チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

スクリーン 第18話

2010-07-04 23:04:36 | 韓国ドラマ サ行
■最終話

キム監督が死亡した火事について父を問い詰めたテヨン。
すると、父は
「私はいつも最高の映画を追求してきた。
韓国一の映画はいつもセガフィルムのパク・ホンレが作った。
誰も私より秀でた作品を作ってはならなかった。
だが、キム・ジョンウの映画が私の作品を超えようとした。
私は耐えられなかった。許せなかった」と答えるのでした
父は、テヨンがその話をソヒョンから聞いたのか?気になっていたようですが、
テヨンは、「父さんは僕の大事な人たちをいつも奪っていく。
今度もまたそうだ。最も残酷な汚い方法で。
父さんは、どんな神の慈悲にも救われないだろう。
もう僕は、父とは認めない!」と言って去って行くのでした・・・

「事実でも、墓まで持って行くべきよ!
私やテヨンに背負わせないで!」と言うジュヨンに
父は「私が悪かった・・・あんなことになるとは・・・望んでいなかった・・・」
とキム監督を殺すつもりはなかったことを説明しようとするのですが、
最後まで話す前に倒れてしまいました

病院に入院することになったパク会長。
チャ理事はテヨンを病院へ呼んだのですが、
ジュヨンは、会長を追い込んだテヨンを責め、
「遺言になるかもしれないから・・・」と
"キム監督 私が悪かった。あんなことになるとは・・・"
と意識を失う前に言っていたことを伝えるのでした。

ジュンピョは、朝 出かけたっきり連絡が取れないソヒョンを心配し、
ギョンアに会いに行きました。
夢を懸けて入った会社を辞めなければならなくなった
ソヒョンのことを心配するギョンア。
ジュンピョにソヒョンがつらい時や嬉しい時に行く場所を教えるのでした。

早速、ソヒョンの父親キム監督のお墓へ向かったジュンピョ。
その頃、テヨンもまたソヒョンが父のお墓にいるのでは?と思い付き、
車を走らせるのでした

ユラを呼び出したチャ理事。
「一体、会長に何をしたんだ?」とユラを問い詰めるのですが、
ユラは淡々とした態度でチャ理事と食事をするのでした

やはり、ソヒョンは父のお墓にいました。
「あの時、なぜ火事になったのか まだ分からない。
どんな事実を知っても、パパのことは命がけで映画を愛した監督として
記憶するわ。いいでしょ?
だけど、『選択』は、やっぱりすぐには作れそうにないわ。
いい会社を見つけて・・・」
と墓前に話しかけていると、そこにジュンピョが現れました。
「他の会社じゃなく、俺たちで作ろう」とジュンピョは
完成した『選択』の脚本を渡し、「一緒に資金を集めて、映画を製作しよう」
と言って、キム監督のお墓の前で『選択』の製作を誓いました

キム監督のお墓に到着したテヨンでしたが、
ソヒョンとジュンピョが一緒にいるところを目撃してしまい、
声をかけることもできませんでした・・・

帰り道 ソヒョンとジュンピョは、オ監督からの電話で
"パク会長が倒れた"ことを知るのでした・・・
その夜、テヨンに電話したソヒョンは
父の死のことで問い詰めてしまったことを詫びるのでした・・・

ジュヨンと会ったオ監督。
ソヒョンがテヨンにキム監督が死亡した火事のことを問い詰めたことを
話しました。「ソヒョンじゃないと思っていたのに・・・」とジュヨン。
誰がソヒョンにその話をしたのか?気になるのでした。

テヨンと会うことにしたソヒョン。
他人に聞いた話だけでテヨンを問い詰めてしまい、
会長を追い込んでしまったことを詫びました。
テヨンは、昨夜 父親に問い詰めた答えを言おうとするするのですが、
「直接パク会長から聞くので、言わないでください」とソヒョン。

ソヒョンを探し回っていた時(キム監督のお墓へ行く時)、
ソヒョンとの楽しかった思い出だけを考えて、
「父が何をしようと、僕たちは大丈夫」と思っていたことを話したテヨン。
「私もそう信じています。いえ、そう信じたいです。
だけど・・・もう、以前のようには会えません。
変わってしまうでしょう。だから、どうしても今日会いたかった。
いつからか、室長は私にとって心を許せる相手でした。
室長に話した言葉は、頭ではなく、心から溢れ出た言葉でした。
明日からは、父を殺した人の息子という事実が
私の心を冷やしていくでしょう・・・」とソヒョン。
「僕も明日からは、君とは会えない。
父の欲望のため、君をわずか13歳で天涯孤独の身にした。
その罪悪感に縛られるだろう・・・
だからこそ、今日 君を探し回った。
元に戻れないことを既に感じていたから。」とテヨン。

