元気いっぱいの新老人の ツッパリ発言

団塊の世代のちょっと先輩。75歳を過ぎ、今の世の中がこうなったのも、少しは責任があるのかなと反省をこめての前向き発言

安倍一強体制で、政治が良いと考えるかは、国民の選挙で決まる。

2017年05月31日 12時01分07秒 | 日記
 毎日繰り広げられる加計学園問題のテンヤワンヤ。

 明らかに安倍官邸からの圧力で、政治権力を行使しやすい特区制度を悪用して、腹心の友に優遇措置を行っているのが見え見えなのに、あれやこれやと屁理屈を述べて、一向に認めようとしない安倍総理。

 この強気の姿勢を許しているのが、自民党内で安倍一強が確立していること、批判する野党勢力の弱体化、不思議に落ちない安倍支持の世論調査結果、読売という日本の最大発行部数の新聞メディアが安倍政権支持、などの結果であろう。

 筆者は、国家存続の基本理念である、正義やモラルがメルトダウンしつつあるように感じて、国の将来に危機感で背筋が寒くなるのだ。

 しかし現在の安倍政権を確立してしまったのは、良しと思って選択し、自民党や公明党に一票を投じた国民の選挙結果が生み出した結果であることは間違いがない。

 自民党に肩代わりしてもらおうと期待して、当時の民主党に票を与え政権を担わしたが、なんといっても初めての政権与党になり、実際に手足になる官僚との関係が出来上がる前に、不手際も多かっただろう。

 政治主導で物事を進めるという政権運営もボロが出て、メディアの強烈な批判も浴び続けた。

 結果として、次の選挙で民主党は大敗し、自民党の安倍政権に、より大きな実権を渡し、官僚も官邸主導による主要な人事権を握られ、イエスマンにならざるを得ない官僚システムに変質してしまった。。

 立法府の国会は与党勢力が圧倒的に優勢、行政は官僚にも睨みを利かせることができる。 司法も安倍政権に忖度する雰囲気に変質した。

 このような政権が続くことで、果たして日本の国家の将来像として良いことだろうか?

 メディアは一時、ねじれ国会であることを、何も決められない政治と批判したことがあったが、今の安倍政権を見ていると、見事に何でもありを許す政治に変質してしまったのではないか?

 あとは国民が、次の選挙で真剣に候補者を選ぶ目を持つことができるかにかかっている。

 

 
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加計学園問題で、官邸側の立場を擁護した岸博幸氏のコラムを読んでみた。

2017年05月28日 15時11分31秒 | 日記
 元通産相官僚で、今は慶應義塾大の教授になって、メディアにも経済評論家として顔が売れている岸 博幸氏が、加計学園問題で、本人曰く公正に調査した結果、黒幕は総理・官邸・内閣府ではないと、官邸側を擁護した論を主張している。

 筆者などとは考え方が違った観方だ。

 岸氏の主張は、特区を使っての岩盤規制に穴をあけるには、規制に守られた獣医師会や族議員をはねのけるためにも、「特に改革に後ろ向きな役所を説得する際には、“上の意向”“政治の意向”といったことはブラフとしてよく使います」と述べている。

 今養成が必要とされる獣医師は、家畜に広がる新しい病原体や治療の研究者であり、そういう対応ができる大学だろう。

 はるかに詳細に学部申請理由を提出した京都産業大学のような大学でないと、そのような獣医師養成はできないだろう。単なる獣医師養成のような加計学園では、新設の必要性がないと判断した文科省部内での検討に、官邸からの強力な認可要求のせめぎあいがあり、文科省内であのような文章が作成されたと思うのだ。

 しかし、獣医学部が存在しない地域に限り新設を認可するという意味不明の理由で、官邸主導の特区制度の名のもとに、今治市に加計学園の獣医学部の大学を認可する決定が行われた。

 このあたりの決定理由に、岸氏は政府と同じ地域限定方式で良しとしているが、果たして獣医学部の新設に,そのような理屈が必要なのだろうか? 学部の必要性の本来の理由については、岸氏は加計学園の正当性については述べていない。

