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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

映像化正解

2017-02-12 10:15:49 | 映画
ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」昨日109へ行って来た、時間が合うのはそれしかなかったので2D吹替、別に文句はないというかごく普通に楽しめた

とにかくテンポがよい、祖父さん怪死→いろいろフシギな話を聞かされてたという回想→孤児院からのハガキ発見→島へのフェリーからハヤブサに挨拶→廃墟へ着くと子供たちがお出迎え→酒場での火付け騒ぎ(これをやらないと戦争中にタイムスリップという実感がわかない)→ミス・ペレグリン登場→爆弾が落ちて来る寸前に時間逆回し→翌朝21世紀の怪物が追って来る→ミス・ペレグリン捕まる・・・・

ここまで息つくヒマもない、以下映画版オリジナルの追跡劇とドタバタ戦闘が展開するんだがこのクダリを原作者が「これ自分が思いついたんだったらよかったのにな」だって、いや確かに台本作者ウマいと思う、無生物を動かせるという超能力が元ネタほどグロくないどころか思いっきりマンガチック、昔のことを教えてくれるお年寄りの使い方も効果的(殺されちゃったのはお気の毒)、空気を操る超能力が思いっきりパワーアップ(し過ぎ)、ちょっとだけ残念なのは怪人がジュディ・デンチ演じる鳥をさらわなかったこと、このヒトがどうなったのか元ネタでも以下次号になってるんだが映画ではなぜかフェイドアウトしちゃう

ただなあ・・・このタイムワープネタはちょっと安易だと思うぜ、過去を変えたので未来も変わった、だから祖父さんは死んでないって、おいおいそれじゃ典型的なタイムパラドックスじゃん、祖父さんいわく「旅の軍資金だ(それで時間旅行しろ)」、あのちょっと少ないんじゃないでしょうか(万札数枚)

だけどこうなると元ネタの続きますます気になっちゃうよな、だうなんですか金原殿?(原本買えばよいだろって?あ、それも手だね)