タルジャの春 第2話

■第2話『恋愛も代行可能ですか？』

突然職場に訪ねてきたテボン。タルジャは、なぜテボンが訪ねて来たのか？思い当たる節がありませんでした。なぜなら、クリスマスイブの夜、タルジャは大量にお酒を飲んで酔っ払っていたから何も覚えていないんです・・・

実はタルジャはあの夜、テボンと「1ヶ月ニセ恋人」を300万ウォンで契約してしまっていたのです「酔ってて覚えていないから、契約無効よ！」と返金を要求するタルジャなんですけど、「酔って殺人を起こしたら無効なのか？酔って女を妊娠させてもなかったことになるのか？酔ってようが、シラフだろうが、契約は契約だ！」とテボンに言われてしまい、結局テボンとの契約恋愛を始めることになってしまうのでした・・・

1ヶ月ニセ恋人契約を実行することになったタルジャとテボン。タルジャは、自分をフッた同僚のセドに復讐するために、テボンに「年俸1億の敏腕弁護士」というニセの肩書きを付け、高級な服を購入しました・・・見栄を張ったせいで1ヶ月は貧乏生活にテボンの前では、「男の価値は関係ない。私のプライドの問題よ！」と主張するタルジャ、「女の見栄」ということは否定しました。
でも、テボンはタルジャに買ってもらった服を友人のショップに売ってしまいました～しかも、タルジャから振り込まれた300万ウォンをチェ・ヒヨンという人に送金していました・・・

職場ではみんなに気配りしてデキる女のタルジャ。「君がいると盛り上がるから」とおだてられて、会社の忘年会に参加することに忘年会には、テボンも一緒に参加することになったんですけど・・・テボンは安っぽい私服を着て、「スゲェー！肉だ～♪」と料理をガツガツ食べ始めましたしかも、ニセの経歴を考えたにもかかわらず、「弁護士は辞めて、再就職に向けて骨休め中です。だから、タルジャさんにお世話になっているんです～」なんて言ってしまったもんだから、タルジャはテボンに対して怒り爆発しちゃいました

タルジャは、女子トイレにテボンを呼び出してガミガミ叱り始めます「失業者に貢ぐ女なんてカッコ悪い！恥かいちゃったじゃないの！」と言うタルジャに「高収入で会社に乗る恋人なしだとあんたは負け犬ってことか？彼氏が失業者でも金持ちでも関係ないだろ？それじゃ恋愛できないぜ！あの男（セド）を本当に愛していたなら、復讐なんてやめろ！」とテボン。でも、タルジャは「私は愛よりプライドが大事！プライドが支えだったから、この歳でも頑張れたの！偉そうに指図しないで！」と主張し、「本物のプライドが何かあんたは分かっていない。本物なら、それじゃ守れない！」とテボン。二人の意見は対立してしまいます。そのやり取りは、ソンジュに聞かれていましたソンジュは、タルジャに皮肉を言うのでした・・・

忘年会から帰る途中、タルジャは「大晦日の特番のためにスタジオに向かっているスタッフ全員が事故に遭ってしまい、このままでは生放送に穴を開けてしまう！」という連絡を受けました。隣にいたソンジュは、タルジャを先にスタジオに向かわせ、他の社員たちに連絡してくれました。

大晦日の特番に社運をかけていた会社。タルジャが率先して生放送の準備を進めます。セドは演出担当に立候補し、ソンジュがショーホスト担当に立候補してくれました。2人とも、「언제든지（任せて）」と言ってくれたんです。おかげで、年末特番の生放送は大成功

「언제든지（任せて）」その一言で十分だった。その瞬間、彼は男ではなく、彼女はライバルでもなかった・・・私の大切な仲間だった。

年が明けて、33歳になったタルジャ。
番組を見ていたテボンからの電話を無視し、「初日の出を見に行こうよ！」というセドの誘いも「友達でいよう♪」と断りました。

昨日まで32歳。今日から33歳。好きだった男に友達になろうと言った。32歳の私なら、考えもつかなかっただろう・・・

タルジャが心機一転出直そうとしているところに、テボンが現れました。「1日3時間デートの契約を実行しよう！」と言うテボンなんですけど、「もう、ニセの恋人は要らないの。高い授業料だと思うことにするわ。」とタルジャ。それでも、テボンは、「（タルジャが）これから良い恋愛をするための練習として、デートしないと・・・」とタルジャをデートに連れて行くのでした
タルジャとテボン、お互いにお互いの価値観に歩み寄ったんですね

テボンとタルジャがデートに出かけようとした時、借金取りがテボンを追いかけて来ましたタルジャの手を握って全速力で走るテボン。1月1日の深夜ということもあり、街は大賑わい。タルジャの母親と祖母も人混みの中にいました。そして、テボンと走って逃げるタルジャの姿も目撃されちゃいました

手を繋いで走って逃げるテボンとタルジャ。細い路地に逃げ込み、隠れたんですけど・・・タルジャは目の前のテボンの唇を見つめてドキドキしていましたそんなタルジャの気持ちを推測したテボンが「追加料金でキスしてみる？」とからかうんですけど・・・そこにとある男性が現れて「何してるんだ？今すぐ彼女から離れろ！」と声をかけてきました。

そして、彼が現れた。絶妙なタイミングで完璧な姿をして・・・

イ・ヒョヌさんが登場したところで、第2話終了です。
早くも、このドラマの面白さが分かったような気がします。

☆テボンの友人役で『コーヒープリンス1号店』で日本語を話すソンギ役を演じていたキム・ジェウクさんが出演されていました。