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あの、書類がないと言い通した、佐川理財局長が、国税庁長官に栄転だって。おめでとう。

2017年07月05日 10時55分30秒 | 日記
 またまた信じられないほど、お粗末な政府発表が行われた。

 森友学園の政府側答弁者で、書類は破棄したと全く真相を話さなかった、あの佐川理財局長が国税庁長官に栄転するという。

 最近ネット上では噂として話されていたが、事実の発表となった。

 国有地格安払い下げに関して、知らぬ存ぜぬで隠し通し、安倍政権を守り通したと評価されたのだろう。

 しかし、官僚とはどんないい加減な政府であろうと、佐川理財局長のように、政府側に立って守り通すことに意義があると思っているのだろうか?

 官僚は、本来は国民の利益のために働くのが仕事ではないのか?

 元文科省の前川次官が、加計問題で自分の信念を曲げずに、安倍政権の関与があったことを正直に話した。

 まったく同じような地位にいる二人の官僚。属する省は違えど、国民の利益のために何が必要か真剣に内容を分析して、堂々と自分の意見を述べる、そういう官僚であってほしいと筆者は思う。

 おそらく多くの国民も同じ気持ちであろうと思うのだが、佐川理財局長を国税庁長官に栄転させた、安倍政権に対する批判が、今後大きな波になって押し寄せるであると、懲りない安倍政権の政権運営にウンザリするばかりだ。



(朝日新聞デジタルより貼り付け)

佐川理財局長"栄転"に波紋 与党からも疑問の声「あしき前例になる」
朝日新聞デジタル  
2017年07月04日

 財務省は4日、佐川宣寿(のぶひさ)・理財局長(59)を5日付で国税庁長官とする人事を発表した。佐川氏は学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題の国会答弁で事実確認や記録の提出を拒み続け、「真相解明を阻んでいる」と批判を浴びただけに、与野党から疑問の声があがっている。
 国有地売却問題では、8億円の大幅値引きや安倍晋三首相の妻、昭恵氏の関与など数々の疑問が指摘された。佐川氏は連日のように答弁に立ったが、売却の経緯などの具体的な説明は避け、法令の説明などに終始する姿勢が目立った。

 自由党の森ゆうこ氏は「首相を守るため、『ありえない』答弁を平然と繰り返して栄転された」と批判。与党の閣僚経験者も「事実に背を向けてでも、官邸の意向に従っていれば出世できるというあしき前例になる」と、起用した政府の姿勢を疑問視する。国会で向き合った共産党の宮本岳志氏は「場合によっては国民に記録提出を求める立場の国税庁トップになる人は、私に面と向かって『記録がありません』と言い続けた人物だ」と指摘した。

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「佐川氏の答弁は国民の怒りに油を注ぐだけで、必要以上に政府の信頼性を失わせた」と指摘。「守るべきものは国民への説明責任ではなかったことは明確だ」と話す。

(貼り付け終わり)