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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Tattoo You (Deluxe Edition) / The Rolling Stones

2024年07月30日 | クラシック・ロック

 

Tattoo You (Deluxe Edition) / The Rolling Stones (2021)

ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の1981年作品「Tattoo You」の40周年を記念して発売されたデラックス盤2枚組。1枚目はオリジナル・アルバム、2枚目には「Lost & Found - Rarities」と名付けられた未発表曲が収録されている。ちなみに82年ウエンブリーでのコンサートを収録した2枚を加えたスーパー・デラックス盤もあるが、そちらはまだ未購入。飢餓状態だった80、90年代頃には数多のブートレグにまで手を出してボロボロの音質のレコード盤にかじりついて聴いていたというのに、こうして毎年のようにいくつもいくつも発表されるようになると途端に出足が遅くなるという情けない状態…。実際「From The Vault」シリーズや、各デラックス・エディション、発掘ライヴ盤だって、昔なら擦り切れる程(CDなので擦り切れないが・笑)聴いたろうと思うが、今は流して聴く程度の熱の低さ。酷いファンだ。

「Rarities」収録の楽曲はブート時代からお馴染みの曲もあれば、全く初めて聴くものもあった。当時は粗悪な音だけでしか聴けなかった「Start Me Up」のレゲエ調の初期ヴァージョンなんて感涙もの。そもそもオリジナル・アルバム自体が当時お蔵になっていた曲を掘り起こして造られた寄せ集め。当時はそんな事情は知らなかったのでニュー・アルバムとして捉えて聴いていたが、当時純粋な新曲は2曲ぐらいしかなかったはず。それでも名盤と呼ばれるようになったのは、プロデューサーとしての彼らの技量でもあるし、10年そこそこのストックからの放出だったから違和感が無かったということもある。この盤はもちろん現時点で正規発売するためにオーヴァー・ダブされていたり改変されていたりするので、当時のままでないのは承知の上。でもやはりオリジナル・アルバムの「Lost & Found」というなら、せめてヴォーカルはランスルーや未完成でも全て当時のままのミック(Mick Jagger)の声でないとしっくりこない。いっそのこと、これらの曲(他のデラックス盤の未発表曲も含めて)を完全に現在のバンドのメンバーとミックのヴォーカルで新曲として録音し、つまり新「Tattoo You」としてニュー・アルバムにしてしまった方が良かったんじゃないか。と、贅沢なことを言ってみる。

ネット・ショップにて購入(¥1,805)

  • Label ‏ : ‎ Polydor
  • ASIN ‏ : ‎ B09CG5RBHZ
  • Disc ‏ : ‎ 2
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Steel Wheels Live : Atlantic City New Jersey (2CD+DVD) / The Rolling Stones

2021年05月01日 | DVD

Steel Wheels Live : Atlantic City New Jersey (2CD+DVD) / The Rolling Stones (2020)

あぁ、そういえばこれも買っていた。ストーンズ(The Rolling Stones)89年のアトランティック・シティーでのライヴCD+DVD。デラックス・ヴァージョン、LP、デジタルでも販売されている。記憶がおぼろげだけれど、当時米国のケーブル・テレビで放送されたんじゃなかったかな。それを基にした海賊盤が多数売られたタイトル。自分もTSPの「Atlantic City '89」を持っている。ゲストにガンズン・ローゼズ(Guns N' Roses)のアクセル(Axl Rose)とイジ―(Izzy Stradlin)、エリック・クラプトン(Eric Clapton)、ジョン・リー・フッカー(John Lee Hooker)という豪華スペシャル・ライヴ。ストーンズは昔からカメラが入ったり、ゲストを呼んだスペシャルなライヴでは気合の入った演奏を繰り広げるという分かり易いところがあるので(笑)、こちらのパフォーマンスも流石の出来栄え。

ガンズの2人と演った「Salt Of The Earth」はこの時がライヴ初演(「Rock And Roll Circus」除く)。ゲスト有りなので手探りな所も見えるが、なかなかの出来栄え。その後のツアーで演ったかどうか覚えがないが、もっとセット・リストに入っても良さそうな感じだ。

