毎日多くの方に訪れていただいているというのに、更新頻度がおちてきてすいません。
バタバタしておりまして、どうもすいません。
そんなわけで、今日は、全国の法学部で話題の5656どうぶつ将棋の話題をば。
実は先日、ひょんなことから片上大輔六段にお会いしました。
その際、
娘に「
5656どうぶつ将棋」を贈ってくださり、
まことにありがとうございました。
本将棋でいうと、歩兵が3枚と金銀各二枚に王将という戦力で戦うミニ将棋です。
どうぶつ将棋よりも、将棋に近く、本将棋でいうと、六枚落ち同士で戦う感じです。
奥が深く、時間はそんなにかからず遊べるし、
とても優れた将棋導入ゲームだと思いました。
ぜひ将棋がわからんが興味があるという方は、5656どうぶつ将棋から
はじめてみてください。
片上先生、どうもありがとうございました。
**********************
そういえば、先日、妄想時報を読んでいたら
こんな記事が。
**********************
大学研究室対抗本将棋 人間将棋に対抗
2013年4月20日、21日の両日、天童市では
春の風物詩、
人間将棋が開催される。
名前のとおり、甲冑を身にまとった人間が将棋駒になってプロ棋士が対局を行うイベントで、
会場は、天童市の桜の名所・舞鶴山(まいづるやま)の山頂広場。
今年は、一日目の対局が早水千紗女流三段対山口恵梨子女流初段、
二日目には、圧倒的な強さで来季A級参戦を決めた行方尚史八段と
棋聖挑戦・年度最高勝率で注目を浴びた中村太地六段の対局が行われる。
将棋好きで知られる九州大学東京社会科学研究所の木林森准教授は、
「今年の大局は本当に楽しみだ。おまけに二日目には、
昨年、熱戦の末、永世解説七冠を獲得した木村一基先生が解説を担当される。
おととし、香車役で参戦させていただいたが、
前にしか進めないのは、私にとっていつものことであり、
自然体で臨めた。
今年は中村六段の角になりたい。しかし、角換りになったら
序盤早々寝返ることになるので、行方先生の角になるべきか、思案のしどころだ」
と語った。
人間将棋は、主催者発表で5万人以上が集まる一大イベントで、
集客は、サッカーワールドカップ決勝や野球の日本シリーズに匹敵するという。
この盛り上がりに刺激され、研究室対抗で人間将棋を行う大学も多かった。
しかし、「俺は教授の駒じゃないんだよ!」とアカハラ相談所にかけこむケースも増え、
近年は、研究者らしく、「人間ではなく、本を使うべきだ」と考えられるようになり、
「本」を駒にした「本将棋」を行う大学が一般的になっている。
もっとも、「本」を駒にする場合、どの本を「飛車」や「王将」にすべきかが激論になることが多く、
指導教授の本を捨て駒にした、学長に自分の本を「桂馬」に採用するよう圧力をかけられた
などのトラブルも生じている。
こうしたトラブルを避けるため、
首都大学東京の木村研究室では、「小さくて、著者も随分前に亡くなっている」という理由で
岩波文庫を「歩兵」、
自分で書いた『憲法の急所』を「角」、
『キヨミズ准教授の法学入門』を「飛車」にするなどして、対局に臨んでいる。
ただ、こうした工夫にもかかわらず、対戦相手のカント研究の専門家に、
「よくもまあ、カント『純粋理性批判』を端歩にするなどということを思いつくものだ」から呆れられたり、
政治思想史の専門家から
「『リヴァイアサン』(ホッブズ著)と書いてあるのに、竜王でも竜馬でもなく
歩兵というのは納得がいかない」などと言われることも多いという。
今後も「本」将棋の発展から目が離せそうにない。
・・・・・・・・・というわけで、皆様もご一緒に、5656どうぶつ将棋、人間将棋、本将棋を楽しみましょう。