SHERLOCK: THE ABOMINABLE BRIDE
上映時間 90分
製作国 イギリス
脚本 マーク・ゲイティス/スティーヴン・モファット
監督 ダグラス・マッキノン
音楽 デヴィッド・アーノルド/マイケル・プライス
出演 ベネディクト・カンバーバッチ/マーティン・フリーマン/ユーナ・スタッブス/ルパート・グレイヴス/マーク・ゲイティス/ルイーズ・ブレーリー/アマンダ・アビントン/アンドリュー・スコット
シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンの名コンビが21世紀のロンドンを舞台に活躍する英国BBC製作の世界的大ヒットTVドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の特別編。
1895年、冬のロンドン。ウエディング・ドレスを着た妻の姿に驚愕するトーマス・リコレッティ。なぜならばリコレッティ夫人は、数時間前に自ら命を絶っていたのだ。ベーカー街221B。レストレード警部から夫が妻の幽霊に殺された、と事件の説明を受けたシャーロック・ホームズは、嬉しさを隠そうともせず、ワトソンとともに事件解決へと乗り出すのだったが…。
本編の前に「脚本家スティーヴン・モファットと巡るベーカー街221Bの旅」という、
ドラマメイキングを含んだ、BBCによる美術の説明などの特典映像が流れます。
コアなファンにとっては垂涎ものの興味深い解説、映像ですが、
この特典映像も本編内容も、ドラマシリーズを未見の方にとってはどうだったのか?
映画版としての公開に少し疑問が残りました。
舞台は本来のヴィクトリア時代のロンドン。
死んだはずのリコレッティ夫人の殺人事件の謎に挑むホームズとワトソンですが…
終わってみればこの事件、ヴィクトリア朝のコスプレも手伝って、
現在放送の朝ドラのヒロインが、女性が自立し経済力を身に着ける事への必要性と
環境を整えることに没頭していく、まさに同時代(日本は若干の遅れはあるけど)。
窮屈で動きにくい服装に、当時の女性の窮屈な想いが隠されていたように感じ、
モリーの男装というのも暗示的だと思えたのでした。
で、終盤はそうきたかーー。となるわけですが、
来年放送予定のシーズン4意識のラストになっていくのですが、事件よりもオチよしも、
マイクロフトのホームズ愛、ホームズのワトソン愛(笑)が最終的に印象に残りました。
まああとは、手話のシーンには笑っちゃいましたが
TVシリーズを未見の方でもココは素直に笑えるところかな
映像も凝っていて素敵でしたがDVDでもいいかも
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