 ただ岸氏は地域が限定し決定した過程に、疑問を挟む余地はないとし、官邸の特区制度の進め方に疑問を感じていない。

 しかも、土地の無償供与36億円はもちろん、建設費の約半分96億円を県と市で負担するという大盤振る舞いの誘致決定に関しても、岸氏は一言も触れていない。

 加計理事長と安倍総理は、腹心の供だと安倍首相自らも公言している。それだけに、「梨下で冠を正さず」だ。あらぬ疑惑のもとになりそうな行為を行うべきではないと筆者は思う。

 公正であると自信があるなら、前川氏の証人喚問を受けることにも、官邸はなんら拒否する理由はないはずだ。それを頑なに拒否することに、安倍首相に疑惑の匂いを感じるのは筆者だけではないであろう。

 あと岸氏は前川氏の情報漏洩は国家公務員の守秘義務違反ではないかと非難している。

 しかし、国家権力が犯罪を犯そうとしていることを知った時も、官僚に守秘義務があると非難できるであろうか?

 森友問題で、国会答弁に立った佐川理財局長の姿を見て、国民はあのような官僚で良しとするのだろうか? 知らぬ存ぜぬと安倍官邸をひたすら擁護する高級官僚の姿に、国民はこの国の運営を、安倍官邸や関係官僚に任せられると思うだろうか?

 国家の正義や公正が破壊されると案じたときに、敢然と国家権力に立ち向かうのは、国民の将来のために当然必要な行為であると筆者は思うのだ。


(東洋経済オンラインより貼り付け)

加計学園の報道されぬ真実、黒幕は総理・官邸・内閣府ではない!
岸 博幸:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
2017.05.26

 加計学園問題が続いています。国家戦略特区で安倍総理の「お友達」である加計学園だけが獣医学部の新設を認められたのは、安倍首相の意向が働いたか、内閣府の官僚が忖度したからだという主張です。2つの論点があると思うので、私が独自取材してわかったことも加えて、それぞれについて考えてみたいと思います。

◎「官邸の最高レベルが言っている」
「総理の意向」は本当なのか?

 第一の論点は、民進党や朝日新聞が明らかにした、文科省から流出したと言われている議事録調の文書です。内閣府の審議官が大学を所管する文科省に「官邸の最高レベルが言っている」「総理の意向」と圧力をかけたとされていますが、それは本当なのでしょうか。
 そもそも菅官房長官が5月18日の記者会見で発言しているように、総理の意向は“岩盤規制に風穴を空ける”ということだと考えられます。

 加計学園問題について言えば、口蹄疫などの感染症の発生の拡大を考えると、家庭向けはともかく産業向けの獣医の数は足りないと考えられるのにもかかわらず、大学の獣医学部の新設は52年も認められませんでした。獣医師の需給を所管する農水省とその族議員、その背後にいる日本獣医師会が反対してきたからです。獣医学部の新設認可は強固な岩盤規制だったのです。

 ちなみに、私自身が内閣府の人たち(ちなみに、話題になっているF審議官ではありません。彼は経産省の後輩ですが、守る義理も何もありませんので)に確認したところ、特区での他の規制改革に抵抗する省庁に対しても“岩盤規制に風穴を空ける”という文脈で同じような表現を使ったことはあるようです。
 これが大事なポイントで、自分の官僚時代の交渉の経験からも、特に改革に後ろ向きな役所を説得する際には、“上の意向”“政治の意向”といったことはブラフとしてよく使います。それは民間企業でも同じではないでしょうか。

 ただ、その場合でも、言質を取らせない慎重な物言いが得意な官僚が、「加計学園ありきが総理の意向」と先方に思わせるような発言をするとは考えられません。先方の議事録にそれが残ったら大変なことになるのは、火を見るより明らかだからです。
 したがって、前事務次官の前川氏がメディアの取材で発言しているように、もし文科省側が「内閣府は加計学園での獣医学部新設で圧力をかけている」と感じたとしたら、それは総理の意向というより、特区での成果を早くつくりたいという官僚特有の成果主義ゆえではないかと思います。

