怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

芦屋ハーフで次の一歩を刻みに

2006-04-11 07:24:00 | Un dou kai

タイムよかったもんなんで調子乗ってモブなんてやってしまいましたが、桜咲き誇る芦屋に行ってまいりました。そもそも、このレース自体篠山完走後の勢いで申し込んでしまいましたが、レースが近づいても今ひとつモチベーションが上がらないという状況。たしかにランについては05-06シーズンラストの大会、ですけど。篠山のような不安いっぱいのなかでの初フルとか、昨年11月の淀川ハーフのようなさすがに二時間切らないとまずいだろうとかいう、目標達成のための悲壮感みたいなもんがなかったからから、でしょうか。とりあえずは淀川ハーフの1時間56分を切るのが目標かな、と阪神電車に乗り込みます。

そういや電車で大会とか参加するのって大学時代のオリエンテーリング以来だな、と思い返します。マラソンとかでもクルマだったのは、、、いや1.5リットルとか2リットルとかのペットボトル持ってくから、だったりします。まあこうしてウォーターローディングとかやってしまっているとそのせいでスタート時には異様な尿意に襲われたりして非常に難しいところ。電車のなかで1.5リットルのボルヴィックそのままペットからのんでたら、乗客の皆様から異様な視線を頂戴いたしました。いいじゃねぇかちきしょうめ。

芦屋駅を下りると、、、狭い改札出口の地下通路で待ち合わせ組みが多数。いや、「改札前待ち合わせ」って心理状況なのは非常によく理解できますが、こんな狭いところってのでやってるせいで非常に改札出にくいし無駄にごったがえし。うーん。もう少し考えましょうよ、ねぇ。





じつは、会場の場所なんかよくわかっていませんでしたが、人の波に乗ってとりあえずついていきます。こういう惰性での道の歩みってじつは好きではなかったりします。ぜいたくものめ。会場着がスタート二時間前の午前10時。トラブルデスク直行。葉書着ていませんでしたが、あっさりとした対応にてリカバリ。混んでたらいやだからと早くでましたが、まるっぽ何もすることないまま待つことに。まあいいか。いちおうmixiのほうですこし変わった文章書くことにしたので、その草稿とか書いてたりしたりウォーミングアップしたりして時間をつぶします。

しかし、この大会。以前参加したに大会と全く雰囲気が違います。ゆるい、というわけではありませんけど、あたり一面気合めいた空気ではありません。もちろん花見季節全開だったのもあるんでしょうけど、家族で出るものとかあったりして、なんというかマラソン大会というよりかは運動会、みたいな感じでしょうか。





参加者名簿なんかは、産経新聞の号外とかいう形式で参加賞のTシャツと一緒に配布でした。協賛が新聞社だけあってこういうことになっているのね。そういやワタシの大学のゼミの同期に某スポーツ新聞社で構成やってる人がいますが、その彼はゼミ員の結婚式のときにカラーで結婚号外なんか作ってたな。あれは心底うらやましかったなぁ。俺のときもぜひってええ結婚決めるのが先だよはいはいもういいよ。で、今回ともに携えられるアイテムとしてこんな感じで。アミノバイタルとカーボショッツと、そして某所でリバイブスプレーなんて入手しちゃったんで持っていくことにします。この胡散臭いアイテムの詳細はこちらよりどうぞ


5kmの人のゴールを見てたり、ダンスライブみたいなのを見てたりしていると、時間もたってスタートが近づいてきます。すこし肌寒い時間帯もありましたが、列に並ぶとさすがに気持ちが盛り上がります。。。が、さっき行ったばっかなのに襲い掛かる尿意。たのむよー。ヨーイドンでスタートしますが、今回はスタートゲート通過が35秒。ハーフの参加者は1500人ほどとのことでしたが、この通過タイムは何気にうれしい。

コースに出ると、、道狭いよ。クルマ一台半くらいの道をひた走っていきます。いたずらにペース上がらないだけいいのかな。といいながらも、腎臓付近を気にしながらのランなので、無駄に力入ってしまっていたようでして、、、しかもトイレとか全くないし。勘弁してよーと必死に何かを忘れるべくなランで、結果的に序盤から飛ばしてしまうことに。