『選択』を自分たちで製作することにした決意をオ監督に話した
ジュンピョとソヒョン。
「成功するのは容易なことではないけれど、手伝うよ」とオ監督
"ジョンウフィルム"という名前の会社を設立し、製作することにしたようです

ソヒョンの『華麗な季節』を『負ける瞬間』として製作を始めたオ監督でしたが、
監督を降りることにしたようで、ジュヨンに報告しました。
「ジュンピョとソヒョンが製作する『選択』を手伝いたい。
今 2人を手伝わないと後悔するかもしれないから。
監督も、後悔の重さに倒れたのかもしれない。」とその理由を語りました。

契約金を返すためにテヨンと会ったオ監督。
「『選択』が素晴らしい作品だから、エンディングロールに名前が出るなら
どんなことでもしたい」と語ると、
「私は最近、大切なものをいくつも失いました。
ソヒョンさんが去り、父が倒れた。
一番つらいのは、ソヒョンさんを失ったこと。
残念なのは『選択』をを失ったこと。」とテヨン。
『選択』の版権の正式契約を結ばないまま、ジュンピョに依頼してしまったことが
「悔しい」と言うのでした。それぐらい、『選択』は魅力的な作品なんだと・・・
「エンディングに名前が出なくても、僕も『選択』に協力したい」とテヨン。
『選択』の成功を祈ってオ監督と握手をしました

帰り際、オ監督はテヨンに「3年前にも同じような盗作騒動があった。
そのときも脚本はキム・ムンス、弁護士はチョンでした」と話すのでした。

早速、知人と連絡をとったテヨン。
まずは、キム・ムンスと会い、『負ける瞬間』について話しをしました。
「この題名を見て、オスカー・ワイルドが浮かびました。
"誘惑以外には耐えられる"彼の言葉です」と切り出し、
チョン弁護士とイム・ソンギュが親戚であり、キム・ムンスがソンギュと親しい
ことを突き止めたテヨンは、ムンスに
「お金かお酒でソンギュさんに誘惑されたのですか?」と尋ねました。
否定しようとするムンスに、
「あなたの作品のすべてが盗作ではないでしょう。
だから、あなたを無能な人間だとは思いません。
あなたの将来を潰す気もありません。
会社の機密情報を売って金をくすねる社員は、会社には必要ありません」
とテヨン。ムンスはテヨンにすべてを語ったようです・・・

キム・ムンスから「すべてを語った」と連絡を受けたソンギュは、
ユラに報告しました。
ユラは、父親からお金をよういしてもらい、ソンギュをかくまうことにするのでした。

そんな中、3日間こん睡状態だったパク会長の意識が戻りました
「テヨンに話がある」と言うパク会長。
「キム・ジョンウ監督の娘を連れて来てくれないか?」とテヨンに頼みました。
テヨンはすぐにソヒョンを家まで訪ねて行くのですが、
「会わない約束でしょ」とソヒョン。
すると、テヨンは『華麗な季節』がソンギュが企てた
キム・ムンスによる計画的な盗作だったことを話しました。
それを聞いたソヒョンは、「感謝します」と言うのでした。
その後、父親がソヒョンに会いたがっていることを伝えたテヨンでしたが、
「謝罪を受ける必要はない」とソヒョンは拒否しました。
そんなソヒョンに、以前 賭けをした時の"頼み事"として
「父と会って欲しい」とお願いするのでした・・・

盗作騒動の真相が明らかになり、セガボックス側は
「『華麗な季節』も『選択』もセガボックスで製作したい」と言ってきたようです。
ソヒョンは、『華麗な季節』をセガボックスに買い取ってもらい、
そのお金で『選択』を製作する意向を話すのですが、
オ監督は、「セガボックスに戻るように」と言うのでした。
成功の保証もないまま巨額の費用が必要な映画製作を行なうことは
困難だと考えているオ監督は、
「今の状況で『選択』を製作しても、俺たちがこの大事な作品を
台無しにしそうで怖いんだ・・・」と言うのでした。

意識が回復したパク会長は すっかり弱気になり、
ジュヨンに「今後は私のそばにいてくれ。
お前の助言を受けて人生を締めくくりたい」と言うのでした。
そして、お見舞いにやって来たチャ理事に
「ジュヨンの代わりに会社を任せられる人材を探してくれ」と頼むパク会長。
すると チャ理事は、ユラを推薦するのでした!