 ちなみに、前川氏はメディアで文科省が慎重だった理由として、「獣医師の需給を所管する農水省が獣医は足りていると言っていたから」と発言しています。これは正論にも見えますが、岩盤規制と既得権益を守る理屈にやすやすと屈しているだけですので、その程度の人だと多少のブラフでも恫喝と感じてしまうのでしょうか。

 また、前川氏がやっていることは明確に情報漏洩であり、国家公務員法の守秘義務違反に該当するのではないでしょうか。現役のときに頑張らず、今になってそのようなことを平然とやる人が、野党やメディアがさも勇気ある告発者のように扱うのは、ちょっと違う気がします。

◎「加計学園ありき」で国政は
本当に私物化されたのか?

 第二の論点は、共産党が明らかにした特区での獣医学部新設を決めた内閣府の文書です。最初の段階では自治体又は大学から特区の申請があれば特に限定なく新設を認める方針だったのに、最後の段階で「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認める」という文言が入ったことを示しています。
 その結果、加計学園と京都産業大学の2ヵ所が獣医学部新設に手を挙げていたのに、近隣の大阪に獣医学部がある京都産業大学は対象から外れ、加計学園だけが新設を認められました。内閣府は総理の意向を忖度して加計学園ありきの手続きを行った、国政の私物化ではないかという主張です。

 この点は重要です。実際、霞が関の省庁では、自分たちが仲のいい企業などに仕事を受注させるために、事業者を公募する段階で、その企業だけが適合するような条件を応募要件に加えて他が受注できないようにするというのは、よくあることだからです。
 その疑念から内閣府を含む数多くの関係者に取材を行ったところ、内閣府は、応募できる自治体・大学を限定することは特に考えていませんでした。もともと特区はできるなら最初の段階から全国展開したい(=複数の地域で実現したい)と内閣府は考えているので、これはある意味で当然です。

 ただ、規制改革を決めるときは、当然その規制を所管する農水省や自民党(=族議員)と協議しなければなりません。調べたところ、その調整の過程で「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認める」という表現を入れるという形でまとまったのが真相です。これなら半世紀にもわたって既得権益を守ってきた族議員も受け入れられるというギリギリのラインが、この表現になったのでしょう。

 さらに言えば、この表現を入れて方針が決まった後にパブリックコメントを募集したところ、日本獣医師会から「広域的に獣医学部が存在しない地域とは 1ヵ所、1校であることを明示しろ」という意見が出され、自民党の国会議員からも同様の要望があったので、最終的に獣医学部新設は1ヵ所に絞ることになったようです。
 つまり、結果として加計学園だけが認められる形になったのは、総理や官邸、内閣府の作為や責任ではなく、獣医学部の新設にずっと反対して今回も大反対を繰り広げた、自民党の族議員と日本獣医師会の意向によってなのです。

◎責任は総理や官邸、内閣府にはない
野党やメディアはもっとしっかりしろ!

 これらの事実から、いくつかの怒りを感じざるを得ません。
 第一に、野党やメディアは特定のところから提供される文書・情報以外の、別の角度からの情報をちゃんと自分で調査して、何が真実かを突き止めようとしないのでしょうか。私は上記の2つの縛りが入る過程に関与した国会議員の名前もすべて特定できています。私が個人で調べて把握できる程度のことも調べていないなら、あまりに情けないと言わざるを得ません。

 第二に、野党やメディアは岩盤規制の改革に抵抗する既得権益も取り上げて非難すべきなのに、総理の意向や忖度といった陰謀論を騒いでばかりいては、逆に既得権益を利することになっているのがわからないのでしょうか。

 今回の騒ぎで加計学園の獣医学部新設がなしになったら、最も喜ぶのは日本獣医師会と自民党の族議員の人たちです。普段は安倍政権に対して「成長戦略が中途半端」「改革が遅い」と批判しておいて、その一方で今回の件では結果的に既得権益側に加担するというのは意味不明です。

