
狩りを終えて稲葉に戻った私の斜め前には
あの鍛冶屋がぼんやり立っていた。
こっそりメモを覘く。
——^^——
ん…。
微笑んでるっ…。
lvも高いし
装備も私なんかよりちゃんとしてるし
野良とかでのんびり遊んでる人かなぁっ。
気安くあちこち声をかけないように
薬師の姉様に忠告を受けているけど…
んーっ、この人どんな方か気になるなぁっ!
「呼子ちゃんっ。」
「ほい?」
「TDいこっか♪」
「さっき狩りしてきたばかりじゃんw今日は元気ですねぇ~!?」
「ふっ。あんな程度の狩りじゃ物足りないわよっ♪」
「じゃいっちゃうか!TD!」
「うんっ!!」
無線機で検索をかけはじめる呼子ちゃんに私は慌てて言う。
「鍛冶屋声かけるねー^^」
「お願い!」
私はそーっとあの鍛冶屋の側に立ちお辞儀する。
「こんにちは^^お時間あればTDご一緒しませんか^^?」
どきどき。
私の真意が見抜かれていたらどうしよっ。
「はい~^^お願いします~^^」
鍛冶屋はにっこり笑って私にお辞儀してくれた。
「呼子ちゃん、党首ちょうだいっ♪」
「おk」
「よろしくおねがいします^^」
「よろしくねー♪」
党員が集まり私達はTDへと出発する。
静かだけれど穏やかな鍛冶屋。
せっかく組めたし何かお話したいっ
私はお喋りを加速させる。
盛り上がってくる徒党会話。
鍛冶屋はニコニコその様子を見ている。
違うっ、違うっ、
もっとこう
お話に入ってきてーっ!?
じれったくなった私は思わず鍛冶屋の耳元で内緒話をする事にした。
「よく両替でおみかけします^^」
「あ、はい^^私もですよw」
「おおっ!そうでしたかっ♪」
鍛冶屋はふふっと笑うと
「炭買わせて頂いた事ありますよ^^」
「ええ!?そうだったんですかぁ~!?」
毎日売り子やってるとお客さんの顔まで覚えていないやっ…。
「ボス続きだったのでこうした狩りは久しぶりです^^」
「おぉっ、そうでしたか!ではちょっと物足りないですかねっ?」
「いえいえw本当はこういうのんびりした感じが好きなのですw」
鍛冶屋は大きく頷くと
「ボスばかりだと疲れます^^あまり今は狩りに誘われないので嬉しかったです、ありがとう^^」
と私にニッコリ笑ってくれた。
狩り専門である私はあれから気になる人を片っ端から誘っている。
「今度は誰w」
「あそこにいる薬師さんね、1度遊んでみたいんだよねーっ♪」
「はいはい…w」
私の考えを知った呼子ちゃんは無線機を取り出す。
「初めまして^^よかったら一丹狩りに行きませんかぁ~^^?」
私は元気に声をかける。
気軽な狩りはお友達作りに重要な意味を持ってるって
私は思うんだ♪