畑・野菜の記録

家庭菜園10年目の記録。

雑草の硝酸態窒素を測ってみる。

2018年02月08日 06時16分53秒 | その他
植物が窒素という栄養分を吸収すればするほど
余分な栄養分は植物体内に硝酸態窒素という形で蓄積される。
その硝酸態窒素は人間の体内では亜硝酸態窒素という有害物質に変わる。
この硝酸態窒素は日本の野菜には特に多いようで、規制値として取り締まりのあるEU諸国では
日本の野菜は食べられないのだそうだ。
実際の野菜は2,000から3,000 ppm程度の硝酸態窒素を含んでいるらしい。
ただ、現実には野菜としての効能は高く、
実害があるかどうか確かではない野菜の硝酸態窒素をことさら気にする必要もないのが現実らしい。

だからといって無視していいことでもないのは明らかなので
それを測ることのできるものを探してみた。


試験紙の色の変化で判断する「みどりくんN」

使い方はこう↓


各野菜の含有量が


実際に計ってみるのに畑のない道路わきの雑草を抜いてきて見た。

これをすりつぶして

絞って5㏄を45㏄の精製水に混ぜ

激しく振って

照合してみると
7~10㎎/L

計算式から 8㎎/L × 50/5 = 80㎎/L

さすがは野生ですね。

うちで使用している堆肥や有機肥料は急激な肥効はないものの
徐々に長く作用するので最終的にはかなりの養分を吸収している可能性が高いのでは?
事実追肥などする必要もなく野菜は成長する。(ネギなどを除いて)

実際にはどうなんだろうか?

ネギの窒素濃度を測ってみた。

おろして

絞ってみたけど、水分はなかなかでないですね。
やっぱりニンニク絞り器なるものが必要かな?

2㏄採れました。

50㏄に薄めて計ってみると

ほぼゼロのほうに近い色です。??。
なんだか色合いが違うんですけど
25倍してみても何ら問題ない濃度のようですね。

次は今食べてるキャベツ。

刻んで擂って

絞ってまずは2㏄で計ってみた。

(これちょっと当て方間違ってました。上の方が下のガイドと照らし合わせることになります。
7ぐらいですかね?)

ちょっとわかりずらいので

普通より多めにとって10㏄で計ってみた。

30~40ですね。
その50/10倍で175前後。
やっぱり問題ない雑草レベルですね。

これからもいろいろ計ってみることにします。

指の手術後の傷口は治ってきました。
もうしみたりしなくなったのですが、
動かしたり当たったりしたときの痛みが残っています。
やっぱり中に残ってしまったささくれのところが傷むようです。
細かい作業の方がやりにくいですね。
当分かかりそうですね。
皆さんのブログ、コメを残さない日々が続いていますが
ご了承を゚゚m(。_。;))m

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