チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

神の天秤 第15話

2011-12-14 22:58:11 | 韓国ドラマ カ行
■第15話 駆け引き

シンミョンに家宅捜索が入る!?
そんなニュースが世間を賑わす中、ウビン父を訪ねて来たノ弁護士。
「キム部長は、息子さんが大事ですか?」
と意味深な言葉を残して帰って行くのでした…

その頃 ウビンは、ガンチョルに呼び出されて出かけて行きました。
「新林洞の屋根裏部屋に来てくれ。
もし来なかったら、検察に電話する!」とガンチョル。
ウビンは ガンチョルに言われた通り、新林洞へ向かうのでした。
そんな中 父から着信があったものの、ウビンは電話に出ませんでした…

チョン教授は、「すぐにでもシンミョンへ家宅捜索に入るべきだ!」
と言うのですが、ノ弁護士が何かを企んでいることに気付いている
ウビン父は「慎重に動くべきだ」とその日は帰るよう指示するのでした。
そのことを知ったジュナは、セラが大韓銀行売却に関するシンミョンの交信記録を
持って来た時にセラが言っていた言葉を思い出しました。

もし シンミョンに家宅捜索が入り、決定的な証拠が見つかったら、
父はどこへ行くと思う?
キム部長のところよ。”お前の息子は殺人犯だ!”と。
それでも、キム部長は シンミョンに逆らえると思う?
忠告したはずよ。”ジュナさんの敵はウビンさんだけじゃない”と。
きっと キム部長もシンミョンと手を組むわ。
あなたの敵は、さらに強大になるのよ。


ガンチョルから連絡を受けたジュナ。
「真犯人はキム・ウビンなんだろ?」と言われ、動揺します

家に帰ったウビン父。
「ウビンのことで何か秘密が?」と妻に尋ねるのですが、
「そんなことあるわけないじゃない!」
とウビン母はごまかすのでした。

その頃、新林洞の屋根裏部屋でウビンを待っていたガンチョル。
そこにウビンが現れました。
「まさか お前だったとはな!」とガンチョル。
ヨンハに濡れ衣を着せておきながら、のうのうと暮らしている
ことを責めると、ウビンは
「目的はこれだろ?」と1000万ウォンの小切手を差し出すのでした。
「この金で俺の妹を買って来てくれよ!」とガンチョル。
「俺もお前を殺して、お前の親に1000万払ってやるよ!」
と金槌でウビンを殴ろうとすると、そこにジュナが刑事を連れて駆けつけました
「復讐は罪だと言っただろ?」とガンチョルを怒鳴りつけ、
ガンチョルは刑事に連行されて行くのでした…

屋上部屋に残されたウビンとジュナ。
ジュナは「最後に頼みがある。
キム部長は、俺にとって父親のような存在だ。
お前のために不正をさせるな!」と言うのですが、
「自分の心配をしろ!
諦めないとヨンハが危険だぞ!」とウビン。
それでも ジュナが「見ていろ!何があろうと、お前を被告人席に座らせる」と言うと、
ウビンは、「証拠でもあるのか?もしあったとしても、
僕を起訴できるか?担当検事はヨンジュだ!」と余裕の態度を示すのでした。

その夜、ノ弁護士の使いでホン教授がウビン父を訪ねて来ました。
「ジュナが模擬裁判で取り上げた事件の真犯人をご存知ですか?
息子さんに聞いて下さい。」とホン教授。
「もっとハッキリ言ってくれ!」とウビン父が要求すると、
ホン教授は、「真犯人は、部長の息子さんです!」と言うのでした
「君はその言葉に責任を持てるのか?」とウビン父が尋ねると、
「部長が目をかけているチャン・ジュナも、
とっくに知っている事実です!お気の毒です…」とホン教授。
愕然とするウビン父に「勇気あるご決断を」と言って去って行くのでした。

部屋の外で話を聞いていたウビン母も動揺していました。
「ウビンに電話しろ!」とウビン父が言うと、
「ウビンに何も罪はないわ!」とウビン母。
その言葉から、ウビン母が既にその事実を知っていたことが判明しちゃうんです!