既に映像を蔵出しするシリーズ「From The Vault」の第4弾として翌1990年の東京ドーム公演が発売されているし(→そういえばこのシリーズ、何だか尻すぼみに…)、さんざブートレグで出回ったので新鮮味は少ないが、映像やカットはリファインされているそうで確かに綺麗。中学生の頃からストーンズの大ファンでありながら、この時期のストーンズは、音から、アレンジから、ライヴのバンド編成から、苦手だったので、当時も今もあまり気合を入れて聴くことのない空白期でもあった(初来日騒動時も蚊帳の外で、外国に居た)。

30年以上という長い年月が過ぎ去り、ようやくこの時期のストーンズも普通に観たり聴いたり出来るようになったかな。こうしてみるとミック(Mick Jagger)の溌剌さと声は変わらないが、キース(Keith Richards)がいかにも健康的で、笑顔を振りまき、はたまたちゃんと弾いていたんだなァと感慨深い。充実しまくっている様子だ。良いにせよ悪いにせよ、このツアーがその後のロック・コンサートの指標になったのは間違いない。規模はデカくなったが、全体がしっかりとオーガナイズされ、アーティストにとってはやりやすい環境が整ったはず(その代わりチケット代が高騰したけれど…)。ストーンズのこうした進取の気風や、メディアの扱い方(利用の仕方)などの先駆となった功績は計り知れない。

amazonにて購入(¥2,913)

  • Label : Eagle Rock Entertainment
  • ASIN : B08DC1ZBQ6
  • Disc : 3
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Voodoo Lounge Uncut (DVD+CD) / The Rolling Stones

2018年11月14日 | DVD

Voodoo Lounge Uncut (DVD+CD) / The Rolling Stones (2018)

ストーンズ(The Rolling Stones)のアーカイヴ・シリーズ、今回は94-95年のVoodoo Lounge Tourから、94年11月のマイアミ公演をノーカット+ボーナスで収録とのこと。このアナウンスを聞いて最初は「うーん…」となってしまった。自分は音源としてはブートレグ(海賊盤)の「Live At Joe Robbie Stadium」(TSP-CD-182-2・写真下左)で初めて聴いたのだが、その後正式にVHSやDVDでも発売されていて(写真下中)所有している。もちろんUncutという事で前回に未収録だった曲も収録されているが新鮮味はゼロ。当時はPay-per-Viewで放送されたのでゲストも豪華で(Bo Diddley, Sheryl Crow, Robert Cray)通常とは違い、オープニングも女優のウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)が登場するなど、ちょっとイレギュラーな公演だった。これならVHSとLDで発売され、当時画期的な完全収録だった東京ドーム公演(写真下右)を再発してくれた方が、などと思ってしまった(その後それも発売されるという情報も…)。今回は今までの「From The Vault」シリーズではなくなったとのことなので、どんどん過去のお宝を発売していくシリーズの先駆となる作品であればいいのだが。

  

映像の方は高名なDavid Malletが監督をしているというのは初めて知った。この監督はボウイ(David Bowie)やAC/DCのPVで有名。ライヴ映像としてはあまり仕掛けは多くなく、奇を衒うことがないので安心して観ていられる反面、面白みはあまりない監督というイメージがある。さすがにフィルムではないし、四半世紀前のビデオ映像なので綺麗になったとはいっても、どちらかというと画面がギラギラと派手になったという印象。でもファンサイトで映像比較があったので見てみるとビックリ。全然違う。これほど画質が向上しているとは思わなかった。カット割りも随分違って、数も多くなっていてせわしない。もとよりしっかり検証比較するような性格ではないが、自分の記憶の曖昧さにガッカリ(笑)。

