■最終話 愛の結末
コ会長とガンヒの死から3年後の1974年春。
ドミは インディオスという独自のブランドを立ち上げ、社長として活躍していました
アンサンブル時代に親しかった先輩ヨンギョンとチロ(ピエール)も
インディオスで働いているようです。
既製服を作りながらも、服をお客様のニーズにお直しするサービスを行うドミ。
「私は、チャン・ポンシル先生の弟子よ」と宣言している通り、
「服に魂を注ぐ」というポンシルのポリシーを守っていました。
一方、太乙紡織ではコ会長の秘書だったチェ・ジュノ秘書が
会長に就任していました。
ドミは、コ・チャンフェ奨学財団を創設して社会貢献をしたり、
全従業員に株を分けたりと太乙紡織のより良い会社づくりに貢献しているようです。
ドミは、亡くなった父親がいつも側にいてくれることを感じて頑張ってきたようです。
「ドンヨンさんも私がいつも側にいるってことを
感じてくれたらいいのに・・・」と呟くドミ。
ドンヨンへの愛は、変わらないようです
ドンヨンは、西ドイツのミュンヘン(서독 뮌헨 분데스베르)にいました。
そこに、ビンが訪ねて来ました!
ビンは、貿易会社の社長になっていました
抱き合って3年ぶりの再会を喜ぶ2人・・・
ビンは 奇跡的に動くようになった右手をアピールし、ドンヨンを驚かせました
「ドミにプロポーズするためにめちゃくちゃ努力したんだ」と言うビン。
そのことを伝えるためにドンヨンを訪ねて来たんだとアピールしました。
「ガンヒのことは忘れて、早く帰国しろよ。」と言うビンに対し、
何も答えようとしないドンヨン・・・
でも、ビンが寝た後でドミから来た手紙を読んでいました。
「私もガンヒ姉さんを忘れられない。あなたもそうでしょうね。
一緒に傷を癒せないかな?私たちの心の傷はとても深いわ。
時には互いに憎み合うかもしれない。
それでも私は2人で生きていけることを心から願っているわ。
どうか帰ってきて。」手紙を読んだドンヨンは涙を流していました・・・
ヤンジャが生きていることを信じて探し続けていたドミのもとに、
「ヤンジャらしき女性を見かけた」という情報が入りました
急いで、大邱へ向かったドミは、そこでヤンジャを見つけました!
ところが、ヤンジャはアルコール依存症が原因の痴呆症になっており、
ドミのことを「ガンヒ」と呼び、
まだ戦争が終わっていないと思い込んでいました。
そんなヤンジャに戸惑うドミでしたが、
「母さんと私は愛情と憎しみを積み重ねて生きていくの。」
と心に決め、ヤンジャの前ではガンヒとして振る舞い、
一緒に暮らすことにするのでした。
ドミはガンヒのお墓へ行き、ヤンジャを見つけたことを報告しました。
釜山に新社屋をオープン予定のドミは、
「コ・ジュニ遺作展」を企画しており、
その招待状をガンヒのお墓の前に供えました。
ドミの商売が繁盛する反面、
チャン・ポンシルのアンサンブルが倒産しました
「アンサンブルを売却する」とパン裁断師がビンに伝えると、
「先生のファンとして、僕が援助します。」とビン。
ポンシルは援助してくれる人物がビンだと知ると、援助を断りました。
「時代は変わったの。今は質より量の時代なの。
気は進まないけど、ドミのような新鋭に全てを預けこの座を去るわ。」
と言うポンシルに「芸術家としての先生を尊敬してる。誇りに思うよ。」とビン。
すると、「私も息子を誇りに思うわ。
こんな私の側にずっといてくれることも、
苦しみに打ち勝ったその意志も誇りに思う。」とポンシル
事業拡大に積極的に取り組むドミは、
ラジオや新聞で自分のブランドを宣伝しました。
そんな中、帰国したドンヨンは「私の製品に魂を込めます」という
ドミの写真入りの広告を目にしていました。
ドミの会社の新社屋が完成し、
コ・ジュニ(ガンヒ)の遺作展が開催されることになりました
そこにやって来たポンシルに「先生の教えに恥じない服を作りたいんです」とドミ。
すると、「既製服は認めないけど、ドミの世界は認めるわ。
ドミが私の弟子だったことを誇りに思うわ」とポンシル
ガンヒの遺作展が行われ、最後にステージに立つドミの後ろには
ガンヒの遺影が飾られました。
ガンヒの遺影を見たヤンジャは、何故だか胸が痛くなって
会場から出て行ってしまいました・・・
ガンヒの遺作展には、ドンヨンも来ていたのですが、
ドミは気付きませんでした・・・
ビンがドミの前で右腕が動くようになったことをアピールすると、ドミは喜びました。
そして、指輪を差し出して「結婚しよう。ドミ、愛してるよ。」とプロポーズ
すると、ドミは「ジュニだった時も、ドミとして再会した時も
ビン兄さんのことは好きだったけど、それはできない。
この世には、いろんな形の愛があると思うの。
ビン兄さんは私にとっては一生の友達。
いえ、それよりももっと深い家族のような愛なの。
運命って、はずれた天気予報みたいなものかもしれない。
幼い頃、遠足を楽しみにしていたように、
