松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

「女子力が経営の力」の研修に行ってきました②

2018年02月23日 21時03分45秒 | 

父 綴ります。

倉敷市内で昼食の後は、兵庫県の小野市下来住町の「農事組合法人きすみの営農」の視察です。

私的に、今回の視察の”メイン”だって期待をしていた研修先です。

参加募集案内に、「機械作業の主力オペーターとして30~40歳台の女性が活躍してます。」って、

「我が家の目指している経営目標」にピッタリでしたから。

(どんなふうにして、彼女たちに操作技術を習得させ、気持ちを鼓舞し、安全な作業をやってるんだろう。)

(「きすみの営農」て名前は、『キスミー』っていうのに掛けた、女性をイメージしてのネーミング?。)

 

午後2時半から始まった代表理事組合長「藤本さん」の、穏やかな説明口調に耳を澄ませました。

正面のプロジェクター画面と、手元に配布された説明パンフを見比べながら、聞き逃しをしまいって集中して。

H8年圃場整備工事の開始を契機に、H10年に営農組合を発足させて”農地を守るため”に「管理組合型」で運営。

H23年からに法人化に向けて検討調査、農家アンケートを実施するも、、。

担い手候補の男性たちは、神戸市や姫路市への通勤のサラリーマン。(農繁期だけの限定版の応援者。)・・・

”農作業従事の募集”を仕掛けてみても・・・、応募者は・・・。(絶望的な境地に。)

 

しか~しそこに、『天使が舞い降りました!』。

主婦二人が、農業未経験ながら応募をして来て・・。

役員会では、憂慮の意見もあったようですけれども、採用

(農家からは、『ワシの農地は、オンナに預けたのではない!の声もあったとか。)

でも、その二人の『いつかは家の田畑を守らなくてはならない。勉強する機会になれば。』の”気持ち”と”志し”

役員さん達の、”大様な気持ち”と”見守り”も合いまったのでしょう。

「農作業を手伝ってくれる、良い女性」の固定観念に縛られないで。

 

彼女たちの機械操作のきっかけは、新品トラクターの導入の折に、農機販売店の指導員に勧められがままに、トラクターに乗車。

その小さなチャレンジ心が、軽く快適にサーッて大地を耕していく心地良さ。

パワステでハンドルも軽くて、操作もオートマチック。

振り返ると、自分の腕前で耕された茶色の土跡が、結果としてしっかり目に確認出来て、達成感がいっぱいです。

 

「神戸新聞地方版」にも、『”女子力で農業守る”』の大見出し文。

”トラクター運転も挑戦”、”担い手として活躍中”の中見出し文。

運転席からの笑顔の写真も、大きくて。 すっご~い

 

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