かっぱさんを二色の絵の具で描いてみる水彩らくがきです…
今回使った絵の具は、セルリアン青(空色)とロウアンバー(茶色)です。
以前より何度も挑戦している課題ですが、なかなか答えが出ません。今のところの最善です。
かっぱさんの色は赤・青・黄色・緑色というほとんど三原色に近い構成のため、本来なら最低でも三色絵の具が必要なのですが、これを二色の絵の具だけで表現しようという無謀な挑戦なのです。
二色描きにおける高難度問題です。
去年描いたこのキャラ絵は三色絵の具描きですが、二色でもなんとかなりそうです。
そして二色で余裕なキャラ。
こういうのは描き手としてはとても面白い遊びなのですが、もしかすると、ブログをご覧になる方はこういうことには興味ございません?
みたいな考え方をつい忘れてしまいます
すごいですねー
実は海外の方では
キャラや背景などの絵を全て手書きで描いたゲームが人気を博したり
(クオリティが高いのも人気の一つですが)
さらにアナログレコードの人気が再燃したり
日本でもレコードやカセットテープが売られるようになったりと
このデジタル全盛期の中、逆にアナログなものが
最注目されたりしてるんですよね
面白いです
アナログはデジタルに比べて、手間が多くかかって、失敗のリスクが高くて、コストも高くて、絵や道具の保管に場所もとられ…それでも楽しいという物好きなだけで…(汗)
音楽の場合は元の音がアナログで、デジタル録音したとしても、再生するときに必ずアナログに戻して聞くことになるので、アナログ機器と親和性が高いのかもしれませんね。
絵の場合は、最終形態がデジタルのことが増えてきて、それなら最初からデジタルで描く方が効率が良いですから、やはりアナログは衰退して行く宿命…。
アナログかデジタルかを選ぶのは、音楽再生の場合は聴き手ですが、絵の場合は描き手が決めることなので絶対数が少ないのが弱点です。
絵画としてのアナログが消えることはないでしょうけれど、先細りなのは感じます。
紙や道具などの画材メーカーが振るわず、製造終了になったものもちらほら出てきていて心配です。
アニメーター御用達の色鉛筆が無くなると騒ぎになったり、漫画のペン先が一部廃止になったり、絵の具もわたしの愛用の色が無くなったり…(涙)