ゲストの3人との共演は正直言って今ひとつな出来。当時気鋭のシェリル・クロウはこの後も何度か共演歴があるものの、元々キーがミックと全然合わないので、まともな出来になった試しがない(と個人的には思う)。ロバート・クレイはプレイこそOKだが、ミックがフライングしたのか始まりがぎこちなく…、今は亡きボ・ディドリーはそもそもジャムっぽい曲なので完成度は望むべくもない。ま、お祭りだから出てきただけでOKだろう。

自分は中学生の頃からストーンズを聴いているが、ライヴ初体験はこのツアー(豪シドニー公演)だったので思い入れもあるし、この頃のメンバーはステージ衣装も含めてイケていたので(笑)、一番好きなツアーかも。メンバーも創作意欲が旺盛で数々のプロジェクトをこなしていて脂がのっている。キース(Keith Richards)の演奏もまだ大丈夫な頃だ(ただしこの公演ではやらかしていて、”Uncut”というのに差し替えだそう・笑)。当時の彼らは50過ぎくらい。そうか、すでにそんなだったか。今の自分と照らし合わせると…、すげえオッサン達だな、やっぱり(しかも今も現役の爺さん達っていうのがまたスゴイ)。さて次は76年のパリ公演かネブワース公演なんてどうですか、社長(←ミック)。

amazonにて購入(¥4,642)

  • Region : 2
  • Disc : 3
  • Label : ユニバーサル ミュージック
  • 2018/11/09
  • Time : 173 分
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From The Vault : No Security. San Jose '99 (DVD+CD) / The Rolling Stones

2018年08月02日 | DVD

From The Vault : No Security. San Jose '99 (DVD+CD) / The Rolling Stones (2018)

ストーンズ(The Rolling Stones)の蔵出し映像シリーズ「From The Vault」。今回は1999年のNo Security Tourの最終、カリフォルニア州サン・ホセ公演。このツアーは、97年からのBridge To Babylon Tourのライヴ・アルバム「No Security」発売後にアメリカを廻ったもので、比較小さめのアリーナ会場で演ったツアー(全16公演)。途中、ミック(Mick Jagger)の体調不良で延期されていたサン・ホセ公演を最終に振替えている(MCでミックが謝る場面も)。このツアーはブートレグ(海賊盤)でも定番と呼べるものが無く、新しいステージ・デザイン、小会場、レア曲演奏、など当時からファンの間では”見たい度”が高かったツアーなのでまさに蔵出しで、期待度も高まる。

発売に関してはずっとこのシリーズの日本盤を担当していたWard Recordsがシリーズ途中にして撤退(苦笑)。何とも中途半端な事になってしまった。今まで日本独自のボーナス・トラックや入魂のライナーノーツなど力が入っていただけに残念。コアなファンの中にはこれでシリーズの背表紙が揃わなくなるとお嘆きの方も多いだろう(笑)。そういう自分は最初こそ頑張って日本盤を購入していたが、Tシャツとかの過剰パッケージや、あまりにもな価格差で途中からすっかり輸入盤に切り替えていた…(今回のこれは日本盤)。

オープニングで流されるメンバーがバックヤードらしき場所を歩く映像がカッコイイ(当時からこれが見たかったんだ)。89年からずっと続いた大仕掛けのスタジアム公演からシンプルでコンパクトな会場(といっても2万人弱収容)に変わったことでメンバーの躍動感が伝わってくる(チケットはかなり高かったらしいが…)。「Some Girls」「I Got The Blues」(イントロでは「Love In Vain」になりやしないかといつもヒヤヒヤ・笑)などのレア曲、この辺りから定番となるBステージでの「Route 66」「Get Off Of My Cloud」「Midnight Rambler」や、最近では珍しくなくなったが当時は衝撃だった”やり直し”(笑)など見所も多い。CD2枚組も同梱だが、Bステージ移行のブリッジ部分(JB's!)がカットされていたりと、これはやっぱり映像の方が楽しい。あれからもう20年近く経っているとは…。先日ミックは75歳(!)の誕生日を迎えたが、この時だってすでに56歳。驚愕…。

amazonにて購入(¥4,948)

