怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

2008 高尾山天狗トレイル レース編

2008-10-29 07:41:31 | Un dou kai

スタートまでのウォーミングアップはいやなくらい十分、ではありましたが、いざスタートとなったらとにかく狭い道にランナーが集中。進む速度は決して速くないんですが、なだらかにそして徐々に傾斜がきつくなっていくなかでは、どんどん遅くなっていくのも致し方ないか。

しかし進まない。人のせいってよりも傾斜がちょっときつくないかな。少なくとも、走るレベルではなく、膝をおさえてトロトロ登っていくそういう感じ。なんか、山登りじゃねぇのかという気がしてきて、ポラールをみてもキロ9分とか12分とかの数字が出てる状況。まあ、両手使うような登りはないにせよ、走る時間帯は極小でどうやら尾根の上に。ここから下り、、、ってところで例の消防さんが放水ぷれい。

ダウンヒルの端にホースがあって、たしかにこれ踏んだら滑って転んで大惨事だわな。それは山火事の備えてとかなんで非常に大事な訓練なんでしょうけど、二箇所くらい水漏れしてぬかるみ作ってたのはいただけないぞ。泥はねて足汚れたし。

まだまだ曇天模様ではありましたが、予想外にもサンバイザーから水が滴り落ちるくらい水浸しというか発汗。暑くないのに、、、いや、二日降った雨で湿気が多いのと熱気とでこうなってしまったんでしょうか、さらに、虫除け枝除けのサングラスもくもってきたんでここは外してバックポケットへ。

3kmで給水地点。時計を見ると、、、36分とかそれくらい。いや、なんのハイキング登山なんだって言うペース。いくらなんでも遅いよなぁ、、、って、人がそんなにいなくてもこの傾斜じゃ劇的にタイムが伸びないのはわかってますが。しかしそれにしても登りが続いているせいで、太腿もちょっと厳しい。で、今回は、3km、10km、15kmの三箇所での給水ですが、二本持ったカーボショッツを早くも一本摂取。なんとなくの予感ですが、糖質の減りが今日は早そうな気がしたんでここで試しとこう、というところ。次10kmでとったらラスト8kmなしかよ、な展開ですが残り3kmで補給はいらなそうなんで多分これでいいでしょう。

給水を超えると、、、行列だよ。。。法律相談所かってくらいの行列。いや、行列なんてみたこたあないんですが、法律事務所なんでときおり怒号が飛び交ったりすごい音したりするところなんだってのは昔いたビルのテナントがお隣さんでさ、ってのはいいとして。

顔を上げて上を見れば、天にも登らん勢いの果てしなくアプ。脳内マスカラスのテーマがながれてきたよもうで、この時点で二時間でゴールなんて夢のまた夢。それ以前にそこそこ走るなんてもう無理な。実際この狭い道では後続いるんで止まれないし、太腿は痛くて仕方ないしで帰りたくて帰りたくてしょうがない。けどまだまだ登り続けろとかってメンタル擦り減りまくりで、もうどっかでリタイヤしてしまってああブログになんて言い訳書き散らかそうかとかマジに考えてしまうくらい気持ちが潰えていた時間帯。無理に湘南まで時間が無いんでこれはトレーニングだ割り切ればかやろうなんて思って泣きそうになりながら重力に逆らう動きを邁進しつづけます。正確にはエスケープする場所すらないんで、ひらすら進むしかないんですが。

とにかく登りばっかりで血管が切れそうなところで、ひと段落したのかなと感じたのが6km地点。まだラップ押してなかったんでためしに押してみると、、、


0-6km 1:16'04


このままだと全部で4時間も山の中にいないといけないのか、と思うとさすがに卒倒しそうになってしまいます。いや、いくら上り基調とはいえこのスタッツは、、、ねぇ。これで登りが終わるんならいいんですが何の保障もありやしねぇ。つーかそんなとこまで等高線読んで準備なんてやってないし。

(あとで調べたら、4-6kmで500mほど登ってたみたい。どういうことだ)

しかし、ほんとにラッキーなことにここで事態は好転することに。そんなこと期待はしてても計算なんてしようがないんで、恐る恐るのランニングですが、下りも交えてきてこれまでのようにとにかく登るだけっていうコースではなくなってきた気が。ただ、発汗量は多く、かるい渇水状態になるつつあるところでハイドロパックつんどきゃよかったなとかかるい後悔の念もなきにしもあらずでしたが、いずれやってくるというところで給水がある10km到達。

6-10km 23'34

途中のキロ表示が少しづつ間隔が狭まっている感覚のとおり、これまでの登りはなんだってくらいのいい感じのペースに。相変わらず下りは滑りやすく、かるい登りでも集中が切れかかりますが、二度目の給水とカーボショッツ効果からか、意識もちゃんと戻りってきた。もうリタイヤなんかしないよ。

一度行きで通った茶屋跡地なども通過して、レースも後半なんだなと思いながら登ったところが思い切ったオープンと給水。ペットボトルかりて自分で給水コップに水入れてガブガブやってましたが、飲みながら眼下にうかがう景色のいいこといいこと。ほかのランナーの皆さんが見とれているのを横目にそこからの下りを突進。
そのへんで15km通過。


10-15km 28'41


時折他のランナーの方と滑りますねーなんて会話が出来るくらいリラックス。まあ幅広いし。しかし、途中、沢の傾斜変換みたいなところの細い道で、、、いやみなさんけっこうなスピードで下っていくんですが、登りと同じく横に譲ることが厳しいってのにそんな幅狭めて走らなくても、ってペースで走るもんだからそれにあわせるととにかく太腿で衝撃を受け止めることもあってか、筋力が少しづつ弱っているのにあわせてブレーキが利かなくなってきます。もちろん、足首もちょっと力が入らなくなってきたよ。二度、三度、止まって後続のランナーに道を譲ってしまいますが、転ぶくらいならこれも仕方ない。いまさら1秒2秒争う時間でもないしさ。

狭い道もおわり、残り1kmって所まできましたが、、、やっぱ太腿にくるよなぁと下りなのにキロ6分とかのペースでのランニング。いやっちゅうくらいのぼらさせられて、けっこう疲弊しましたが、もう終わると思えばそれもいい思い出だ。まだまだ抜かれますが、もうそれはしょうがない。湧き水とかで顔とか洗ってリフレッシュして見えたところがゴール!!!しんどかったよ。さいご3kmで、23'12ですか。まあ仕方ないか。そして、、、


Total time 2:31'32


予定より相当かかってしまい太腿もかなりやばめでがありますが、まあ完走できたのでいいかと安堵します。

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