玉造稲荷神社の境内に、伊勢参宮の起点標がありました。
伊勢迄歩講(いせまであるこう)という企画で、これは 大阪
ユースホステル協会が 毎年、大晦日に実施しているようです。
コースを見ると、玉造から東へ真っ直ぐ 生駒山の暗峠(くらがりとうげ)
を越して 奈良へ入っています。
この道は奈良街道、古くから参宮道として利用されていました。
全行程170キロ、12月28日から 3泊5日で伊勢神宮に初詣で。
大晦日は寝ずに歩いて 年を越すという、なかなか 〝楽しそうな〟
企画です。一度参加してみたいですが、事前に そうとう
鍛えておかないと キビシイ でしょうね。
伊勢迄歩講
一日だけなら ともかく、
5日間 歩き続けるのは
ちと、大変でしょうね。
とくに、奈良から 三重県への
山越えは、以前 車で通ったことが
ありますが、ものすごい山奥の道
です。
松尾芭蕉も この参宮道を逆に 伊勢から
大阪にやって来たとか。
昔の人は、歩けたんですねぇ。