  • Region: region2
  • Disc : 3
  • Label : ユニバーサルミュージック
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From The Vault : Sticky Fingers Live at The Fonda Theatre 2015 (DVD+CD) / The Rolling Stones

2017年11月02日 | DVD

From The Vault : Sticky Fingers Live at The Fonda Theatre 2015 (DVD+CD) / The Rolling Stones (2017)

何と(短いけれど)またツアーをやっているというストーンズ(The Rolling Stones)。先日発売されたアーカイヴ映像の最新作品、DVD+CDを予約購入。日本盤の寺田正典氏入魂の長文ライナーノーツは毎回読みたいと思うのだが、さすがにここのところ映像作品も頻繁に発売されてやや食傷気味で(ファンにあるまじき発言…)、日本盤のメリットもライナーノーツ以外には見当たらないので、今回もアマゾンUKでコンパクトなデジパックに入った輸入盤をポチっとしておいた。日本盤が発売されて随分経っているが、忘れた頃に到着した包みを開ける(これがまたちょっと嬉しかったりする)。

今回の作品は2015年に小さいハコで開催されたツアー初日の映像+音源で、1971年発売の名盤「Sticky Fingers」の収録曲を全曲演奏したとあって、当初はライヴのあった2015年にオンラインでスティッキーフィンガーズ収録曲のライヴ音源だけが発売された(写真下・もちろん購入)が、今回はそれらを含むライヴ全曲収録。

アルバム発売当時メンバーだったミック・テイラー(Mick Tayler)はもちろん参加しておらず、小気味良いロック・サクソフォンをブロウしていたボビー・キーズ(Bobby Keys)は2014年に鬼籍に入ってしまった。全米ツアー(ZIP CODE Tour)の先駆けとして行われたライヴだけにその出来が心配だったが、オンライン音源ではかなりしっかりとした演奏で驚いた覚えがある。さすが収録時はひと味もふた味も違うストーンズ(笑)。こうして完全版としてライヴの全体像が音と映像で見渡せるようになると、なかなか充実したスタートだったんだなと再確認。もちろんアジアを周ったツアーが前年にあったからなんだろうけども。

映像を見る。いつものライヴならオープニングに派手なギミックがあるのだが、ここでは普通にゾロゾロとメンバーが登場。これがとても新鮮。ミック(Mick Jagger)の超人っぷりや、キース(Keith Richards)の奔放な演奏はいつもの事として、この公演では思いのほかロニー(Ron Wood)のギターが活躍。ロニーが目を瞑って下の方のフレットで弾くソロってあんまり好きじゃないんだが、ここではなかなか太い音でソロをカマしていて好調。チャーリー(Charlie Watts)は見た目さすがに歳を感じさせるが、タイコやシンバルへのヒットはものすごくハード。新加入のサクソフォニスト、Karl Densonのキャリアは全然知らないが、かなり厚遇されていてビックリ。ただ映像の方ではラッパや、コーラス、キーボードの音はオフ気味で、ロックバンドとしてのストーンズに焦点を当てているようで好感が持てる。時折インタビュー映像が入るので、ライヴ映像としては流れが止まるが、音はCDがあるのでそんなやり方もアリかな。

今の若い人達がこの映像や音を聴いてどう思うのか知らないが(息子は「お爺さんやん!」と放言してました・笑)、この人達がいまだにショービズの最前線に居て、最先端のギミックを駆使してライヴやって、大金を稼いで、オッサンやオバサンを虜にしているのもまた事実。

 

amazon UK にて購入(¥2,473)

  • Format : NTSC
  • Language : English
  • Region : All Regions
  • Aspect Ratio : 16:9 - 1.78:1
  • Number of discs : 2
  • Studio : Eagle Rock
  • DVD Release Date : 29 Sept. 2017

 

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From The Vaults, From The Vaults 2 / 四人囃子

2016年11月11日 | ロック(日本)

 

From The Vaults / 四人囃子(2001)
From The Vaults 2 / 四人囃子(2008)

