チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

神の天秤 第11話

2011-12-02 20:57:42 | 韓国ドラマ カ行
■第11話 ノ弁護士の思惑

新林洞事件の目撃者である大家さんの息子ドゥクスから
事件当時の話を聞いたジュナ。
ウビンを呼び出し、いきなり殴りかかり、
「やっぱり、お前だったんだな!
キム・ウビン、お前だ!真実は隠しきれない。」と言うと、
「面白い。相手になってやるよ。
力の限りやってみろ。
僕も結末がどうなるか知りたい。」とウビン。
するとジュナは、「お前との友情は今日で終わりだ」と言って帰って行くのでした…

ドゥクスはジュナに
「毎日来ていたカッコいい男の人が女の人を突き飛ばしたら、
その女の人が死んじゃった」と話したようです。

寮に帰ったジュナは、ヨンジュを無視しようとするのですが、
「有罪判決は気が進まなかった…」とヨンジュが話しかけました。
「ウビン先輩がウンジさんを殺す理由なんてないわ。
しかも、暴行殺人なんて・・・」とヨンジュが言うと、
「”先行犯あり 正当防衛”なんて誰も知らない情報を
どうしてウビンが知ってるんだ!?」とジュナ。
でも ヨンジュは、”ヨンハがウンジのことが好きだった”ということを
信じており、「人は愛のためなら思いがけない行動をすることもある」と言うのですが、
「今回の模擬裁判は、君のためだった。
事件の鍵を握る君に真実を見て欲しかったんだ。
君は愛より正義を選ぶと思ってた。愛に目をくらまされてるようだな。
ウンジを想い ヨンハが流した涙が君には痴情に見えたのか?
ウビンの味方だと言えよ!その方が君を許せる。」と言ってジュナは去って行くのでした。

陪審員まで”有罪”と判断したことを不審に思うジュナ。
ハクボムに尋ねてみると、
「みんな実際の判決を知っていたんだろう。
法曹界は保守的だから、判決を覆すことは難しい。」と言われるのですが、
「見ててくれ。俺は必ずやり遂げる!」とジュナは言うのでした。

「ウビンの面倒をみてやれ」とホン教授に命令したセラ父。
人殺しの疑いのあるウビンをなぜ助けようとするのか?
理解に苦しむホン教授…
「ウビンとセラをくっつけるつもりなのか?
ノ弁護士とキム部長が味方に!?」
ということが頭をよぎるのですが、
「そんなことあり得ない!」と自分で否定するのでした。

その頃、セラは「模擬裁判の事件はあなたと関係があるの?
それなりの確信があるから、失礼を承知で聞いてるのよ。
チャン・ジュナさんに聞いた方がいいかしら?」と言うと、
「そうしてくれ!
失礼と無礼は違う!そのくらいはわきまえろ」とウビンは言うのでした。

”ウビンの母親と接近中”というメールを母から受け取ったセラ
その頃、ウビン母とセラ母は 一緒にお茶を飲んでいました。
「娘をもらってくれない?」とセラ母。
夫から頼まれた話を切り出すのでした。

「父がウビンさんと私が結婚することを望んでいるの。
今、母親同士がその話をしているはずよ」とセラ。
父親がシンミョンのノ弁護士であることを打ち明けました。
ノ弁護士とウビン父は、ソウル法大山岳部の同期で、
幼い頃に何度か登山大会で会ったことがあるようなのですが、
ウビンは覚えていないようです…
セラは ウビンと結婚することについて、どっちでもいいと思っているそうで、
「選択はウビンさんに任せるわ」と言って去って行くのでした…

家に帰ったウビン母。
国内最大の法律事務所シンミョンとの縁談を魅力的だと思っているようです。

セラのことが気になるウビン。
セラのことばかり見てしまいます。
そんなウビンの態度にヨンジュは不安になるのでした…

猛勉強で臨んだ試験を終えたジュナは、ヨンハの面会へ行きました。
「オ・ガンチョルが大邱に移送された」とヨンハから聞いたジュナは、
安心するのですが、ヨンハがヨンジュのことを気に入っていることを知ると、
ちょっぴり表情が曇るのでした・・・
ヨンハにとってヨンジュは、
”友達でもあり、姉さんでもあり、母親みたいな人”なんだそうです

