会津駒ヶ岳（前編） 07/11/4

会津駒ヶ岳　(2132.4m)　　→　

 夏休みのテント山行のきっかけになったのが・・・木曽駒ヶ岳

私の好きな山は・・・甲斐駒ヶ岳

県内にも・・・箱根駒ヶ岳

 

ココで気になるのは・・・駒ヶ岳って、いったい幾つあるの？

北海道、越後、会津、・・・21個も有るそうですよ。

駒ヶ岳ハンターっているのかなぁ。

 

 最初からハシゴと急な登り。

頂上まで　４時間　なが！

我が家としては　超ロングコース。

尾瀬のような木道と湿原が素敵らしい。

でも一緒に行くことは無いかなぁ。

パタン。・・・私の胸に終いましたとさ。（数年前）

 

 が！

 

 私のお気に入りの方のレポでも見たのでしょうね。

ババちゃん、「私を会津駒ヶ岳に連れてって！」

私、「エエ～、長いよ！　行けるんか？」

ババちゃん、「知ってるわ。湿原を歩きたいの。これぐらい平気よ～」

 

もう一つのネックは、遠い！

このエリアは、キャンプ、温泉、スキーと何度か行ったけど

すべて泊りがけ。

長距離でも日帰りスキーをガンガンしてた頃がなつかしいなぁ。

首都高が距離別料金で値上げ前の今年はチャンスかな。

 

 パンドラの箱を開けてしまったババちゃん。

し～らないっと。

 

 私、「お山、行くよ。」

小春、「行っかな～い。」

私、「へぇ～、ババちゃんから『行こう』って言ったお山だよ。

ババちゃん、行っちゃうよ。一人でお留守番するのね。」

 

小春、「ババちゃん、本当に行っちゃうの？」

ババちゃん、「行くよ。綺麗なところよ。紅葉も見たいわ。

ぱぱ、行きたい子だけ連れて行こうか。」

小春、「行く！　ぱぱ、小春も行く！」　えへへへ

 

 会津駒は甲斐駒に似てますね。

いきなりの急登と、フカフカの落ち葉歩きは黒戸尾根そっくり。

 

その登りをモノともしないババちゃん。

相変わらずグズグズ言いながら付いてくる小春と私を

グングン離します。・・・おかしい。

私、「休憩しよう！　水分とって！」

声が届かないほど離されますよ。

 

夜走っていたときは星が見えていたのに

夜露でしょうか？　雲、ガスから垂れた雫でしょうか？

ど～んよりした雲。

シットリと濡れた落ち葉が足にまとわりついて、チョット嫌かな。

おっかしいなぁ。今日は晴れるよねぇ。

 

 急な登りも一息ついて、なだらかゾーンに入ると

早や！　姿が見えまへん。

小春、「待ってよぉ～。　待ってよぉ～。」

を繰り返しますけど、足はそんなに止まってないはずなのに。

う～ん、切れる前の電球でしょうか？　

やたら元気なババちゃん。

 

ババちゃん、「木が覆い被さっているこういう道が楽しいのよ。

この山、大～好き！」

調子こいて　バテテも知らないよ。

今日は　かもしか　ババちゃんに、変～身。

 

 ガスで代わり映えのない景色を右に左に同じ繰り返し

私、「あぁ～、飽きてきちゃったなぁ。」

ガスがさらに濃くなって木道が出始めた頃

雪がコンニチハ。

 

ババちゃん、「ガスで帽子がビッショリよ、小春にも被せて。」

私、「？？？」

私と小春、髪は濡れてまへん。

ババちゃん、頭から湯気を出しながら頑張ったようですね。(笑)

 

 楽しみにしていた湿原は

　霧氷

樹氷のオンパレード。

 

ピーカン天気と違った自然の芸術も素晴しいですね。

 

冬季閉鎖された小屋から最後の登りは雪山ですよ。

 

氷の世界から　えびのしっぽ　

 

雪の芸術。

 

あ～ん、まっ白け。

展望無しはブログを始める前に登った　大菩薩嶺　以来かな。

微風なのが救いですね。

 

 お～、　なんと予定の4時間を切ってます。

 

 （つづく）