日本の伝説のロックバンド「四人囃子」の発掘音源をCD各5枚づつにたっぷりと収録したデジパック・ボックス・セット計10枚。ある中古CD屋で、パッケージの傷みがひどく、CD盤面に傷も多いという事で安値で投げ売りされていた。すでに名盤「一触即発」(’74)は聴いていたのですごく興味があったが、何と言ってもこちらはほぼ初心者。同時代に聴いてきたファンでないのはもちろん、後追いだって遅すぎるぐらいだったので、手に取ったもののすぐさま購入という訳にはいかず、レジには向かわず店を出た。

ただ何日経ってもふと思い出してしまう(笑)。←これ「買え」のサイン(自己基準)。もしまだ残っていて、検盤して納得したら買おうと、結局1周間後にもう一度店を訪問する。結果…まだ残っていた。頭の中で(¥1,280×2)÷10=¥256(/枚)なんていう意味の無い計算をしたりして自分を納得させ(笑)、レジへ。ただ検盤は…すっかり忘れていた(苦笑)。帰ってから包んであったビニールを剥がす。オォ、かなりの傷み…。盤面も無残…。冊子などは全部揃っているが、こんなマニアックで安くない商品(計¥20,000)を買う人がCDをこんな風に扱うなんて…なんて奴だ。でも幸い聴くには問題無く、ひと安心。

パート1はライヴ音源中心(収録内容はこちらのサイトに詳しい)。最初期の1972年から再結成後の1989年のライヴが中心で、その他に未発表スタジオ音源もある。初期のライヴを聴いてみても日本人離れした、早熟なバンドの力量が見て取れる。ハイ・レヴェルですごいなァ。

どういう経緯か知らないが別会社から発売されたパート2は、何といってもあの名盤「一触即発」や正式デビュー前の「ある青春/二十歳の原点」を含むスタジオ音源の未編集素材+さらなる発掘ライヴ音源。あの完成度の高いアルバムが、スタジオでのつぎはぎ作業で作られたものでははなく、しっかりとした構成で演奏されていた事実を知るだけですごい。

しかしよくこんな状態のマスター・テープが残っていたなと感心。当時の録音テープは劣化して癒着してしまったりとトラブルが多いと聞く。デジタル・リマスタリング作業もある意味"職人技"の世界だというから日本にも優秀なエンジニアがいるんだろう。海外の60~70年代に活躍したアーティストはどこまでやるのっていうくらい、微に入り細に入りアーカイヴが掘り尽くされているが、日本のアーティストでここまでマニアックなのはまれ(たぶん)。なかなかエポック・メイキングなボックス・セットだと思う。それだけの魅力を持ったバンドだったということ。まだ通して何回か聴いただけだけれど、これからじっくり聴き込もう。

中古店にて購入(各¥1,280)

  • CD (2001/12/21)
  • Disc : 5
  • Format: Limited Edition
  • Label : 有限会社PSC
  • CD (2008/5/24)
  • Disc : 5
  • Format: Box set, Limited Edition
  • Label : ダブルデア・パブリッシング
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From The Vault : Live In Leeds 1982 / The Rolling Stones  (DVD+CD)

2016年06月07日 | DVD

From The Vault : Live In Leeds 1982 / The Rolling Stones  (DVD+CD)

去年の11月に発売されたのに、すっかりレヴューを忘れていたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の蔵出し映像シリーズ「From The Vault」第5弾。これだけでも熱が冷めてしまってきているのが分かるが、本来なら隅から隅まで何度も繰り返し見るべき貴重な映像で1982年のイギリス・リーズ公演。寺田正典氏のライナーだけはとても読み応えがあるので、少々高くてもこのシリーズはそれ目当てで日本盤を購入し続けているのだが、もうそろそろその意思も途切れそうだ(リリース自体も打ち止めなのかな)。

