to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

幸せになるための恋の手紙

2010-01-20 22:31:07 | the cinema (サ行)
原題 THE OTHER SIDE OF HEAVEN
原作 ジョン・H・グローバーグ「In the Eye of the Storm」
製作年度 2001年
上映時間 110分
原作 ジョン・H・グローバーグ
監督 ミッチ・デイヴィス
音楽 ケヴィン・カイナー
出演 クリストファー・ゴーラム/アン・ハサウェイ/ジョー・フォラウ/ナサニエル・リーズ/ミリアマ・スミス/アルビン・フィティセマヌ

遙かトンガの孤島に一人で旅立ったアメリカ人青年の、愛と冒険に満ちた実話を、ディズニー社が全米配給を手がけたもの。
ジョン(クリストファー・ゴーラム)は、アメリカの文化を伝えてほしいという要望に応えて、最愛の恋人ジーン(アン・ハサウェイ)を残し、たったひとりで遙かトンガの孤島に旅立った。言葉も通じない島で、ジョンの心の支えは、ジーンから届く手紙。“幸せになるため”に綴られたメッセージと、ふたりで誓った約束を胸に、ジョンはゆっくりと、島の人々と心を通わせていく。一方、アメリカに残ったジーンにも、ある変化が訪れようとしていた。ある日、いつもと同じようにペンを取った彼女は、ジョンに伝えなければならない、“大切なこと”を書き始めるのだった…。

日本未公開の作品ですが、「プラダを着た悪魔」でブレイク、
昨年は「ゲットスマート」でもキュートなところをみせていたアンの人気で、DVD発売となったものでしょうか?
が、これはアンは確かにかわいいけど、ラブストーリーではありません。
それどころか、アンの出演シーンはかなり少ない。
まず、この邦題に騙されてはいけません(笑)なんでこんな事するんだよ~デス。
ま、ラブレターは効果的に(笑)使われていますよ

今のように通信手段も発達していない1950年代に、苦労の末たった一人で赴任地のトンガの小さな島に赴く、
若き新米宣教師の奮闘記でした。
ラブストーリーだと信じて見始めましたが、少し観ているうちに気づきます。が、私は楽しめました。

現地住民に、コリポキ(胃の弱い白人)と呼ばれながら、
言葉の壁、文化の違いに挑み、彼らを受け入れ導き、また教えを請う真摯なジョンの姿は、
宗教を抜きにしてみても心のどこかを押されます。

島でジョンが出会う様々な困難。
それはやはりある程度は体験したものでないと今の私たちには想像もできない
自然の脅威であったり、避けられない自然の猛威であったり、
2年余りを過ごすことで起きる思いがけないロマンスであったり…

だけど、どんな事柄に対しても、それが理不尽なことであっても、
命に関わる事態であっても、
常に誠実に受け止め、
無欲でひたむきに生きる青年の姿が時にコミカルに描かれていました。
 初めてみたクリストファー・ゴーラム、清潔感があってぴったりだったのではないでしょうか
私は楽しめました

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