松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

『女子力が経営に!」の研修に行けました①

2018年02月22日 20時27分26秒 | 農業

父 綴ります。

今年もこの時期に催される、「松江市認定農業者協議会」の1泊2日の経営改善・能力向上視察研修会に参加しました。

午前6時50分に「JAしまねのくにびき営農センターの玄関前」に集合した22名が、大型バスに乗って出発しました。

(例年の賑やかな4名が今回は欠席のため、恒例のセレモニーが始まらないまま、静かな出発でした。)

(バスの後部方面の座席には「話好き・嗜み好きなメンバー」が、自然と座るって形になってました、、。)

 

でも、出発後の事務局・竹谷会長の挨拶セレモニーがひとしきり済んだ後には、恒例の「農文協のDVD鑑賞」。

今年は、掘尾副会長の持参された「名人が教える野菜作りのコツと裏ワザ」が映されました。

(2日目も合わせて、1巻(78分)・2巻(108分)・3巻(60分)・4巻(80分)。)

私は、一番後ろの席に座ることになったので、何時ものK君の代理?に、、。

隣の三島副会長共々に、バス席半分から後ろの参加メンバーへの気配り役を、、。

 

午前10時には、倉敷市船穂町にある「ヤンマー㈱のバイオイノベーションセンター」に着きました。

一年半前に稼働したばかりとあって、新しく綺麗な施設でした。

軒高さが5mばかりの高い「中玉トマトを生産するハウス」では、

室内の空調は、ヤンマー㈱のLPGガスを使うシステムの「ガスヒートポンプエアコン」方式で管理。

ランニングコストを抑えて、長期間に渡って安定した品質の収穫が出来る技術の研究開発をしていました。

『1億円の設備とのことですが、トマトの一個は1000円くらいですか?』って会員が質問。

『研究所なので、販売の収支までは掴んでません、、、。』

 

隣の「いちごの高床式溶液栽培管理ハウス」では、人が移動して管理や収穫をするのではなく、

約50cm幅で長さ3m程の栽培ユニットベッドが、ハウス入り口の前面スペースに移動して来て。

数分の停止し中に、赤色になった「収穫適期のいちご」を人が摘み取り。

それが終わったら、次の栽培ベッドが電気制御によってハウス入り口の全面スペースにやってきます。

作業は、男性が一人でやっておられました。

人が行き来きする通路が必要なくなるので、通常の1.5倍の栽培面積を確保可能だそうです。

溶液肥料の施用や、摘葉の作業も簡易。

温度や日照のムラも避けられるので、病葉の発生が少なくて。

『金に糸目をつけなければ、やってみてもいいかもね。』

 

他の施設ルームでは、色々な色のLED照明での野菜の生育の研究。

別の部屋では、「高い学歴と感じる若い白衣の女性」が、

土壌の溶液を専門のスポイドで、ひと目で高価と思われる機器に架けるべく分析中でした。

 

ミーティングルームで説明をして、質問に答えてくれたのは、女性でした。

『ヤンマー㈱は、農業機械などのハード分野で培った技術やノウハウを活かして、

 ヤンマーグループ各社の技術を融合させて、新たなソリュージョンを創出します。

 社外のベンチャー企業や大学、研究機関と協働して、食糧生産の安定生産技術の開発を行います。』

(農業機械の製造や販売業者さんは、「小農や家族経営の排除・切り捨て政治」で、先行きは真っ暗ですもんね。

 「土地を何十町歩も集約して大型機械でやってオーライ農政」では、生き残るすべに頭を悩まされますもん。)

 

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