 第三に、特にメディアは結果的に自らの役割を半ば放棄してしまっているのではないでしょうか。
 メディアの役割は、権力の監視に加えて真実の追求のはずです。それなのに、加計学園問題でメディアがやっていることは、総理の陰謀シナリオありきのストーリーを前提にそれに適合する情報を報道するばかりで、何が真実かを明らかにしようという姿勢がほとんど感じられません。
 野党は与党を批判して追い込むのが仕事ですから、陰謀シナリオで騒ぐのは止むを得ない面もあります。しかし、メディアも同じことをやるだけで多角的に情報収集・分析して真実を明らかにしようとしないことには、危機感を感じざるを得ません。

 野党やメディアの加計学園問題での批判は、煎じ詰めれば安倍政権にはガバナンスが欠如しているという主張になります。しかし、野党やメディアの振る舞いを見ていると、彼らが権力を正しく監視しようとしていないので、結果的には社会のガバナンスこそが欠如してしまっていることを、自ら露呈しているのではないでしょうか。
 それこそが加計学園問題でもっとも憂うべき点であるように感じます。

(貼り付け終わり)
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前川前次官への下劣な個人攻撃をした菅官房長官に、阿修羅掲示板に書き込み殺到。

2017年05月27日 18時46分58秒 | 日記
 前川前文科省事務次官の記者会見での文書の存在は事実の発言に、官邸の菅官房長官は前川氏の個人攻撃の発言に、阿修羅掲示板には、菅官房長官に対する批判が満載。

 読売新聞を使っての、出会い系バーに通っていたという、官邸側からの下劣なリークに対しても、完全に官邸に対してブーメランの逆効果で、官邸や安倍首相、菅官房長官批判が殺到。

 今日はその一部を転載させていただこう。

 庶民の怒りを知るべきだ。 今度の選挙で自民党が悠々と勝てると思うのは大間違いだぞ。

 以下に阿修羅の書き込みの傑作を掲載します。、

 ◎ 魚の腐ったような眼をした菅義偉が「(前川氏は)地位に恋々としがみついていた」とすぐバレる嘘で人格攻撃。真実は、文科省の職員から辞めないで欲しい。残って下さいと言われていたが、前川喜平氏は「自分は最高責任者として全責任は自分にあるんだから辞めなくちゃいけない」と述べ文科省を去った。

 ◎ 官房長官「自身が責任者の時に、そういう事実があったら堂々と言うべきではなかったか」
それは佐川理財局長にも言ってもらわないと。

 ◎ 的確な反論もできず、個人攻撃を官房長官が堂々と行うようでは終わりだ。籠池氏の時もそうだが、権力側が個人を貶めようとする、人権問題だよ。
 「責任者として辞意も示さず地位に恋々としがみついて」←安倍の事ですか?

 ◎「菅官房長官は前川喜平・前事務次官についてを「地位に恋々としがみついていた」と厳しく批判した」とのことだけど、これって、どんなに不祥事を起こしても絶対に辞任しない安倍お友だち内閣の閣僚どものことじゃないの?

 ◎「自ら辞める意思を示さず恋々と地位にしがみついていました」って菅義偉自身の事ですか?
それを言うなら、過去文でなく、現在進行形が正しい文ですよ。
 私菅義偉と安倍総理は「自ら辞める意思を示せず、恋々と地位にしがみついたままで今にいたっております」と書くのが正しいですよ。

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前川前事務次官が見せた、安倍内閣への忖度する官僚ばかりではない、気骨ある態度。

2017年05月26日 12時56分36秒 | 日記
 昨日25日夕刻4時から開かれた、文科省前事務次官の前川喜平氏の記者会見は、狭い会場にメディアの人間が満席、蒸し風呂のような暑さであったという。

 しかし、筆者も会見のTV報道を見たが、さすがに前川氏は文科省のトップにいた人物という落ち着いた態度で、淡々と文書が存在していたことや、特区制度という政治の仕掛けで、問題の多い獣医学部を強引に認可せざるを得なかったいきさつ、そしてこの決定を止められなかった自分自身の大いなる反省を、冷静に話をされた。