【5km:25'29 HR/AVR159】

いきなりのキロ5分ペース。ラップボタンを押した瞬間に、大丈夫なのかと何気に心配になる展開。やっぱ力み気味。まだまだ腎臓との戦いが繰り広げられてますが、基本的に芦屋浜団地の歩道橋とかをくるくる走るコースなんで、公衆トイレなんかやっぱりありませんがなもう。まあ走りだすと発汗作用や体内塩分との絡みで5km過ぎると少しだけ楽になってきたりします。それでもやはり走りに力みがあるのか、ふくらはぎが張ってきたりするのを太もも使ったフォームの再意識で修正を図りにいきます。8kmの給水でアミノバイタルを補給しペースアップします。


【10km地点:24'34 HR/AVR174 (10km 50'03)】

10kmの標識時点で時計がちょうど50分で心拍数はずっと177とか。この心拍ペースで走るのはさすがにしんどい。。。ですが視界に公衆トイレが入ってきて思わず心のなかでガッツポーズ。ロスは1分程でしたが、それくらいすぐに取り返してやる気持ちでペース上げていきます。みとけよ。

しかしながら今度は違う種類の敵があらわれます。だいたい12kmあたりでしょうか。急に体が寒気に襲われます。いくらペース速めとはいえまさかもう糖質使い切りやがったのか。なんで無駄に82kgもあるのにちきしょう。さっきの給水はやはりカーボショッツにしとくべきだったのか。次の給水まではまだ時間が、、、ということでリバイブスプレーを舌下にひと吹き。効果は、、、プラシーポくらいでもいいや。とか何とかしているうちに給水ポイントが。

腎臓さんへの負担がやっとなくなってから、ペースが速くなってたことは心拍計からわかっていたつもりではありましたが、15km地点でびっくりなラップが。


【15km地点:23'06 HR/AVR177 (15km 1:13'10)】

あーぁただでさえ糖質から消費していくレベルの心拍なのに、これじゃあと6km持たないよ。1分のロスを意識しすぎたのかな。5kmを実質22分なんてタイム、やったことないよもう。まずいなぁとか思い走り続ける好天の午後一時すぎ。給水が、、、いつまでたってもないっすよ。記憶では17kmあたりにあったはずなのに。残距離うんぬんよりも周回コースなんであとどれくらいでゴールかがなんとなくわかりますが、それがものすごく遠く感じます。しかもまた寒気してきてなんか力はいらないし。確実に低糖状態。心拍数180な状況になってくると、もはや脂肪はエネルギーになりえず、気持ちだけで体動かしている、そんな感じ。満開の桜で気が、、、紛れませんよそんなの。一応再度リバイブスプレーかけますが、、、だめっすね。どんどん追い抜かれていきます。くそう。


【20km地点:27'04 HR/AVR179 (20km 1:40'15)】

結局10-15kmで作った貯金を使い果たしただけというある意味くたびれ損。まあいいや会場近くでゴールまであと少しだし、、、と思いきや。。。あのさぁ。みんなしてそんなたのしそうにバーベキューしなくてもいいじゃんって言いたくなるくらいもうみんな肉焼きまくり。肉焼くスメルが嗅覚を劇的にいじめにかかります。まあたかだか最後の1kmの話なんで、なんとかふらふらになってゴール!しました。最後キロ6分かかりやがった。だめだなあというかかなりいっぱいいっぱいでした。


【ゴール:6'01 HR/AVR179 (21km 1:46'16 HR/AVR172)】

なんだかんだで淀川から10分短縮してのゴール!でした。ハーフ5回目でこれなんですけど、周りの皆様は初めてのハーフマラソンチャレンジで1時間50分あたりでゴールされる方々とかいらっしゃってて、案外弱気になりがちなんですけど。まあなんというか、この10分、素直に喜べました。やっぱ、こういう自己のEvolutionってすごくいいなと満足して帰路につくことにしましたルンルン。肩口と顔には塩がまみれててそれなりにしんどかったんだなと実感しました。着替えながら俺塩田プレイとかやってみようかなとかばかなことを思いついたことに関してはかるく見逃してやってください。





駅までの帰り道に、ようやく桜なんかじっくりと見つめる気持ちになりました。桜の下でのハーフマラソン、すごく環境としてはよかったな。来年大阪にいたらまた出よう。うん。もう出て行きたいけど。

で、レースの総括はまたやります。

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