人は穏やかで晴れやかな未来を願うわ。
でも、生きるってそんなにうまくはいかないものよ。
太陽にじりりと照り付けられ、荒れ狂うような嵐にも遭う。
もしかすると、それよりもっと厳しく辛い運命が待っているかもしれない。
私はその全てをドンヨンさんと分かち合いたいの。
きっと、これが愛なんだわ。」と言うのでした。
「もし、兄さんが帰って来なかったら?」というビンの問いに
「それも私の運命だわ。一生遠くから見守り愛する運命。
喜んで受け入れるわ。ごめんね、ビン兄さん・・・」
と言って去って行ったドミ。
ビンは指輪を投げ捨て、
「ハン・ドミ、それがお前の運命なら、
俺の運命はどんなものなんだろう?」と呟くのでした・・・
ガンヒの遺作展が終わってから姿を消してしまったヤンジャでしたが、
ドミが探しに行くと、大雨の中お酒を飲んでいました。
「海が見たい」と言うヤンジャをドミは孟骨島へ連れて行くことにしました。
孟骨島へ行ったドミとヤンジャ。かつて住んでいた家へ行くと、
ヤンジャはドミに内緒で隠し持っていた
コ・ジュニ(ガンヒ)に関する新聞記事の切抜きを取り出し、
「この写真の子がガンヒだね?
じゃあ、ドミは?ドミは死んだのかい?」と言いました。
ヤンジャは、ドミの存在も思い出しました!
すると、ドミが「私がガンヒであり、ドミでもあるの。
ガンヒは本来の名前で、ドミは人生の贈り物(ドミ)だ
ってくれた名前なの。」と答えました。
ヤンジャは、ドミとガンヒを混乱しながらも、
自分の大切な娘を抱きしめ、安心して眠ってしまいました~。
ヤンジャを寝かしつけた後、ドミは海岸を散歩していました。
すると、そこにはドンヨンの姿が!
駆け寄って抱き合う2人
そして、2人が寄り添って夕日を眺めるシーンで
『ファッション'70』全28話終了です
最後のテロップ、このドラマの次の週から『薯童謠(ソドンヨ)』が始まったようです。
■感想
今年の初めに10話まで視聴していたのですが、
なかなか時間がなくて半年ほどブランクをおいて、
やっと最終話まで辿り着きました~。
かなり駆け足なペースでの視聴だったのですが、
すごく見応えのあるドラマでした。
今年視聴した中ではダントツでNo.1です
このドラマを超えるのは難しいんじゃないか?と思うくらい、ハマるストーリーでした。
久しぶりに夢中になれるドラマに出会えて、本当に嬉しかったです
何より、ドミが一途な愛を貫いてくれて安心しました~
ドミ役のイ・ヨウォンさん、映画『子猫をお願い』で見たことがあるんですけど、
ドラマで見るのは初めてでした。
ドミ役の印象が良かったせいもあるけど、とっても魅力的な女優さんだと思いました。
『外科医ポン・ダルヒ』がもうすぐBS11で始まるようなので、
視聴できたらいいな~と思っております。
ガンヒ役のキム・ミンジョンさん、『アイルランド』や『酒の国』で見たことがあるんですけど、
もうすぐ『ニューハート』がテレビ東京で始まるので楽しみです。
このドラマのガンヒ(ジュニ)役は、ちょっと生意気な面もあったけど、
最期は本当に切なくてキム・ミンジョンさんの演技が光っていました
このドラマを見ていて気になったのは、ビン役のチョン・ジョンミョンさんが
ドミ役のイ・ヨウォンさんに比べて童顔でちょっとイメージと違うかな?ということです。
チョン・ジョンミョンさんの演技はとても良かったのですが、
他の俳優さんとのバランスがちょっと・・・と言う感じだったんですよ
その謎が解けました。
監督は当初、ビン役はキム・ミンジュンさんを想定していたそうです。
でも、結果的にはチョン・ジョンミョンさんの演技が評価され、
『キツネちゃん何しているの?』に繋がったワケですから、
これも運命なんですね。
とにかく、最後まで視聴できて良かったです。
とっても良い作品でした
コ会長とガンヒの死から3年後の1974年春。
ドミは インディオスという独自のブランドを立ち上げ、社長として活躍していました
アンサンブル時代に親しかった先輩ヨンギョンとチロ(ピエール)も
インディオスで働いているようです。
既製服を作りながらも、服をお客様のニーズにお直しするサービスを行うドミ。
「私は、チャン・ポンシル先生の弟子よ」と宣言している通り、
「服に魂を注ぐ」というポンシルのポリシーを守っていました。
一方、太乙紡織ではコ会長の秘書だったチェ・ジュノ秘書が
会長に就任していました。
ドミは、コ・チャンフェ奨学財団を創設して社会貢献をしたり、
全従業員に株を分けたりと太乙紡織のより良い会社づくりに貢献しているようです。
ドミは、亡くなった父親がいつも側にいてくれることを感じて頑張ってきたようです。
「ドンヨンさんも私がいつも側にいるってことを
感じてくれたらいいのに・・・」と呟くドミ。
ドンヨンへの愛は、変わらないようです
ドンヨンは、西ドイツのミュンヘン(서독 뮌헨 분데스베르)にいました。
そこに、ビンが訪ねて来ました!