 筆者は、今まで森友問題で、ひたすら安倍内閣に忖度する、財務省官僚たちのあさましい姿を見てきただけに、前川氏の姿は、全く目から鱗であった。

 前川氏の発言は、官僚として公正が貫けなかった無念さがあふれていた。

「意に反することを言わされている」

「黒を白にさせられている」

「あったことをないとは言えない」

「公正、公平であるべき行政の在り方を、歪められた」

「きわめて薄弱な根拠のもとで、規制緩和が行われた」
 
「内閣府の回答は最後通告に近いもので、『開学は決まった事だ』(と伝えられた)。そこに、総理のご意向という言葉も出てくる」

 また、出会い系バーに行ったことも、「TVの報道番組で知り、貧困女性や子供の実態を知りたいという個人的な思いで、数人の女性から話を聞くため喫茶店に連れて行ったり、少しのお小遣いを渡したことはある」と明言した。しかも「あくまで時間外の行動で、法に触れる筈はない」と。

 読売新聞が、あのような個人攻撃の記事を書いたことに、前川氏は蔑みの気持ちを表していた。

 国会の証人喚問があれば、出席する意思も表していた。 自民党などの与党は、あわてて必要なしと拒否しているが、本来なら野党が奮起して是非とも証人喚問を行う必要があろう。

 国民は加計学園疑惑の解明を望んでいるのだから。

 筆者は、5月25日が安倍内閣の崩壊の日の始まりと感じた。

 安倍一強と言われ、したい放題と勘違いしているのだろうか、加計学園疑惑はお友達への公的財産の優遇払い下げそのものなのだ。

 このようなでたらめが明白になり、自民党内も間違いなく安倍おろしが始まるだろう。野党も総選挙で、もっと多くの国民の支持を得るべく再度頑張ることだ。

 安倍内閣のお粗末な閣僚の数々の一掃、問題の多い共謀罪の廃案、改憲論にのめりこむ安倍政権の軌道修正、天皇ご退位の慎重な検討見直し、これを機会に日本会議に所属する議員たちの総チェック、などなど安倍内閣によりもたらされた国内政治の問題は数多い。

 ぜひ良識あるメディアと国民が一丸となって、再度日本の政治を正常に戻さなければならない。
 

(日刊ゲンダイ デジタルよい貼り付け)

「総理のご意向」文書を告発 前川前次官は怖いもの知らず
2017年5月26日

「文書は間違いなく本物。大臣や次官への説明用として担当の高等教育局専門課が作成した」――。メガトン級の内部告発だ。加計学園の獣医学部新設を巡る「総理のご意向」文書について、文科省前事務次官の前川喜平氏が25日発売の週刊文春で「本物」と認定。安倍首相の「威光」をカサに着た内閣府サイドの圧力の実態をブチまけた。前川氏は同日の朝日新聞にも登場、TBSの取材にも応じていている。

 当時の文科省トップが「正式な文書」と認めた記録を、勝手に「怪文書」と決めつけた菅官房長官は国民に詫び、首を差し出すのがスジ。ところが、前川氏の“風俗通い”をネタに今なお開き直った強弁を繰り返す。とんだ恥知らずだ。

■官邸はいまだに「怪文書」扱い

〈官邸の最高レベルが言っている〉
〈「できない」という選択肢はない〉

 居丈高な態度で筋の通らない要求を強引に迫る内閣府・地方創生推進事務局の藤原豊審議官らの発言記録を一つ一つ、前川氏は文春の取材に「事実」と認め、知る限りの経緯を証言している。

 8年間で15回も申請を蹴られた獣医学部新設のスピード内定の出来レース。安倍の「腹心の友」の希望通り、行政が歪められた実態を前川氏は「『赤信号を青信号にしろ』と迫られた」と表現。問題の〈総理のご意向〉という言葉については、こう語る。

「ここまで強い言葉はこれまで見たことがなかった。プレッシャーを感じなかったと言えばそれは嘘になります」

 そして「『これは赤です。青に見えません』と言い続けるべきだった。本当に忸怩たる思いです」と反省の言葉を口にしているのだ。

 文科省の当時の最高責任者がここまで腹をくくって証言した以上、首相の“腹心の友”への便宜供与を裏付ける文書の内容は、ますます信憑性を帯びてくる。

 ところが、安倍官邸は懲りない。松野博一文科相がお手盛り内部調査で、「文書の存在は確認できなかった」と発表したのをタテに、菅官房長官は「出所不明」の怪文書扱いを続けている。

