「真琴^^ちょっと売り子1位に来れる^^?」
「うん^^」
試験的だと言われている一門の導入。
真っ先にお声をかけてくれたのが良普さんだった。
屋敷へと入るとすでに数人の方々が良普さんを囲んでいた。
「こんにちは^^」
「どーも!」
「こんこん^^」
良普さんは私の傍へ近づくと小声で言った。
「真琴は入る一門決まってる??」
決まっているどころか入る事すら考えていなかったが . . . 本文を読む
「ノックいきませんか~^^」
「はい^^お願いします^^」
最近季楽さんはよく私を誘ってくれる。
あいかわらず元気な方だ。
岳さんは昔のようにあまり党首をしなくなった。
この世の暗黙のルールを知れば知るほど
慎重になり臆病にもなる。
私は最初から慎重で臆病だったけど…。
常識人になってしまった というのが正しいのだろうか。
行く場所がボスだらけ 戦闘方法が決まっている雑魚狩りの現 . . . 本文を読む
岳さんは馬流さんの養子を見て固まっていた。
そうだよね。
そうなるよね…。
特化クエの手伝いに呼ばれた私と岳さんは屋敷で馬流さんと落ち合っていた。
「すごいですねw」
「何が!?」
私は少々強めの口調で岳さんを見た。
「似てるでしょ?w特にマコタンの方w」
馬流さんは楽しそうに言う。
「いいですねー…。」
岳さんは養子の侍をまじまじと見つめる。
「岳さん!?」
「すみま . . . 本文を読む
「まこ。お前、男を狂わすな…」
「…。」
詩皇さんは笑いを堪えながら私に言う。
「詩皇さんと一緒にしないでよ…。」
私は不満げに詩皇さんを見る。
「さすがに…俺の愛人もやらないぞ…。」
「愛人て…。そんな人どこにいるの。」
「俺が愛人と決めれば愛人。」
「なんて迷惑な人…。」
全く他人事なんだから…。
何人女性囲えば気が済むのか…。
頭を抱えた私を見て堪えきれなくなった彼は大 . . . 本文を読む
マラソンして玉を集めるだけで
耐久度は低くとも手軽に装備品を作れたり潜在を稼ぐ事もでき
生産かわら版は初心者さんには良いクエのように感じた。
けれど本格的に生産している職人さんには物足りなく
作れる装備も決して上級者向けでは無い。
何かと規制の多い生産かわら版。
しばらくは楽しんでいた私だったが
段々と足は遠のき
暇になると時々現場に赴き
巾着で玉交換を探している方の為だけに
このクエをやる . . . 本文を読む
私は山城に居た。
馬借ではたくさんの人だかり。
とにかくまずは変身しなきゃ。
藤原屋伝助さんにもらったアイテムを使う。
「八百万の神達共に…」
体はみるみる小さくなり白い犬になった。
可愛い…。
思わずその場でグルグル回る。
その横で見知らぬ方もグルグルと回っていた。
恥ずかしい…。
私はそそくさとその場を後にする。
生産かわら版。
新たに出来た伝助さんからの依頼。
生産潜 . . . 本文を読む
「まこタンw何してるの?」
「俺ね、陰陽師養子にしたwかっこいい名前でしょw」
「まこタン!呼んでみただけw」
馬流さんはちょっと不思議な方。
眞子から色々話は聞いていたけれど
今まで私が出会った事の無い個性的な方だ。
岳さんも弟のような雰囲気を持った方だけれど
馬流さんはそれを通り越し子供のような感じ。
それと…
相当なSだと聞いている…。
眞子が寝てばかりいる責か
最 . . . 本文を読む
勢力ごとの集団会話や
個々でどこでも見れる掲示板の仕様が増え
積極的に交流を持つよう指令を出されているような
そんな空気がこの世に流れている。
便利だと思われる方と
必要無いと思われる方と
色々な意見が聞かれた。
そんな事をしなくても
十分交流の持てる世であるはずだと
私は感じていたが
それも時代の流れ。
私設を含め私個人はこれにも興味が湧かなかった。
亮さんは上杉へと移籍していた。
. . . 本文を読む
「根の国 鳴/若/析/土 神職様」
この募集…。
ふっと私は絵巻を開く。
あ…
埋まってない…。
「こんにちは^^古神ですがご一緒させていただけませんか^^?」
「はい~^^お願いします!」
今更倒す必要性は無いけれど
ここだけ絵巻が空いているのも気になった私は
党首にお声をかけた。
多分集まった方も絵巻が目的なのかも…。
準備し右京の八尋さんの元へと到着した私は
党員の方の雰 . . . 本文を読む
「ひー!」
「やばっ!!」
大概は修得の為美濃へと出向く。
過疎国の場合や修得に適した敵の少ない国に誕生した場合
人の多い場所へと流れていく。
私は春日山で誕生した侍。
ここは人も多く美味しい敵で溢れている。
わざわざ他国から修得の為越後を訪れる方々が居る程。
町から比較的近い場所にいる無法者。
これが今の私達の狩場なのだが…
私の目の前に映る敵は刺客。
無法者の傍を何故かうろつき . . . 本文を読む