昔のSUVには現代のクルマにはない本質的なカッコ良さがある。おそらく、ルックスやオフロード車としての性能、そして現在の多用途向けクロスオーバー車とは異なる飾りのないピュアで無骨なデザインがそう感じさせるのだろう。もちろん、現代のSUVに比べたら欠点もある。だが、深いノスタルジーは残したまま、そんな欠点を消し去ることも可能だ。米国マイアミ州にあるFJカンパニー社は、トヨタ「ランドクルーザー」40シリーズに現代仕様の駆動装置とモダンな快適装備を備え、完璧にリビルドしたモデル「スポーツ」を発表した。最初に、金額についてお伝えしておこう。価格は9万ドル(約985万円)からで、オプションの数によって最終的な値段はさらに上がる。確かに高額だが、古くて貴重なFJ40を見つけ出し、レストアしてここまでのコンディションにするには、エンジンやトランスミッション、サスペンションがオリジナルのままでも、かなりの費用が掛かるものだ。自ら作業するとなれば、大変な労力と技術、それに工具や部品の調達が必要だ。FJカンパニーはあなたの代わりに全てやってくれるのだ。このFJ スポーツのベースとなるのは、1976年から1983年までの間に製造されたFJ40/43型のトヨタ ランドクルーザー。FJ43とは、FJ40よりもホイールベースが長くて車内が広いバージョンである。オリジナルのシャシーとスチール製ボディが使用されているが、すべて修復と再塗装が施され、まるで新車のような状態に仕上がっている。FJカンパニーは、オリジナルのエンジンは使用せず、トヨタ製「1FZ」型4.5リッター直列6気筒自然吸気エンジンを搭載した。この24バルブのエンジンは電子制御燃料噴射装置を備え、最高出力210hpを発揮する。トランスミッションは5速マニュアルにアップグレードされているので、高速巡航も快適だ。オートマチックも選べる。
FJカンパニーのサイト
一般的な自動車メーカーよりも良くできたコンフィギュレーターが用意されている
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