1982年のツアーと言えば、今まで正式に発表されたことは無く、断片的な映像や写真でしか見られなかった貴重な物。自分は写真集などを眺め妄想し、レア曲を音の良くないブートレグ(海賊盤)で漁ったりと、長い道のりだった。ネットの有料配信で公式ブートレグとして音源のみが発売されたのが2012年。そして映像の発表がこの作品となる。ヨーロッパのライヴは日照の関係か夜でも明るいことが多いようなので、この公演が日中の公演なのかどうかは知らないが、明るい空の下で演奏されるライヴは今見ても新鮮。この頃すでにロートル扱いされていたストーンズだが、今見るとその溌剌さは”若い”としか言いようがない。

映像では、今から思うと(当時もかな…)「何じゃ、ソレ!」と突っ込みたくなるミック(Mick Jagger)のピタピタのアメフトパンツ+名前入りスタジャン+ヘアバンド姿(恥)や、薬は止めたという噂だったがどう見ても「現役」の、日の丸(!)ジャンパー姿のキース(Keith Richards)の佇まいなど、時代を感じさせてある意味とても面白い。ただ、”寄り”の映像ばかりなのは、会場で流されたスクリーン映像だからなのだとか(ステージの真上に設置してあるのが分かるが、ミックはスクリーンとかモニターとは呼ばず「TV」だと言っているのが時代を感じさせて面白い)。他にも、静かに立って演奏しているだけのように見えて実はファンの女性を狙っている(笑)ビル・ワイマン(Bill Wyman)(※)や、バンドの要だった故スチュ(Ian Stewart)のブギウギ・ピアノ、現在のバンマス、チャック・リヴェール(Chuck Leavell)との初共演、この時限りの参加だったサックスのジーン・バージ(Gene Barge)など見どころは多い。(※大人しそうに見えてビルの手当り次第の「万人斬り」は有名)

演奏はと言えば、ストーンズ特有の2つのギターがどっちが主導(リード)かが分からないような混ざり具合と、良く言えばジャムっぽい演奏、悪く言えばいい加減な演奏、それにキーボード、サックスなど他楽器との掛け合いが聴きどころ。現役時代と打って変わってビルのベースがブンブンとよく鳴るミックスもいい。この作品に限ってはCDで音だけ聴いていた方が、メンバーの佇まいに惑わされず、 このヨーロッパ・ツアー特有の疾走感を気持ちよく楽しめるかも。

amazonにて購入(¥4,642)

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From The Vault : Live At The Tokyo Dome (Tokyo 1990) / The Rolling Stones (DVD+CD)

2016年03月18日 | DVD

From The Vault : Live At The Tokyo Dome (Tokyo 1990) / The Rolling Stones (DVD) (2015)

おっと、ちゃんと予約して昨年購入したのにこれをレヴューするのを忘れていた。ストーンズ(The Rolling Stones)のアーカイヴ映像を蔵出しするシリーズ「From The Vault」の第4弾は、初来日時の東京ドーム公演。特に珍しくもない映像なので、正直発売が発表された時は残念感が先に来たが、世界的、あるいはバンド的に見たらキャパのでかい東京ドーム10公演を連日超満員にして異常な盛り上がりを見せた日本公演は記念碑的な扱いになってもおかしくはない。チケット争奪戦も凄まじかったこの来日公演、実は自分は参戦していない。当時東京に住んでいたにも関わらず。ちょうど公演時は兄が住んでいたオーストラリアのシドニーに長期居候するために来日直前に離日していたのだ(タイマー録画で来日公演のテレビ放送はVHSに録画した)。でも暇にまかせて遊びに行っていただけだから行こうと思えば日程をずらすだけ。1982年頃からではあるが、熱心なファンを自負しているにも関わらず、この時期は一番ストーンズに対して盛り下がっていた頃で、この一大イベントに全く乗っかることが出来なかったのだ。