ビンは、貿易会社の社長になっていました
抱き合って3年ぶりの再会を喜ぶ2人・・・
ビンは 奇跡的に動くようになった右手をアピールし、ドンヨンを驚かせました
「ドミにプロポーズするためにめちゃくちゃ努力したんだ」と言うビン。
そのことを伝えるためにドンヨンを訪ねて来たんだとアピールしました。
「ガンヒのことは忘れて、早く帰国しろよ。」と言うビンに対し、
何も答えようとしないドンヨン・・・
でも、ビンが寝た後でドミから来た手紙を読んでいました。
「私もガンヒ姉さんを忘れられない。あなたもそうでしょうね。
一緒に傷を癒せないかな?私たちの心の傷はとても深いわ。
時には互いに憎み合うかもしれない。
それでも私は2人で生きていけることを心から願っているわ。
どうか帰ってきて。」手紙を読んだドンヨンは涙を流していました・・・
ヤンジャが生きていることを信じて探し続けていたドミのもとに、
「ヤンジャらしき女性を見かけた」という情報が入りました
急いで、大邱へ向かったドミは、そこでヤンジャを見つけました!
ところが、ヤンジャはアルコール依存症が原因の痴呆症になっており、
ドミのことを「ガンヒ」と呼び、
まだ戦争が終わっていないと思い込んでいました。
そんなヤンジャに戸惑うドミでしたが、
「母さんと私は愛情と憎しみを積み重ねて生きていくの。」
と心に決め、ヤンジャの前ではガンヒとして振る舞い、
一緒に暮らすことにするのでした。
ドミはガンヒのお墓へ行き、ヤンジャを見つけたことを報告しました。
釜山に新社屋をオープン予定のドミは、
「コ・ジュニ遺作展」を企画しており、
その招待状をガンヒのお墓の前に供えました。
ドミの商売が繁盛する反面、
チャン・ポンシルのアンサンブルが倒産しました
「アンサンブルを売却する」とパン裁断師がビンに伝えると、
「先生のファンとして、僕が援助します。」とビン。
ポンシルは援助してくれる人物がビンだと知ると、援助を断りました。
「時代は変わったの。今は質より量の時代なの。
気は進まないけど、ドミのような新鋭に全てを預けこの座を去るわ。」
と言うポンシルに「芸術家としての先生を尊敬してる。誇りに思うよ。」とビン。
すると、「私も息子を誇りに思うわ。
こんな私の側にずっといてくれることも、
苦しみに打ち勝ったその意志も誇りに思う。」とポンシル
事業拡大に積極的に取り組むドミは、
ラジオや新聞で自分のブランドを宣伝しました。
そんな中、帰国したドンヨンは「私の製品に魂を込めます」という
ドミの写真入りの広告を目にしていました。
ドミの会社の新社屋が完成し、
コ・ジュニ(ガンヒ)の遺作展が開催されることになりました
そこにやって来たポンシルに「先生の教えに恥じない服を作りたいんです」とドミ。
すると、「既製服は認めないけど、ドミの世界は認めるわ。
ドミが私の弟子だったことを誇りに思うわ」とポンシル
ガンヒの遺作展が行われ、最後にステージに立つドミの後ろには
ガンヒの遺影が飾られました。
ガンヒの遺影を見たヤンジャは、何故だか胸が痛くなって
会場から出て行ってしまいました・・・
ガンヒの遺作展には、ドンヨンも来ていたのですが、
ドミは気付きませんでした・・・
ビンがドミの前で右腕が動くようになったことをアピールすると、ドミは喜びました。
そして、指輪を差し出して「結婚しよう。ドミ、愛してるよ。」とプロポーズ
すると、ドミは「ジュニだった時も、ドミとして再会した時も
ビン兄さんのことは好きだったけど、それはできない。
この世には、いろんな形の愛があると思うの。
ビン兄さんは私にとっては一生の友達。
いえ、それよりももっと深い家族のような愛なの。
運命って、はずれた天気予報みたいなものかもしれない。
幼い頃、遠足を楽しみにしていたように、
人は穏やかで晴れやかな未来を願うわ。
でも、生きるってそんなにうまくはいかないものよ。
