荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

芝居の巻、ふたたび。

2015年04月14日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



先日、知り合いのオンナのコが舞台に出演するってんで観に行って参りました。

過去の記事。
芝居の巻。

芝居小屋は築地本願寺内にあるブディストホール。

その劇団はここ数年、同所で公演を行っております。

ところが昨年、観劇に行った時、僕は36時間くらい飲み続けていた途中でベロベロ状態。

公演が始まって10分後には寝ちゃいました。

酔いどれのオジサンが寝ているんですから、おそらくイビキもそれなりにうるさかった事でしょう。


さて、今回の公演ですが正直感心しませんでしたな。

モテないオトコが4人、山里離れたトコで合宿し、モテテクニックを学ぶ…って物語。

プロットそのものは面白そうなのですが、さに非ず。

物語がコロコロ変化しちゃうんです。

おそらく脚本を書くのに相当苦労した事と推察されます。

“難産”だったのでしょう。

そんなわけで、今ひとつ演者さんたちもノっていない様に見えました。


いわゆる小劇団っていうヤツ。

ほとんどの演者さんたちは、アルバイトをしながら活動を続けています。

芝居の世界ってのはよく存知上げませんが、有名になるにはほとんどが“運”頼りでありましょう。

スポーツやお笑いの世界は、ホントにホントに実力があれば頭角を現せると思うんですけどね。

そんな雲をつかむ様な活動を地道に続けている彼ら・彼女らのメンタルって強いなぁ、と。

そして“辞めドキ”はどんなタイミングで訪れるのでしょう。

不思議ではありますが、何ひとつチャレンジする事のない人生を送っている身としては、せめて応援を続けたいと思います。


『われわれは人生という大きな芝居の熱心な共演者である』ハンス・カロッサ(ドイツの医師/小説家・1878~1956)


最新の画像もっと見る