まだ決心がつかないヨンジュ。
「ヨンハは、毎日が拷問だと言っている。
ヨンジュさんにはその悲鳴が聞こえないのか?」とジュナが責めると、
「心証だけで証拠はないわ!
キーホルダーは失くしたものだし、
イム・ドゥクスの証言は証言能力に欠ける。
起訴する材料がないわ!」と言うのでした…
ジュナが「僕のアイディアを試してみる?」と言うと、
ヨンジュは同意するのでした。

家に帰る途中、ホン教授から連絡を受けたウビン。
「部長に会って来た。大勝負に挑んで来た気分だ。
吉と出るか?凶と出るか?はお前に懸っている」とホン教授…

家に帰ったウビン。
「真実を葬るつもりなのか?」と父に訊かれ、
「正当防衛で無罪が認められたとしても、
道徳的に非難される。汚名を着せられたまま生きる自信は僕にはないよ。
父さんの力で無罪になったと思われる。
皆に後ろ指をさされるんだ!
もう、弁護士としてやっていけない…
この家は、祖父の代から名誉ある法律家の家柄だ。
僕のせいで家名を汚したくない。
父さんまで失脚される…それがつらいんだ。
おねがいだから、どうか今回だけ見逃してほしい。」とウビン。

すると 父は、祖父の話を語り始めました。

中学生のころに父(ウビンの祖父)が泣いているのを偶然見てしまい、
何故だかとても悲しくなって一緒に泣いてしまった。
それ以来、生きていくのがつらい時や、判断に迷った時は父を思い出すことにした。
”父さん…あの岩のように堅固な人が涙を流すとは…”と思うと力が湧いた。
ウビンが”シンミョンへ行く”と言った時も、
今日 ”自信がない”と言った時も、
私はお前に欠けるべき言葉を失ってしまう。
ただ打ちのめされる。
父は私に涙ですべてを語ってくれたのに、
私はお前に何もしてやれなかったのか…
私の生き方は、お前に何も示せなかったんだな。
私も もう年だ。捜査部長の地位も ワナだと知りつつ就いた。
未練はない。お前のためだったら、できることは全部してやりたい。
だが、何がお前のためなんだろう?
お前の幸せのために何をすべきか?
それに、父親としてこの状況をどう処理すべきなのか?
あまりにも突然すぎて、頭が気持ちについていかない。
ウビン、少し時間を置こう。
お前も私も それぞれ どうすべきか考えてみるんだ…


そこにやって来たウビン母、
「私が悪かったの。私が代わりに罪を償うわ。
だから、今回だけ ウビンのしたことに目をつぶってあげて!」
と泣きながらお願いするのでした

「今すぐにでも シンミョンへの家宅捜索をしなければ!」
とチョン教授たちは言うのですが、
ウビン父は自らのとるべき態度を決めかねていました…

ヨンハに会いに行ったヨンジュ。
「真犯人がほとんど特定できた」と話すと、ヨンハは喜ぶのですが、
「真犯人を捕まえたら…1つお願いがあるの。
真犯人のことを許してあげて。」とヨンジュ。
真犯人が知人であることを話し、
「ごめんなさい。私が代わりに謝るわ」と大粒の涙を流しました
刑務所を後にしたヨンジュは、
「ジュナさんの案を試してみるわ」とジュナに伝えるのでした

ウビンと待ち合わせをしたヨンジュ。
天秤のキーホルダーを持って科捜研へ向かいました。
「キーホルダーに血が付いていたの。
DNA鑑定をして、イム・ドゥクスの血が検出されたら 動かぬ証拠になる」
とヨンジュが言うと、ウビンは動揺するのでした!
次の瞬間、職場から連絡を受けたヨンジュは車を停めて外で通話することに。
この電話 実はジュナからの着信で、ウビンを試すためのものだったのです

ウビンさんお願いよ!どうかワナにかからないで!

ヨンジュは、科捜研に提出する本物のキーホルダーの他に
工房を捜すためのレプリカを渡されていました。
それを知っていたウビンは、ヨンジュが電話のために車から降りると
キーホルダーを差し替えてしまうのでした
ヨンジュの願いは届かず、ウビンはワナにかかってしまったのでした…

ウビンとヨンジュが車から降りると、そこにはジュナが待っていました。
「箱の中身を確認しよう」とジュナ。
キーホルダーを確認し、「すり替えられてある。」と指摘。
「キム・ウビンさん、あなたを新林洞殺人事件の容疑者として逮捕します!」
ヨンジュは泣きながら宣告するのでした…
ウビンは、ヨンジュの名前を呼びながら警察に連行されて行きました

ウビン逮捕の知らせを受けたノ弁護士は、
慌てて記事にならないよう手を打つのですが、
その頃、ウビン父たちは シンミョンを叩くための証拠を手に入れていました!

そんな中、ノ弁護士から連絡を受けたウビン父。
「シンミョンを叩けば韓国の礎が揺らぎます。
本末転倒でしょう。
私は、お互いの利益になる関係を望みます。」とノ弁護士。

さて、ウビン父はどういう決断を下すのでしょうか?

そんなところで、第15話終了です


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