太陽にじりりと照り付けられ、荒れ狂うような嵐にも遭う。
もしかすると、それよりもっと厳しく辛い運命が待っているかもしれない。
私はその全てをドンヨンさんと分かち合いたいの。
きっと、これが愛なんだわ。」と言うのでした。
「もし、兄さんが帰って来なかったら?」というビンの問いに
「それも私の運命だわ。一生遠くから見守り愛する運命。
喜んで受け入れるわ。ごめんね、ビン兄さん・・・」
と言って去って行ったドミ。
ビンは指輪を投げ捨て、
「ハン・ドミ、それがお前の運命なら、
俺の運命はどんなものなんだろう?」と呟くのでした・・・
ガンヒの遺作展が終わってから姿を消してしまったヤンジャでしたが、
ドミが探しに行くと、大雨の中お酒を飲んでいました。
「海が見たい」と言うヤンジャをドミは孟骨島へ連れて行くことにしました。
孟骨島へ行ったドミとヤンジャ。かつて住んでいた家へ行くと、
ヤンジャはドミに内緒で隠し持っていた
コ・ジュニ(ガンヒ)に関する新聞記事の切抜きを取り出し、
「この写真の子がガンヒだね?
じゃあ、ドミは?ドミは死んだのかい?」と言いました。
ヤンジャは、ドミの存在も思い出しました!
すると、ドミが「私がガンヒであり、ドミでもあるの。
ガンヒは本来の名前で、ドミは人生の贈り物(ドミ)だ
ってくれた名前なの。」と答えました。
ヤンジャは、ドミとガンヒを混乱しながらも、
自分の大切な娘を抱きしめ、安心して眠ってしまいました~。
ヤンジャを寝かしつけた後、ドミは海岸を散歩していました。
すると、そこにはドンヨンの姿が!
駆け寄って抱き合う2人
そして、2人が寄り添って夕日を眺めるシーンで
『ファッション'70』全28話終了です
最後のテロップ、このドラマの次の週から『薯童謠(ソドンヨ)』が始まったようです。
■感想
今年の初めに10話まで視聴していたのですが、
なかなか時間がなくて半年ほどブランクをおいて、
やっと最終話まで辿り着きました~。
かなり駆け足なペースでの視聴だったのですが、
すごく見応えのあるドラマでした。
今年視聴した中ではダントツでNo.1です
このドラマを超えるのは難しいんじゃないか?と思うくらい、ハマるストーリーでした。
久しぶりに夢中になれるドラマに出会えて、本当に嬉しかったです
何より、ドミが一途な愛を貫いてくれて安心しました~
ドミ役のイ・ヨウォンさん、映画『子猫をお願い』で見たことがあるんですけど、
ドラマで見るのは初めてでした。
ドミ役の印象が良かったせいもあるけど、とっても魅力的な女優さんだと思いました。
『外科医ポン・ダルヒ』がもうすぐBS11で始まるようなので、
視聴できたらいいな~と思っております。
ガンヒ役のキム・ミンジョンさん、『アイルランド』や『酒の国』で見たことがあるんですけど、
もうすぐ『ニューハート』がテレビ東京で始まるので楽しみです。
このドラマのガンヒ(ジュニ)役は、ちょっと生意気な面もあったけど、
最期は本当に切なくてキム・ミンジョンさんの演技が光っていました
このドラマを見ていて気になったのは、ビン役のチョン・ジョンミョンさんが
ドミ役のイ・ヨウォンさんに比べて童顔でちょっとイメージと違うかな?ということです。
チョン・ジョンミョンさんの演技はとても良かったのですが、
他の俳優さんとのバランスがちょっと・・・と言う感じだったんですよ
その謎が解けました。
監督は当初、ビン役はキム・ミンジュンさんを想定していたそうです。
でも、結果的にはチョン・ジョンミョンさんの演技が評価され、
『キツネちゃん何しているの?』に繋がったワケですから、
これも運命なんですね。
とにかく、最後まで視聴できて良かったです。
とっても良い作品でした
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