今年の4月に、空知太神社事件上告審判決の判例評釈を書きました。
(自治研究87巻4号に収録されています)
判例評釈のために、
札幌高裁まで訴訟資料を見に行ってきたのですが、
そのとき、現場まで足を伸ばしてきました。
現地調査の状況について、お話して行きたいと思います。
私は、札幌駅近くに宿をとりました。
札幌駅は、とても栄えた駅ですが、
JRの大ターミナル駅としては珍しく、徒歩5分圏内に
畑が広がっています。
(畑の所有者は、北海道大学という方です。)
さて、そんな札幌駅からスーパーカムイにのって
約一時間行きますと、滝川駅につきます。
札幌と旭川の中間くらいの場所ですね。
ここが砂川市空知太神社の最寄駅。
滝川駅は、砂川市の北隣の滝川市のターミナル駅。
問題の神社は、滝川市との境界近くにあります。
時間もあまりないので、とことこ歩き始めました。
当時、町の人は「おいおい、空知太が新聞に出てるぞ。最高裁判所だとよ。すごいことだ。で、なんでだ?う~ん・・神社がどうのこうのって・・東京から偉い先生も来たらしい」と、みんな?チンプンカンながら噂していました。
啄木の「空知川 雪に埋もれて鳥も見えず 岸辺の林に人ひとりいき」は明治41年1月20日昼過ぎ、小樽から釧路へ転職する途中あの空知太の橋を通過するときに詠んだものらしいです
隣町の美しい空知川河畔に、でかい石碑が建っていて「この近辺の風景をこよなく愛した国木田独歩の詠める歌(みたいな)」として、刻まれているのです。
気づいたとき焦ったでしょうね。
国木田独歩は小説「空知川の岸辺」という本を、書いたようですが、その石碑にはなんて刻まれていたのか、確認できません。どっちにしろ反省中。お手数ですが削除していただけたら幸いです。
何が書いてあるのか達筆すぎてうまく読めませんが、短歌は書いてありませんでした
空知太神社なども行ってみたいね、と話しています
カーナビが「富平神社」と示した所は鳥居に「赤平神社」!?。 誰かに聞こうにも、本当に人には全く出会わない。いったん空知太神社にもどることにしながら、あらためて先生のブログを読み上げていると「砂川市民と思しき釣り人」とあり。「あの(やや遠い)川まで田圃を超えて行ったの?」「う~ん・・ちがうんじゃないかなあ・・」
空知太神社に戻り、右の細道から下ってゆくと目の前に絶好の釣り場!ここだ、釣り人!
で、結局もう一度「赤平神社」へ。先生の写真は鳥居の形からしてここのはず。そして、社殿まで行って見ると「富平神社」!!
それにしても先生は北海道の3市(滝川市、砂川市、赤平市)踏破されたのですね。
楽しい一日でした。先生は作家にもなるべきだと思いました。肝心の訴訟についての理解はいまいちです。
※すみません。さきの3文削除希望です
先生の文章は読み上げると、詩のようでもあり、本当に素敵だと気付きました。では、これで。