「家蝿とカナリア」、マクロイ作品をかたっぱしから読んでたがなぜかこれだけはどこの本屋にもおいてない、どうなってんだかと思ってたら先日丸善で無事発見、早速読了した、感想は「幽霊の2/3」に近いかな、犯人が気に入らん、あれと違ってしょーもないヤツだからじゃなく気の毒なヤツなので・・・おっと以下ネタバレ、未読のヒトは読んじゃダメだよ
芝居の最中に登場人物の一人が刺殺された、機会があったのは3人だけ、そのうち女は被害者と(金目当てに)結婚するつもりでいたから殺す理由がない、となれば犯人は男2人のどっちか、作者は若い大根役者の方に嫌疑をかけたいようなのだが、それがあんましロコツなのでこれはニセ犯人っぽい、もう一人はいい役者だがひき逃げで服役してたってところが何かわけありげ・・・実は私、最後までニセ犯人=真犯人ならいいと思ってた、そっちの方が驚いたのじゃあるまいか
細かいツッコミ、血中に酪酸は普通ないよ、ヒトもあろうにこの探偵がそこをまちがうわけはない、アセトンと言ってくれたまえ、他にも何かこのありふれた病気を誤解してるような気がするな、私は最初のちょっとした描写からもっと重篤な疾患のそれも末期じゃないかと思ってた、それでしっかり舞台映えのする役者が勤まるなんて奇跡だよと思えば別にそういうわけではなく・・・知らないヤツは強い(これも「幽霊」と同じ)
最後に一つ、カナリア、ちゃんと捕まえたろうな、外へ放り出したら死んじゃうって自分って言ってたじゃないか!
芝居の最中に登場人物の一人が刺殺された、機会があったのは3人だけ、そのうち女は被害者と(金目当てに)結婚するつもりでいたから殺す理由がない、となれば犯人は男2人のどっちか、作者は若い大根役者の方に嫌疑をかけたいようなのだが、それがあんましロコツなのでこれはニセ犯人っぽい、もう一人はいい役者だがひき逃げで服役してたってところが何かわけありげ・・・実は私、最後までニセ犯人=真犯人ならいいと思ってた、そっちの方が驚いたのじゃあるまいか
細かいツッコミ、血中に酪酸は普通ないよ、ヒトもあろうにこの探偵がそこをまちがうわけはない、アセトンと言ってくれたまえ、他にも何かこのありふれた病気を誤解してるような気がするな、私は最初のちょっとした描写からもっと重篤な疾患のそれも末期じゃないかと思ってた、それでしっかり舞台映えのする役者が勤まるなんて奇跡だよと思えば別にそういうわけではなく・・・知らないヤツは強い(これも「幽霊」と同じ)
最後に一つ、カナリア、ちゃんと捕まえたろうな、外へ放り出したら死んじゃうって自分って言ってたじゃないか!