そのことをテヨンに話すジュヨン。
「ユラがチャ理事と手を組んでいるような気もするし、
宝石のような輝きも感じる・・・」とジュヨンは、ユラに対して
才能があることは認めているものの、まだ完全に信用しきれていない
こともあるようです。
しかも、ソンギュが起こした盗作騒動は、ユラを陥れるためのものなのでは?
と疑っていました・・・
盗作事件の件は、ちゃんと調べたと話すテヨンは、
「僕は時々 自分の中に父さんの血を感じる。
姉さんにはないみたいだ」と言い、
「褒めてるの?けなしてるの?」とジュヨン

テヨンは、ジュンピョとオ監督を呼び出し、
『選択』の製作をセガボックス社で行ないたいということを話しました。
迷惑がるジュンピョでしたが、
「ソヒョンさんは誰よりもわが社での製作を望んでいます。
『選択』をまともに作れる唯一の会社だからです。
反対しているのは、あなたのためです!
あなたが私を嫌っているから言い出せないんです。
ソヒョンさんは、あなたと作りたいからわが社を拒否してるんです。」とテヨン。

家に帰って蘭の世話をするジュンピョ。
そこに帰って来たソヒョンに話をしました。
「最初は 蘭を独り占めしたくて、俺だけが愛情を注ぎたかったんだ。
でも、今は 俺が受ける愛情も、注ぐ愛情も分かち合いたい。
キム監督の望みは、50年後 100年後も同じ感動を与える映画だろ?
時代を超えて愛される映画は、心から映画を愛する人たちが一緒に作るべきだ。
ソヒョンさん、『選択』はセガフィルムで作ろう。
先輩もパク理事もパク室長もみんなあそこにいる」

ユラから大金を受け取ったソンギュ。
海外に逃亡する前にユラに電話しました
ソンギュは、ユラからお金をせしめるために、
「キム・ムンスはチーフ(ユラ)のことを室長には話していない」
と嘘をついたのでした
ソンギュに騙されたことを知ったユラは、激しく動揺するのでした・・・

そして、ソヒョンはテヨンの父、パク会長に会いに行きました。
「こんな体じゃなかったら、ひざまずいて謝罪したかった・・・
いや、今さら謝罪などムダだ。
私は罪深い人間だ。犯した罪が多すぎて・・・
いい思い出はなく、悪夢のような記憶ばかりだ。
君を呼んだのは、許しを請うためではない。
これ以上罪を重ねたくない。
テヨンと私は無関係だと思ってくれ。
私が犯した罪のせいで、たくさん傷ついた子だ。
またあの子に深い傷を負わせたくない。」
とパク会長。涙ながらに謝罪しました

テヨンはソヒョンを優しく抱きしめました・・・

その後 テヨンは、盗作騒動の件でユラも関わっていたことをソヒョンに話しました。
「ユラは、人一倍負けず嫌いな子ですが、私の大事な幼なじみです。
出世欲や名誉欲、ライバル意識が彼女をそうさせたんです。
誰でも道を踏み誤ることはあります。」とソヒョンはテヨンに
"ユラに立ち直るチャンスを与えて欲しい"と頼むのでした。

テヨンのもとにやって来たユラ。
辞表を提出し、「室長がソヒョンを特別扱いしたから・・・」
とソヒョンに嫌がらせをした理由を話しました。
テヨンは、「友人とは許しあうのではなく、理解し合う仲だ」
というソヒョンの意向を伝え、ユラを引き止めるのでした。
すると、ユラも「この会社を去るのは、この恥を撤回してからにします」
と会社に残ることにするのでした。

その夜、ユラはソヒョンを自宅まで訪ねて行きました。
ユラは両親と一緒でした・・・
いきなりソヒョンの前で土下座するユラ父。
「本当にすまない・・・お前と監督に本当にひどいことをした。」
ユラの両親は、涙を流しながらソヒョンに謝罪するのでした・・・

そして、ジュンピョは『選択』、オ監督は『華麗な季節』の監督として
セガボックスと契約する日を迎えました
「契約破棄されないように・・・」と大きな印鑑を作ったジュンピョ。
普通サイズの印鑑で契約するオ監督は苦笑い
1年後に2つの最高傑作が観られることを期待したところで、
『スクリーン』全18話終了です

後記
2003年の作品ということで、あまり期待せずに視聴を始めたら・・・
意外と面白いストーリーで、毎日楽しく視聴することができました♪
デビュー間もない頃のキム・テヒさんが主演ということで、
怒りの演技などがまだちょっとぎこちないな~という感じ
でも、相手役のパク・ジョンチョルさん、コン・ユさんの存在が光っていて
とても良かったです
もちろん、ユラの悪役っぷりも素晴らしかった。
お人好しのソヒョンがユラを許してしまったので、ユラの悪事に対する
処分は甘かったけど・・・意地悪をする演技がストーリーを面白くしていました
ジメジメした梅雨を吹き飛ばすような 爽やかなドラマでした

視聴していた皆さん、おつかれさまでした


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