来日に至る流れは追っていたので、もちろんニュー・アルバム(当時)や全米公演も音や写真、映像を含めて把握はしていたのだがずっと冷めたままだった。当時自分が一番ハマっていたのはニューヨーク、ロンドンの各オリジナル・パンクの後追いで、対極にあるキーボードたっぷりのビッグバンド的なストーンズの演奏にうんざりしていたこともある。再結成(といって差し支えない状態だった)したストーンズの演奏やアレンジ、プロダクションは明らかにミック(Mick Jagger)のソロ・ツアーを下敷きにしており、何だかしっくりこなかった(ミックのソロ・コンサートは名古屋市国際展示場に見に行ったが…)。ミックのコンサート衣装がダサかったのはこの時だけじゃないけれど(笑)、ニコニコと愛想の良いキース(Keith Richards)、下手くそな絵で個展まで開いてしまうロン・ウッド(Ron Wood)、装飾過剰なマット・クリフォード(Matt Clifford)やチャック・リヴェール(Chuck Leavell)のキーボード、何から何まで気に入らなかったのだ。シドニーで知人のオーストラリア女性と喋っていた時に来日公演の話になり「そんなにファンなのにわざと行かないなんて意味が分からない」とまで言われたことを思い出す(←ごもっとも・笑)。

で、今回の映像発売で久しぶりにそのライヴ映像を拝見(正確に言うとオフィシャル音源は既にネット・ダウンロードで聴いていた)。うーん、やっぱりダメだ…。のめり込めない。音だけならそうでもないんだけれど。ミックのあの「昨日床屋さんに行ってきました」的なヘアー・スタイルが駄目なのかナ(笑)。行かなかった事を後悔しているか?…ハイ、もちろんしています。ビル・ワイマン(Bill Wyman)を見逃してしまったことは特に(ビルはこの後脱退)。意地を張り過ぎたかも。結局、自分のストーンズ・ライヴ初体験は、1995年の「Voodoo Lounge Tour」のオーストラリア・シドニー公演までお預けになったのだった…。

シリーズの記事はこちら 1981年 1975年 1971年 

amazonにて購入(¥5,399)

  • Format : CD+DVD, Dolby, Limited Edition(2015/10/14)
  • Language: 日本語
  • Region : Region2
  • Size : 1.33:1
  • Disc : 4
  • Label : ワードレコーズ

 

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From The Vault : The Marquee Club (Live In 1971) / The Rolling Stones (DVD+CD)

2015年07月19日 | DVD

From The Vault : The Marquee Club (Live In 1971) / The Rolling Stones (DVD+CD) (2015)

ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の映像アーカイヴ・シリーズ「From The Vault」の第3弾。近年ストーンズの歴史的映像記録が次々と発表されているので、果たしてこのシリーズがどういう位置付けなのか、今ひとつ分かりにくいが、今回は1971年のロンドン、マーキー・クラブでのライヴ。これまたブートレグ(海賊盤)ではお馴染みだった映像で、テレビ・カメラで撮影された解像度のよくない映像をVHS、DVD-Rとフォーマットを変え、コアなファンが食い入るように見てきたもの。ライヴといってもテレビ撮影用で、客は関係者ばかりだそうで人数も少ない。ストーンズは69年(アメリカ)、70年(ヨーロッパ)とツアーをやったが、名作「Sticky Fingers」が発売されたこの年には短いイギリス・ツアーしかなかったので、これも貴重な記録だ。特に日本盤は必要なかったが、適価の輸入盤を探すのが面倒だったのと、このシリーズの解説は元レコードコレクターズ誌編集長の寺田正典氏が気合の入った著述をしているので、つい日本盤にしてしまった。

ラッパ隊の故・ボビー・キーズ(Bobby Keys)とジム・プライス(Jim Price)が加わり、グッと華やかになった演奏は、テレビ撮影という事もあって、やり直しがあったりと、ゆるい部分もあるが、遅刻してみんなをイライラさせたという無精ヒゲがふてぶてしいキース・リチャード(Keith Richard※)、ギブソンSGで流麗なソロを淡々とキメるミック・テイラー(Mick Taylor)、そして歌といい、態度といい、肌の艶といい、妖艶で、男もすなるという(笑)ミック・ジャガー(Mick Jagger)など、見どころは多い(←実際そういう噂があったんです)。みんな演奏中にウイスキーのボトルをかっくらうのも時代だ。緊張感には欠けていて、ライヴとしてはなんだか不完全燃焼だが、このタイトルがこんなに綺麗な映像で見られるなんて凄い時代だなァ。さぁ、ブートを処分しないと…(苦笑)。

