荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

夢の巻。

2016年10月18日 | 日毎ニュースに正義の理想を






お笑いコンビ【ピース】の綾部祐二が、活動拠点を米国・ニューヨークに移し俳優を目指す、との事。

もっとも、【ピース】自体は解散はしないそうですね。

やはり相方・又吉直樹との“格差”が、渡米を決意させたのでしょうか。

それにしても、モノ凄ぇ決断だとは思いますよ。

とりあえずニッポンに居りゃ、お金はバンバン入って来るし、オンナも寄って来る・・・。

そんなハッピーな環境を捨てちまうんですから。

そりゃ、失敗に終わるでしょう。

でも、チャレンジする事に意義があると思います。

僕は『やってみないと分からない』だの『やらないより、やって後悔した方が良い』だのカッコ付けた戯言は大っ嫌いです。

しかしながら、今回は猛烈に応援したいな、と。



米国で成功したニッポン人って誰がいます?

ま、今であればケン・ワタナベの名前を挙げるヒトが多そう。

実際、ケン・ワタナベって米国でどれ位有名なんだろ?。

ニッポン人って『ニッポン凄ぇ!』って思いたがるアホが多いじゃないですか。

そういうアホからすると

『ケン・ワタナベは全米で超有名なんだぜぇ~』

と喚きたいんでしょうね。

『イチローですらそんなに有名ではない』と聞きますから、それ程有名でもなかろう、と。

だったら、真田広之の方がメジャーではないかなぁ。





神田瀧夢なんてのも居ました。

米国中で超有名なスタンダップ・コメディアン、って触れ込みでした。

ところが、全然有名じゃなかったんですよね。

野沢直子も『誰?全然知らない』みたいな事言ってましたし。



ピンク・レディーや吉田栄作なんかも失敗組ですね。

一方で、工藤夕貴や田村英里子あたりは、比較的成功の部類に入りそうです。

しかしながら、失敗を恐れずチャレンジして頂きたい。

そういうヒトがひとりでも増えれば、国際社会でのニッポン人の立ち位置も変わるでしょう。

ニッポンという、村社会的で特殊な環境から、米国というグローバルな社会に踏み入れるのは、ホントに大変だと思います。

当然、人種や言語、イデオロギーの違いにも、思い悩むに違いありません。

どうか、それを跳ね返して下さい。



有名・無名問わず、夢を追うヒトは素敵だと思います。

僕自身は夢というモノを抱いた事がないので、余計そういうヒトを応援したくなるのかも知れません。



『現実が夢を壊すことがある。だったら、夢が現実を壊すことがあってもいいじゃないか』ジョージ・ムーア(英国の小説家・1852~1933)

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