セラが不在のあいだに携帯が鳴り、代わりに出たヨンジュ
なんと、ウビン母からでした
ヨンジュが動揺していると、そこにやって来たセラ。
ウビン母はセラを食事に誘い、セラも喜んで応じていました。
「忠告したでしょ?傷つけたくなかった…
付き合ってるわけじゃないから誤解しないで。
でも、これが現実なの。
富めるものはすべてに有利。
こんな特権は欲しくもないけど、断れないの。」とセラ。
ヨンジュは悔しくて涙ぐみます

母から連絡を受けたウビン。
「事を急いてヨンジュに知られたら困るよ」と言うウビンに
「お金や名誉のためではないのよ。
あなたはヨンジュを愛してない。
ただあのことを隠すために、一生あの子の手に委ねることになるのよ。
シンミョンがどんなところか分かる?
無から有を作り出す所よ。
シンミョンなら、あなたを守れるわ」と母。
でも、ウビンは 天敵であるノ弁護士と父が許すわけがないと言い、
ヨンジュの父と婚約式の話までしてしまったから、
もう後には引き返せない!と言うのでした…
その会話を聞いてしまったジュナ。
「ヨンジュさんも承知か?唯一の証人だからな。」と言うと、
「ヨンジュが証言するとでも?」とウビン。
ジュナは、「偽りの感情さえ捨てれば、証言するだろう」と言って去って行くのでした。

その夜、ウビンはヨンジュを呼び出しました。
車の中でウビンは、ヨンジュにキスをするのでした。

ウビンとヨンジュの婚約式の日。
気が進まないジュナでしたが、
「クラスメイトとして出席すべきだ!」
とハクボムに無理やり連れて行かれるのでした。
ヨンジュ父とウビン父は、子供たちの婚約を心から喜ぶのですが、
ウビン母には笑顔はありませんでした…
偽りの笑顔を見せるウビンを無表情で見つめるジュナ。
ウビンと目が合うと、不愉快になり 帰ってしまうのでした。

婚約式を途中で抜け出したジュナをセラが追いかけて来ました。
「まさか、ヨンジュを好きだった訳じゃないわよね?」と言うセラに
「信じたかったんだ」とジュナ。
「愛してたの?」とセラが問うと、
「愛してでも、彼女の心をつなぎ止めておきたかった。
これで、彼の罪は雪のように溶けて消えるだろう。
でも、俺は諦めない。
地の果てまで、空の果てまでも追いかけて奴を捕まえる。」とジュナ。
「模擬裁判の事件はウビンさんと関係あるのね?」とセラが尋ねると、
ジュナは小さくうなづいたものの 何も言いませんでした。

婚約式の夜、「婿にはもらい損ねたが、ウビンのようなエリートを
シンミョンに迎えたいものだ」とノ弁護士。
ホン教授に”天敵を除去するんだ!”と命じました。

早速 ウビンと面談することにしたホン教授。
検事志望のウビンに対し、
「今では検事よりも企業担当弁護士の方がいい。
法より資本の世の中というわけだ。
シンミョンに入れば、富と権力を得られる上に
どんな罪だって消すことができる。
チャン・ジュナだが、弟が暴行殺人犯というのは問題だな。」
と言ってシンミョンに入ることを勧めるのでした。

その頃 ジュナは、ウビン父に呼び出されていました。
ジュナの成績がとても優秀だったそうで、
「検察に任用される成績だ」と褒め称えるのでした
すると、そこにチョン教授がやって来て
「ホン教授の部屋へ来てください!」と言うのでした

ホン教授は、任用の際に重視される意見書に
”ジュナは不適格だ”と書いて法務部へ送ったそうです!
「志望動機は弟の釈放だ。公私の区別ができていない。
司法に不審も抱いている。
評価は指導教官の権限だろ?」とホン教授。

ホン教授に新林洞事件のことを話してしまったハクボムは、
責任を感じて慌てていました

エレベーターホールで一緒になったジュナとウビン。

ウビン:僕を被告人の席に座らせられるか?


ジュナ:待ってろ もうすぐだからな!

そこにやって来たハクボム。
ジュナに「ホン教授がお前は検事に不適格だと意見書を送った!」と報告し、
ウビンは笑みを浮かべるのでした…

そんなところで、第11話終了です


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