怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

ひさびさにハチ行ってきました。 後編

2005-04-29 02:55:45 | food
時間が早いこともあって待ちは4人ほどですんでいますよかった。店外に並んでいるとあの刺激的かつ何とも言えないスメルが排気口から漏れ出てきます。久々に店にきた実感が徐々に湧き出てきます。

店中はバー調のカウンターのみの作りですが、やはり夜営業やるようになったせいか、調理場の棚とかの配置が異なってきている印象です。もっというと、お店のおばさんの髪型が普通のショートになっている点にも驚きを隠せませんでした。ちなみにメニューは、

カレー 900円
卵追加 50円
持ち帰りルー 700円

だけです。カツ載っかったりサラダついたりとかそういうものはナッシングです。一応人参の酢漬けは好きなだけ盛れますし、比類なき辛さのルーに至ってはテーブルのうえに置いてあって、お代わり自由となっています。安易に手出しすると自分に全て跳ね返ってくるという、恐いところのお嬢さんとお付き合いするような感覚をもれなく無料で楽しめます。

順番にならって着席をしたら注文です。といっても、ごはんの量・肉の量・卵の有無を言うだけです。今日は頑張ってごはんの量は普通盛りにしました。それでもココイチとの比較で350-400gくらいはありそうです。よく煮込まれたバラ肉がたっぷりと載せられ卵を入れて人参を添えて準備万端です。

卵の白身と黄身にスプーンを刺し込みカレー本体と混ぜて、混合物を口に運ぶ。。。

「ああ、このためにこの店に来たのだ」という至福の味。掛け値なしのうまさ。そして、舌から喉、胃に連なり居座り一秒ごとに肉体に侵食してくる、どんなスパイスを使えばこうなるのか、解析しようにも脳が瞬時にとろけてしまいできない突拍子もない辛さ。

スプーンが止まりません。いやほんとにうまいんですよ。バラ肉がその味の根源ですが、漢方系という表現できるのでしょうか、唐辛子だけでは出しようもないその辛さとマッチして最高のハーモニーを、、、。

って五口くらい食べる頃には、こんな悠長なことなぞなーんにも言えなくなる状態に陥ります。しつこいですが、とにかく果てしなく辛いからです。なんというか、スプーンを持つ手が変な痙攣を起こし、体中から、汗か鼻水か涙かなんか得体の知れない液体が溢れ出てきて止めるのも一苦労しだします。当然、水など飲んで気分転換なんて日には即終了してしまいます。経験ある方はわかるかと思いますが、辛さの程度がひどいものの食中の飲水は、ピリピリとした辛さだけ舌の上に残留させてしまい、全く食べようという気が失せてしまうからです。なので、ニンジンかじってなんとか気を紛らします。残り1/3を越える頃には痙攣の度合いがひどくなり、スプーンからぽろぽろとカレーライスがこぼれだします。当然汗だくで、タオルハンカチ一枚使い切るほど液体が流れ出ます。

そして、朦朧とした意識の中、支払いを起こして逃げるように店を立ち去ります。

時々この汗まみれの状態で自問自答してしまいます。もう50回近く来ているのに何をやっているんだと。

三日経ったら忘れてしまいますけど、、、。

この日は店を出たところで、室井佑月さんが並んでいました。お店の人によると、彼女も大阪仕事の時には結構いらっしゃっているとの事。まあ、好きになる人はとことん好きになる店ですからねえ、、。


で、この名店ですが、国道一号線南森町の交差点を南に向かって左側を進み、200mほど進んだ角にバイク屋があるので、そこを左折したところです。惜しむべくは月水金のお昼時しかやっていないので、その時間に南森町行けない方はまず食せないということでしょうか。

是非一度ご賞味を。枚方からも行きやすいですし。
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