「官邸サイドが裏で繰り返すのは、前川氏が政権に怨恨を抱いているとのレッテル貼り。天下りの組織的あっせん問題の責任を取り、わずか半年の任期で依願退職に追い込まれたことに、前川氏は恨み骨髄。ありもしない文書をデッチ上げ、メディアに持ちかけた『自作自演』のシナリオを吹聴しています」(官邸事情通)

 そこに追い打ちをかけたのが、例の“出会い系バー”常連報道で、官邸サイドは「あんなハレンチ漢の証言を信用したら痛い目に遭うぞ」と、メディアに妙な“恫喝”を加えているという。

「安倍首相が『私が働きかけて決めているなら責任を取る』と大見えを切った手前、菅官房長官らは“怪文書”と言い張るしかないのでしょう。とはいえ、文書の信憑性と次官の風俗通いは無関係。政権が強弁すれば、シロもクロになるような振る舞いは、『恥を知れ』の一言です」(政治評論家・本澤二郎氏)

■待ち受けるさらなる暴露

 前川氏は、年商812億円を誇る世界的な産業用冷蔵冷凍機器メーカー「前川製作所」の御曹司で、妹は中曽根弘文元外相に嫁いだ“華麗なる一族”の出だ。

 当然、官邸の横やりで天下り先を失っても困らないため、政権の裏側で何が起きているのか、その腐敗の真相を遠慮なく暴露できる。

 すでに「告白の内容はまだおとなしい。昨年12月に新設が合意に至る直前の“ご意向”圧力は特に凄まじかったようです。まだ表に出ていない文書もあるはず。前川氏は面倒見がよく、人望がありますから、歴代次官OBや“奇兵隊”と称する後輩の現職官僚も味方しています」(文科省関係筋)との声もある。

 民進党も前川氏の疑惑追及チームへの出席や、国会招致も視野に入れている。さらなる決定打が飛び出せば、安倍首相は政権発足以来最大の窮地に立たされる。

(貼り付け終わり)
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文科省の文書は本物と証言されても、安倍官邸は逃げ回るのか?国家のモラル崩壊の危機。

2017年05月25日 14時24分05秒 | 日記
 昨日のこのブログで、前川元文科事務次官に関しての、読売のお粗末な個人攻撃の記事を筆者は批判したが、官邸からリークされた、出会い系バーへ前川氏が行っていたという同じ内容のリークが、週刊誌の文春、新潮にも流されたようだが、筆者が予測していたように、週刊文春は前川氏に直接取材し、流出文書は本物だったと加計学園問題の疑惑を詳細に報道し、前川氏の証言を加えながら安倍官邸を告発している特集内容であった。

 週刊新潮は、前川氏が出会い系バーへ行っていたことを、その店に出ていた女性などに取材し、前川氏の写真などを見せて、裏どりを一応は行っていた。 しかし大した情報も得られず、官邸筋が前川氏を貶めようとする脅しに言及し、官邸のリークを謀略とする記事スタイルになっていたように、筆者は読んだ。

 今朝の朝日新聞が、前川氏に直接インタビューし証言を取り、改めてこの文書の内容の正当性を第一面に大きくスクープしていた。

 これを受けてだろう、国会での野党の質問も紛糾し、今日のTVのモーニングショーから始まり、一斉に文書の正当性を主張した前川氏の証言を取り上げている。

 筆者は思った。明らかに読売新聞を使った官邸の姑息なリーク手段が、完全に裏目に出てしまったと。

 朝日新聞は本気で、安倍政権の不正を告発する覚悟を決めていると見える。

 読売・産経などの政府の広報紙と化したメディアは別としても、ここで権力機関を監視するという、本来のジャーナリズムの精神に立ち返って欲しい。

 森友に続く加計学園に対する不当な官邸の優遇策という不正義疑惑は、国家のモラル崩壊の危機の兆候でもある。
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