※キースは70年代後半に姓を「Richards」(リチャーズ)と変えるまでは「リチャード」

第1弾はこちら、第2弾はこちら

amazonにて購入(¥4,242)

  • Format: CD+DVD
  • Language: 日本語
  • Region: リージョン2 
  • Disc: 2
  • Label: ワードレコーズ
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From The Vault : L.A.Forum (Live In 1975) / The Rolling Stones

2014年12月14日 | DVD

From The Vault : L.A.Forum (Live In 1975) / The Rolling Stones (2014)

ハンプトン’81」に次いで発表されたストーンズ(The Rolling Stones)の映像蔵出し第2弾は1975年のL.A.フォーラムでのライヴ。今回も珍しく日本盤(DVD+2CD)を購入。こちらも海賊盤では定番の映像だった。脱退したミック・テイラー(Mick Taylor)に替わって、まだ正式メンバーではないロン・ウッド(Ron Wood)がツアー参加し、ゲストにビリー・プレストン(Billy Preston)とオリー・E・ブラウン(Ollie E Brown)も参加。ソウルやファンクのエッセンスが加わってねちっこい演奏が繰り広げられる。化粧をしたミック(Mick Jagger)はセクシーで、この時期特有のがなりたてるような粗っぽいヴォーカルもあって、とてもワイルドな感じが楽しめる。自分がストーンズ聴き初めの頃は、あまりこの時期の演奏が好きでなくて、この後のヨーロッパ・ツアーを中心に記録した名ライヴ盤「Love You Live」もC面のエル・モカンボ・クラブでの演奏以外は熱心に聴かなかった。それが次第にこの時期のブラック・ミュージックを聴くようになって、周辺の音楽やアーティストと、ストーンズとの関わり合いが分かってくると、だんだん興味が湧いて、熱心に聴きだしたという感じ。

さすがにオフィシャルとあって素晴しい画質。当時のブラウン管映像が元なので、映像のリファインにも限界があっただろうが、ざらついて、色が飛んでしまったようなVHS映像を舐めるように見ていた身からすると、これで充分に幸せ。ステージ・セットを含め、彼らのライヴが音楽界の一大イベントだった様子がよく分かる。ガリガリに痩せたキース(Keith Richard)はどこを切り取ってもさまになっているし、元気ハツラツなロニーも微笑ましい。ビル(Bill Wyman)とチャーリー(Charlie Watts)は…いつもと一緒か(笑)。それでもビルの無表情に爪弾く摩訶不思議なベースラインはやはり興味深い。今年2月の来日公演で現ベースのダリル(Daryl Jones)のダサい演奏にかなりイラついて、今頃になって彼(ビル)の喪失感がさらに増幅されたので、けっこう耳がそちらにいってしまう。ボブ・ディラン(Bob Dylan)がストーンズについて「ビル・ ワイマンなしではただのファンク・バンドに過ぎない」なんて発言していたなァ(ファンク・バンドって訳分からんが…)。ゲストの2人は過去にも現在にもないくらいのフィーチャーされっぷりで、当時のミックやキースがかなり入れ込んでいた事が想像出来る。

このシリーズ、前作と今作の発表間隔が短かったので(クリスマス商戦用?)、次はどうなることかと思っていたが、今のところ第3弾の発表はなし。ファン心理としては次が早く知りたいが、同時にあまり間隔が短いと消化しきれないもどかしさがあって悩ましい。

amazonにて購入(¥4,819)

  • Format: CD+DVD, Limited Edition
  • Language: 日本語
  • Region: リージョン2
  • Size: 1.33:1
  • Disc: 3
  • Label: ワードレコーズ
  • DVD: 2014/11/05
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