事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

佐藤亜紀2

2017-06-13 12:33:33 | 本と雑誌
スイングしなけりゃ意味がない
It does't mean a thing, if it ain't got that swing
英語でなきゃ意味通じない・・・ことはないけど歌詞にならん・・・こともないか、これはソニーがおいてたので即ダウンして読了

舞台は1940年代、戦争真っ最中のドイツはハンブルク、主人公は高校生で勉強はまあまあ得意な方(担当教師好みの答案を書けるという実用的な才能の持ち主)、オヤジが軍需工場をやってるので金には困らない、アメリカ映画とジャズが大好き、国家のために戦って死ぬなんて冗談じゃないと思っている
へえ!!である、だけど解説によればこれかなりの部分は史実らしい、当時のドイツではジャズとダンスが大流行だった、アメリカと戦争になってからラジオの音源は(BBCとかから)入って来たけど映像が入らなくなってユニークなダンスが創作されたとのこと、なるほど、さすがヨーロッパの大国、東洋の小国と違ってそんな状況でもけっこう余裕かましてたんだね、それに「愛国心」って押し付けできるもんじゃない、クドく言われれば言われるほど「ウザイ!!」ってなるのが子供というものだ、アハハそれだけはよくわかる(と思う、けっこう乗せられやすいタチだけど)

主人公と仲間たちはラジオから落としたレコードを密売して大儲け、さすがドイツ人は子供でも機械に強い、またそんだけ需要があったってのもエラい(何がだ)
仲間の一人が言う「2分半の曲を送るのに2分半かかるんじゃ遅い、一瞬で送れて向こうでは2分半の曲を聴けるというんじゃなきゃ」
2分半はちょっと短いけどそれ今じゃ当たり前になったダウンロードだね、さすがドイツ人・・・っていくら何でもこれはフィクション(だと思う)

どうやら無事に終戦を迎えたところでお話は終わってるんだが、形の上でナチスに協力せざるを得なかった彼ら大丈夫かな、戦犯として捕まっちゃうんじゃないのと心配したが、ハンブルク市民は諸般の事情で無事だったとのこと、そっか、連合軍もナチ党員をかたっぱしから戦犯にしたわけじゃなかったんだ、公職にはつけんくなったかもわからんけど、お役人や政治家になれないからって別に問題ないもんね(あるヒトたちにとっては問題だけど)

徴兵逃れの先輩はだうしたのかな?収容所送りになったユダヤ人の両親は助かったんだろか?(ムリっぽい)それだけがちょっと心残り
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