チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

神の天秤 第16話

2011-12-15 20:38:08 | 韓国ドラマ カ行
■最終話 父の涙

”シンミョンを叩けば、韓国の礎が揺らぎます。本末転倒でしょう”
というノ弁護士の言葉を思い返すウビン父。
シンミョンへの突撃を決意し、捜査令状を請求することに

ヨンジュに連絡したウビン父。
「相談もせず、すみませんでした」と謝るヨンジュに
「法を見下す奴らを倒すことが、検察の役目だ!」
とシンミョンに家宅捜索に入ることを宣言し、
被疑者の父親として「客観的で公正な捜査をしてくれ。
君が私の家族なのが誇らしい。
敵を攻撃する決心がつかずにいたが、君に救われたよ。」
とヨンジュに話すのでした。

ウビン父のもとに現れたジュナ。
「決心して下さり、感謝しています」と声をかけると、
「私には人を見る目がある。君は検事に向いてるぞ」とウビン父。
ジュナに対して申し訳ない気持ちも明かし、
「許してくれ…」とジュナを抱きしめて泣くのでした

検事としてウビンに尋問をすることになったヨンジュ。
ウビン父がシンミョンの捜査をすることになったことを話すのですが、
ウビンは、「俺に自白させるためだろ?」と疑うのでした。
そこに現れたホン教授。
「シン検事、どういうことだ!?
シンミョンの弁護士を捕まえるとは!」と不満を言うのですが、
”シンミョンに家宅捜索が入る”という連絡を受けると、態度をコロッと変え
「人を殺したのなら、ちゃんと罪を償え」と冷たく言い放って帰って行くのでした。

翌日、”捜査部長の息子 犯行後に留学”という記事が新聞に掲載され、
ウビン父が事件を隠蔽したのでは?という疑惑が生じていました。

そんな中、ヨンジュからの尋問を受けるウビンは、
犯行を認めたものの、「あれは事故だった!
事故のせいで合格証書を無駄にしたくなかった!」と正直に話すのですが、
「本のカバーを外して指紋を消した理由は?
他人が濡れ衣を着せられたのよ!」と責めるヨンジュ。
すると ウビンは、「お前だって真実に気付かないフリをしてただろ?」と言い、
耐えられなくなったヨンジュは、部屋を出て行くのでした

そこに電話してきたウビン母
「ウビンと婚約しておきながら裏切るなんて!
気に入りもしないのに、なぜあなたと婚約させたと思う?
息子には未来があるのよ!
息子よりも仕事が大事なの」とヨンジュを責めるのですが、
テレビのニュースでウビンのことが報じられるのを聞くと、
心労で倒れて病院に搬送されてしまうのでした

ヨンジュと共に母が入院する病院へ行ったウビンもまた
自分のことがテレビで放送されているのを目の当たりにするのでした…
自暴自棄になったウビンは、ヨンジュに
「お前を愛していない。
あの日、現場に行ったと知られるのが怖くて
キーホルダーのために演技していた。
今まで一瞬たりとも愛したことはない。
婚約指輪をはめた時も愛していなかった」と言ってしまうのでした。
「そこまで言うの?
キーホルダーをあげたこと、後悔したわ。
キーホルダーのせいで愛してるフリをしてつらかったでしょうね。
でも、もう見ていられなかった。
だから、ワナにかけたのよ。
あなたは忘れても、私は覚えてる。
キム・ウビンという人がどれほどいい人だったか…
私を愛さなくてもいい。
昔に帰って いい人に戻って欲しい。」と去って行くヨンジュ。
ウビンは目に涙を浮かべるのでした

シンミョンの家宅捜索に入ったものの、何の証拠も掴めなかった捜査チーム。
そんな中、セラがジュナを訪ねて来ました。
「この間 断ったCD欲しくない?
あれがあれば、シンミョンを起訴できるのに」と言うセラに
「セラさんと俺は住む世界が違う。
俺は君の世界に入る気はないんだ」と断るジュナ。
傷ついたセラは、ジュナの強敵になることを心に決めるのでした。

「ウビンさんは正当防衛です。不起訴処分とします。」
とウビン父に報告するヨンジュ。
新聞記事を読んで、ウビンの将来を心配したウビン父は、
「君の判断は正しいと思うが、
正当防衛ではなく、暴行致死か過失致死で起訴しろ」と指示を出しました。
最初は納得しないヨンジュでしたが、
「国民の理解を得るためだ」とウビン父に言われると、
同意せざるを得ないのでした…

間もなくヨンハは釈放されました
抱き合って喜ぶジュナとヨンハ。
ジュナは、”もうヨンハを泣かせたりしない!”と母に誓うのでした

母と一緒に家に帰ったウビンは、マスコミに囲まれ、
家に入ると、解雇されたシンミョンから荷物が届いていました。
「ウビンに罪はないのに、どうして起訴するの?
1人息子を見世物にする気なのね!」
大声で泣き叫んで父を責める母。
父は1人で外に出て、
「すみません、父さん。
私は至らない人間でした。」と言って号泣するのでした
そんな両親の姿を目の当たりにしたウビンは、
自分の犯してしまった罪の重さを痛感するのでした。
「生きるのはつらいものだな」と言う父に
ウビンは「父さん、僕が悪いんです。許してください。」
と泣きながら謝るのでした。

ウビン父は辞表を提出しました。
「公正な裁判のために辞職すべきだと考えました」と言うウビン父に
「君のような人が検察を守るべきなんだが…」と上司。

ウビンの裁判の日。
令状担当部長判事だったソ・サンテクが担当弁護士!?
判決が出る前にウビンは、ヨンハに許しを請うことを希望しました。
そして、ヨンハの前にひざまずき、「許してください」と言うと、
ジュナをはじめ裁判を傍聴していた家族、友人たちは涙ぐみます
ヨンハは何も答えなかったのですが、ジュナがウビンの手を優しく握り、
優しい眼差しでウビンを見つめるのでした。

判決は
ウビンは正当防衛が認められて無罪。
イム・ドゥクスは、懲役3年6か月に加え、治療監護となりました。

ハクボムとミンテの法律事務所に顧客がやって来ました。
防波堤で亡くなった男性の遺族なんですけど、
自殺ではないのに、自殺として処理されてしまったため
保険金が下りないという相談でした。
その男性はテグク航空の企画室長だったそうで、
テグク航空はシンミョンが法的代理人を務めるパックス・コリア社
に売却された経緯がありました!

裁判から少し時は流れて…
ウビンは法律家として働いていました。
ヨンハとはすっかりお友達になっていました~
ウビンはヨンジュと結婚したようで、
幸せな毎日を過ごしているようです

ウビン父と一緒に山登りに出かけたジュナ。
ハクボムがシンミョンを倒す物証を手に入れたことをウビン父に報告しました。
ウビン父は、「極秘に綿密に捜査しろ」と助言し、
「正義の女神の天秤は公平でも、法律家の天秤は公平ではダメだ。
弱者には配慮しないと、平等にはならないんだ。
見てみろ、大勢の人間が暮らしている。
この生活に必要なのは、皆への公平だ」と言うのでした…

以上をもちまして、『神の天秤』全16話終了です
シンミョンの事件はうやむやになったままですが、
新林洞事件は無事に解決ってことで…

視聴していたみなさん、おつかれさまでした


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